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ワイングラスの種類と選び方をしってワインを愉しもう

レストランやホームパーティーでもワインを楽しむ人が増え、コンビニでも手軽に買えるようになったワイン。ぶどうの品種や生産地、低価格帯から高価格帯までとにかく種類が豊富なのがワインの魅力でもありますが、ワインを飲む機会が増えても、家にあるコップで…なんてことはありませんか?コップで飲むことはないにせよ、ワイングラスは1種類しか持っていない、そんな方も多いのでは?じつはこのグラスがワインを美味しく味わうポイントなのです。ワイングラスの種類と選び方を知ってワインをもっと楽しんでください。

目次
1. なぜワイングラスには種類があるの?
2. ワイングラスの種類でワインの味はどう変わる?
2.1 ワイングラスの種類と味覚(舌)の関係
2.2 ワイングラスの種類と味覚(舌)の関係
2.3 ワイングラスの形と味わいの変化
3. 他にもあるワインの味が変わる要素
4. ワイングラスの種類の前にワインの種類を知ろう
5. ワイングラスの種類と選び方
5.1 赤ワイングラスの種類とブドウの品種
5.2 白ワイングラスの種類とブドウの品種
6. おすすめのワイングラスの種類
7. ワイングラスを選ぶときの注意点
8. ワイングラスもワインもお得に買えるショップ

なぜワイングラスには種類があるの?

ワイングラスの種類
Photo by Kelsey Knight on Unsplash

なぜ、ワイングラスには種類があるのか!?ずばり「味の変化」のためです。これは後でお話ししますが、ワインは空気に触れると味わいや香りが急に変化します。さらに、口の中をどう流れるかで味わいの印象もまったく変わってしまいます。なので、ワイングラスはワインの香りや味わいに大きく影響する重要なアイテムなのです。

ワイングラスの種類でワインの何が変わるの?

ワインの豊潤な香りと味を愉しむためのワイングラス。ソムリエ方がよくワインの色を見て、香りをかいで、クルクルとグラスを回して、また香りをかいで、、、そんな動作をしていますよね?そして口に含んでもすぐに飲み込まないで味わう。そうなんです、クルクルと回すと空気に触れてまた香り(味)が変わるのです。ワイングラスの種類の豊富さは、舌と鼻、そして空気に触れる面積が関係してきます。

ワイングラスの種類
zzPhoto by Zachariah Hagy on Unsplash

ワイングラスの種類と味覚(舌)の関係

まず、舌との関係ですが、舌は酸味・苦味・甘味・辛味・塩味の五味は舌の場所によって感じやすい味が異なります。例えば舌の両サイドは酸味、先端は甘味、先端の両側は塩味といった具合です。ワインで特に感じつのは酸味、苦味、甘味ではないでしょうか。例えば、グラスの口径が広く、全体にワインが入るタイプのグラスであれば早く酸味をキャッチしてしまうので、酸味が強く感じられるといった具合です。なので、渋いと思っていたワインもワイングラスを変えるとその渋さが気にならなかったりもするんですね。

ワイングラスの種類
Photo by Nathan Hanna on Unsplash

ワイングラスの種類と香り(鼻)の関係

続いて、鼻との関係は、香りです。口径の狭いものは香りが出てくる口が狭いことになるので緩やかに香りを感じますが、口径が広いものは香りが全体から出てくることになるので、より豊かな香りをすぐに感じることができるのです。

ワイングラスの種類
Photo by Richárd Ecsedi on Unsplash

ワイングラスの形と味わいの変化

そしてこの味わいの変化に関係するのが「空気」。先ほどワインは空気に触れると味わいや香りが急に変化するとお伝えしましたが、ワイングラスの膨らんだ部分「ボウル」の大きさや丸みが香りの変化に大きく作用しています。大きく丸みがあるからワインが動きやすく空気を触れさせやすい。ワイン(ぶどう)の種類に合わせてグラスを変えるのは、ぶどうの品種の特徴などもあるんです。

他にもあるワインの味が変わる要素

これはグラスとは関係のない要素ですが、ワインの熟成期間とワインの温度によっても変化します。熟成による味の変化はなんとなくイメージが湧きますよね?ではなぜ温度が関係するかというと、甘みやアルコールは温度が高い方が良く感じられるのですが、酸味や渋味は温度が低い方がより感じられると言った特徴があるからです。なので同じワインでも温度によって渋味を強く感じて飲みにくいと感じたりするわけです。熟成期間と温度というワイン本来の味の変化があり、そして空気の触れ具合や口に含む量と広がる香り、この変化を上手くコントロールをしてくれるのが、ワイングラスたちです。

ワイングラスの種類の前にワインの種類を知ろう

さてそれではワイングラスの種類についてお伝えしていきましょう。ワインは4つの分部類がありますが、大きく分けると赤ワイン、白ワイン。そして残りがロゼワインとスパークリングワインです。そして次にワインの原料となるブドウの品種が関係してきます。まずはワインとブドウの品種をみてみましょう。

ワイングラスの種類
Photo by Maja Petric on Unsplash

赤ワインのブドウの品種
カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、メルロー、マスカット・ベリーA、シラー、テンプラニーリョ、カルメネール、ガメイ、ネビオーロ、サンジョヴェーゼ、ガルナッチャ、マルベック

白ワインのブドウの品種
シャルドネ、アリゴテ、ソーヴィニヨン・ブラン、甲州、ソースリング、ピノ・グリ、セミヨン、ミュスカデル、マカベオ、バロミノ、フルミント

ワイングラスの種類と選び方

さてここでワイングラスの種類と選び方をご紹介していきましょう。最大の違いは、ボルドータイプかブルゴーニュタイプかです。「ボルドー」「ブルゴーニュ」というのは世界的に最も有名なフランスのワインの産地名で、ブドウの品種がどちらに属するかというのがわかると選択がしやすくなります、ボルドーワインとブルゴーニュワインはボトルの形状が違うため、選びやすいです。ボルドータイプは円柱型でブルゴーニュタイプはなで肩のボトルの形をしています。ワインの色に関しても赤ワインで比べると非常にわかりやすいのですが、ボルドーワインは濃い色合いであるのに対して、ブルゴーニュワインは淡い色合いをしています。

赤ワイングラスの種類とブドウの品種

ボルドータイプで使用される赤ワインの品種
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドで、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロが有名どころです。ボルドーワインの特徴はしっかりと力強い重厚な味わい。そして渋みです。渋みは熟成により柔らかくなるので、長期の熟成に向いています。合わせる料理としては牛肉など赤身肉がおすすめのタイプです。

ブルゴーニュタイプで使用される赤ワインの品種
ピノ・ノワールやガメイです。ガメイは効き馴染みがないかもしれませんがボジョレーワインの品種です。ブルゴーニュワインの特徴は渋みが柔らかく、酸味がしっかりしており、果実味が特徴。熟成していなくとも美味しく飲めますが、熟成したピノ・ノワールはさらに滑らかで上品な味わいになります。こちらは肉料理でも白系の豚肉や鶏肉、また魚介にも合わせやすいタイプです。

ボルドータイプの赤ワイングラス
卵形で縦長の形状をしていて、チューリップ型ともいわれるワイングラスで、香りが立ち、渋みがまろやかになるのがボルドータイプです。

ブルゴーニュタイプの赤ワイングラス
ボルドータイプよりも丸みがあり、金魚鉢のようなボウルの形状で芳醇な香りを楽しめるのがブルゴーニュタイプです。

白ワイングラスの種類とブドウの品種

基本的に白ワインもボルドータイプとブルゴーニュタイプにわかれます。

ボルドータイプで使用される白ワインの品種
ソーヴィニョン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル。赤ワイン同様に複雑な香りで重みのある味わい。長期熟成にむいているタイプです。

ブルゴーニュタイプで使用される白ワインの品種
シャルドネとアイゴテ。こちらも赤ワイン同様に香り豊かで繊細な味わいとなっています。

おすすめのワイングラスの種類

ブドウの品種ごとに最適なワイングラスは異なるため、飲むワインに合わせてグラスを選ぶようにしましょう。ワイングラスは、大きくボルドー型・ブルゴーニュ型・キャンティ型・モンラッシェ型・フルート型に分かれます。そしてワイングラスの種類はワインが注がれる部分(ボウル)の大きさにポイントがあります。と、言うのもワインがボウル内で空気に触れる『呼吸空間』によって、香りや味わいに影響を与えるんですね。赤ワインも白ワインも基本的なフォルムは同じなのですが、白ワイン用の方が小ぶりに作られています。飲む温度も関係するのですが、白ワインは赤ワインに比べて、飲み頃の温度が低いということが挙げられます。なので、できるだけ空気に触れさせず、温度が上がる前に飲み切れるように小ぶりに作られています。

ワイングラスの種類
Photo by Terry Vlisidis on Unsplash

ボルドー型
ボルドーワインの特徴はしっかりと力強い重厚な味わい。そして渋みです。この手のグラスはゆるやかなすぼまりのボウルによって、舌上でワインが横に広がるので厚みのあるボディを感じつつ強い渋みをやわらげます。

ブルゴーニュ型
渋みが柔らかく、酸味がしっかりしており、果実味が特徴のブルゴーニュ型は酸味が強くいため、大きなボウルで香りを十分に開かせてくれ、またワインが舌先に導かれることで、強い酸味と果実味とのバランスを整えてくれます。

キャンティ型
一番よく見かけるワイングラスがこのキャンティ型。汎用性が高く、世界的な試飲会でも使用されるグラスです。縦長でしっかりとしたすぼまりをもつスタンダードなボウル形状なので、「まず1脚購入したい」という場合は、キャンティ型を購入するようにおすすめします。舌先に導かれ舌の中央を直線的に流れ、果実味と酸味のバランスを整えます。

モンラッシェ型
ブルゴーニュ型のワイングラスのような、丸いボウルで香りを引き出しやすい形状になっています・ボウルの長さを短くすることで、繊細な果実味と柔らかな酸味を持つ、シャルドネから造られた白ワインに最適なワイングラスです。

フルート型
スパークリングワインやシャンパンにおすすめなのは、フルート型のワイングラス。シャンパーニュグラスという呼び名もされているこのグラスは繊細な泡立ちを長く楽しむため、幅が細く、高さのある形状のワイングラスで、ボウル部分が細長くなっているので、炭酸が抜けにくいのが特長です。ただ、力強い味わいのシャンパーニュには、香りや味わいを楽しむためにボルドーグラスやブルゴーニュグラスを用いる人も。

ワイングラスを選ぶときの注意点

ここで、どの種類でも必要なワイングラスを選ぶときの注意点をお伝えしておきます。

・無色透明
・ボウル部分に無駄な装飾がない
・大きすぎず、小さすぎない
・飲みやすい

色や香り、またはシャンパーニュの気泡を楽しむのがワイングラス。ガラスに色がついていたり、カッティングなどの装飾があるものはそれらを楽しむことができません。また、大きすぎると取り回しが不便ですし、小さすぎるとワインを回すことができなくなり、香りにも影響てきます。ワインはもちろん飲み物なので、飲みやすいということも最大のポイントです。数脚あるうちの1つにテーブルを飾るための装飾や色が施されたグラスをもっていて良いですが、まずは透明なワイングラスを揃えることをお勧めします。

ワイングラスの種類
Photo by Henri Joubert on Unsplash

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