日本のスポーツウェアブランドの特徴としては代表的なブランドはスポーツ用品メーカーがメインになっているというところ。特に野球やスキーアウトドアなど日本でも馴染みがあったり、バドミントンや卓球など、日本が強いスポーツの用品を主に扱っている傾向にあります。また一部の会社は海外のブランドライセンスを持つなどもしていますので、このブランドが?といったこともあります。
日本のスポーツウェアの歴史
元々スポーツは西洋から日本に入ってきました。当時の日本はスポーツ用品は海外からの輸入品だったそうで、その頃からスポーツ用品店も日本で誕生していったそうです。スポーツ用品メーカーの先駆けは「美津濃(現在のミズノ)」言われているそうです。その後1970年頃からスポーツウェアはファッションとしても注目され始め、アパレルや小物などスポーツ以外の業界からスポーツの分野に進出してきたことから、ファッション性の高い「スポーツアパレル」として出周り始めました。
ちょっと複雑な日本のスポーツウェアブランドの販売の仕組み
最近では、ネットなどの台頭により、ブランド(製造業)の直営店からみなさん直接購入ができますが、元々日本のスポーツウェアブランドやスポーツ用品ブランドは、製造業、卸売業、小売業と分かれていました。製造業と言うのはアシックスやミズノなど、皆さんがイメージするスポーツブランドです。彼らが作った商品を卸売業の人たちが、小売店に販売していくのですが、代表的なスポーツ卸売の企業は、ZETT(ゼット)、SSK(エスエスケイ)、モルテンといった会社になります。少しややこしくなるのですが、ZETT(ゼット)、SSK(エスエスケイ)、モルテンといった会社は自社でも製造しているので、ブランドとしても存在しているのですが、彼らのサイトなどをみてみると、様々なブランドを卸して(取り扱って)いることがわかります。
日本のスポーツウェアブランドまとめ
それでは、日本のスポーツウェアブランドをご紹介していきす。今回は用品ではなく、ウェアブランドの括りでご紹介させていただきます。
目次日本のスポーツウェアの歴史
ちょっと複雑な日本のスポーツウェアの販売の仕組み
日本のスポーツウェアブランドまとめ
ASICS(アシックス)
MIZUNO(ミズノ)
Dunlop(ダンロップ)
SSK(エスエスケイ)
Descente(デサント)
mont-bell(モンベル)
YONEX(ヨネックス)
SVOLME(スボルメ)
PHENIX(フェニックス)
CRONOS(クロノス)
LYFT(リフト)
Real Stone(リアルストーン)
suria(スリア)
日本のスポーツメーカーの取り組み
ASICS(アシックス)
日本を代表するスポーツブランドのアシックスは1949年に創業されました。競技用スポーツシューズえとしてバスケットボールシューズからスタートし、いまではランニングなどの競技用シューズ、アスレチックウェアからスニーカーなど幅広く展開しており、アパレルも製造。ライフスタイルブランドとして愛されています。特に有名なのがオニツカタイガー。ヨーロッパなどでは絶大な人気を誇っています。知っていますか?今では世界No.1のブランドNIKEの創業者フィル・ナイトは最初オニツカタイガーの品質の良さと価格に感動し、オニツカタイガーの販売委託契約を獲得していました。アシックスのシューズは世界でも品質の良さが認められているのです。
MIZUNO(ミズノ)
アシックスと並んで日本を代表するスポーツブランド、ミズノ。国内外で様々なスポーツの大会、イベントに協力する企業としても知られ、創業以来スポーツの分野に注力しています。野球や、一時期はサッカーのユニフォームなど全てミズノ製でした。ミズノからは非常に多くの種類のスニーカーがラインナップされているのですが、アシックスに比べてウェアの比率も高いのが特徴でスポーツに合わせたウェアを展開しています。
Dunlop(ダンロップ)
テニスやゴルフ、バドミントンで有名ですがスポーツカジュアルウェアも展開しています。「スポーツといっしょに生きる」を掲げ、全国にスポーツクラブを展開するなどスポーツ全体を支えるブランドとして存在しています。
SSK(エスエスケイ)
野球を主としたスポーツ用品メーカーとして有名なSSKは。実はヒュンメルやパラディウムなど海外ブランドの日本代理店も行っています。スポーツブラを中心にブランド展開しているJanestyle (ジェーンスタイル)など自社ブランドの商品展開やイベント、サービスを充実させることで、スポーツの持つ可能性を広げています。
DESCENTE(デサント)
スキーやスイム、サイクリングウェアなど数多くのスポーツに特化したウェアを展開しているデサント。デサントの名前で自社ブランドを展開する他、アリーナやルコックスポルティフなど一部の有名海外ブランドは自社ブランドとしてアジアでの販売を行っている他、一部のライセンス販売も行っています。
mont-bell(モンベル)
日本のトップクライマーであった辰野勇によって、日本で誕生した国内最大手の総合アウトドアブランド、モンベル。アウトドアアクティビティウェアを中心に取り扱っているので、春や秋の行楽などでアウトドアアクティーをする際はぜひモンベルをチェックしてみてください。
YONEX(ヨネックス)
関西のブランドが多い中、東京にあるのがこのヨネックス。ゴルフやテニス、特にバドミントン用品ではトップクラスのシェアを持つヨネックスですが、最近ではスノーボードでも選手が好成績を残すなど、有名になりつつあります。ギアのイメージもありますが、ランニングやウォーキングなどを含み幅広く展開しています。
SVOLME(スボルメ)
スポーツを更にかっこよくテンションを上げてプレーしてほしいという想いを込めて作られたスボルメは、フットサルとファッション生活を融合したスポーツアパレルブランドです。普段着としても使える、カラフルでオシャレなファッションセンスが特長。フットサルではカラフルなデザインで女性に人気のブランドです。
PHENIX(フェニックス)
フェニックスは、日本で誕生したジャパンブランドとして、当時の最新素材であるナイロンをいち早くスキーウェアに導入し、スキーウェアブランドとして国内シェアNo.1を誇り、高度な縫製技術のジャパンブランドとして代表選手もサポートしていました。その技術を活かして、最近ではアウトドアウェアや、alkphenixという街でも着られるウェアなど多岐にわたり展開しています。
ここからはフィットネスアパレル系のブランドをご紹介します。
CRONOS(クロノス)
日本で最も有名なフィットネスアパレルの一つといっても過言ではないクロノス。ブランドは2017年に誕生しました。とにかくウェアのラインナップが豊富で、そのデザインもスポーツウェアを言うよりはアパレルに近いものになっています。クロノスを展開しているワールドフィットでは他にもサプリやジムなどを展開し、総合的にフィットネスをサポートしています。
LYFT(リフト)
エドワード加藤さんがプロデュースのフィットネスアパレルブランドです。エドワード加藤さんは日本を代表するフィットネスモデルとして、クロノスのモデルをしていました。そこから自信のブランドを立ち上げたのですが、コンセプトはずばり、自身がトレーニングで着たいと思うもの。素材やデザイン、シルエットなど徹底的にこだわっており、アスレジャースタイルでも十分に着用できるウェアです。
Real Stone(リアルストーン)
こちらはヨガウェア。「心」と「身体」を心地よく結ぶをコンセプトに、日本人の体型に合わせて作られた、女性らしい、やわらかなラインを演出してくれます。ヨガウェアは、「心と身体を心地よく結ぶ感覚」を意識しており、ポーズをとって肌に触れても気持ちがいいことにこだわっています。
suria(スリア)
スリアはいち早く日本でヨガウェア・グッズ専門のオンラインセレクトショップを展開したのがはじまり。現在では企画、デザイン、生産を行っていますが、日本のニーズを反映させ、全てのウェア・グッズは日本国内、自社にて企画・デザインを行い、国内や海外の協力工場にて繊細な感覚と気配りの行き届いたオリジナリティあふれる商品をつくっている、まさにJAPAN MADEのブランドです。
日本のスポーツメーカーの取り組み
ASICSやMIZUNOはスポーツ業界で培った技術力を活かし、医療用のユニフォームをコラボで展開しているんです。アスリートと同様に柔軟かつスピーディーな動きが求められる医療従事者ににとっては、長年アスリートに対して培ってきた機能性やデザインノウハウなどがしっかりと詰め込まれたスポーツブランドの医療用ユニフォームは最適なようです。
いかがでしたか?
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