いよいよ来週から12月に突入。今年も残すところあと少しとなりました。家族や気の合うお友達と一緒に過ごす楽しいひと時が待ち遠しいですね。
お正月は、華やかな食器・高級感のある食器を並べて、特別な時間を過ごしたいもの。器から合わせる料理など考えることが盛りだくさん!直前になってバタバタしないよう早めに準備して、楽しい年末年始を過ごしましょう。
そこで、今回は年末年始・お正月を彩る華やかで高級感のある食器をご紹介します。
おせち料理を引き立てる器たち
■日月紋 三段重5寸
おせち料理に使いたい、おしゃれな重箱
– 日月紋(じつげつもん) - 伝統の技が生み出す日本の美
漆器の使いやすさを追求し、伝統的な漆器の形を継承。漆は光沢の少ない種類を選び、金が引き立つ艶で仕上げています。紋様は『揉み散らし技法』により奥行きのある日月を表現しています。
「日月紋(じつげつもん)」は、太陽と月を対にして組み合わせた紋で、まさしく万物の象徴といえる象形をなしています。「日」は天照大御神(あまてらすおおみかみ)、「月」は月読尊(つきよみのみこと)を表し、古来の日本の自然崇拝の象徴ともいえる紋章です。
■ドット スクエアプレート(S)5枚セット
お正月料理をちょこちょこ盛れる小皿・豆皿
マットな質感の素地に、落ち着きのある輝きを放つ金沢箔。質感の違いで、日本の伝統文様「日月」を描いたシンプルなデザイン。メインとしても取り皿としても使える便利なサイズです。普段使いからおもてなしまで幅広く活躍します。
– ドット –
古代から意匠として使われてきた、太陽と月を象った「日月紋」。
そんな、人を魅了してきた「日月紋」を取り入れ、シンプルでありながら優美さを存分に活かしたデザインに。和洋を問わず絵になる、シンプルを極めたテーブルウェアです。
■鯛 鏡餅 珍味
縁起の良い、かわいらしい珍味入れ
伊万里焼「川副青山」
お正月飾りにはもちろん、餅部分が蓋物になっているので、おせち料理やおもてなしに使っても素敵です。“珍味入れ”とは、珍味を入れるための小さな容器。一般に蓋付きの陶磁器で、からすみ、このわた、うるかなどの酒の肴(さかな)を入れるのに用いられています。
新しい年は新しいお箸で
日本には、古くからお正月にその年に使う箸を新調する習慣があり、新しいお箸を使うことで、その年の無病息災を祈願する意味があると言われています。箸は「食べるのに困らない」、「沢山いただく」ことから、「健康」や「長寿」を示す縁起物と考えられていました。
また、昔は食べ物自体が神様の贈り物と考えられ、口に運ぶ箸先は人のもの、もう片方の端は神様のもの、箸には神様と人とを結ぶ“橋渡し”の役割があるとと言われ、使うことで神様に感謝を伝える、とされていました。
■箸・箸置きセット しずく
金沢箔の上にしずくが飛び散ったような瑞々しい文様、深みのある風合いの箸。持ち手側はたっぷりとした金箔を特別な技法で包み込んでいます。ペアでそろえて記念品や贈りものにも最適な一品です。
天然木を使用し、先端をできる限り細く仕上げることで細かなものもつまみやすい形状に。1つつ丁寧に研磨をかけ、箸の理想的なフォルムを追求。箸先には滑りにくい加工が施されています。
■市松 夫婦箸(金・銀)
金と銀の夫婦箸。金箔を職人が1本1本丁寧に仕上げた質の高さを感じる逸品です。
古くから服飾品や工芸品に用いられている市松模様。シンプルでモダンなデザインは普段使いから、おもてなしの席にも活躍します。
本体には樹脂を使用しているので、木製品と違って使い勝手がよく、お手入れも簡単なところも魅力の1つ。
■ささめ箸 2膳セット
日本の塗り箸の約8割の生産量を誇る、福井県小浜市の職人によって丁寧に作られている「ささめ箸」。
通常の箸よりも持ち代(握り部分)や食い先が細く、所作が美しく見えるだけでなく、お米の一粒までしっかりと掴み、お刺身や焼き魚、煮魚など魚料理にも適しているのが特徴です。
材質には厳選された鉄木と呼ばれる硬くて粘りのある木材を使用し、見た目以上の耐久性を兼ね備えています。
こちらの持ち代には、伝統的な黒と朱の色を施し、箸頭には金と銀の色を加え、わずかに華やかさを演出しています。
縁起の良い「とそ器」で新年の始まりをお祝い
お正月やお祝いの席などで使われる「とそ器」。普段あまり馴染みはないですが、揃えておくと場面が華やかに!
■朱巻紅白梅 盆付 とそ器
屠蘇器(とそき)とは?
お屠蘇(とそ)はお正月に無病長寿を願って飲む薬酒。
「屠蘇器(とそき)」とは、「お屠蘇」を飲むために使われる酒器のことを言います。
無病息災・商売繁盛・開運
動物縁起もりしお
商売繁盛や千客万来などの縁起担ぎや幸運を招くための浄化など日本に古くから伝わる風習「もりしお」を縁起の良い動物で。
日本屈指の陶磁器産地である岐阜県瑞浪市において作られた「動物縁起もりしお」。
「もりしお」とは、玄関の両脇や家の中に置き、商売繁盛や千客万来、無病息災などの縁起担ぎや幸運を招くための浄化、厄除けなど日本に古くから伝わる風習です。
今では玄関だけではなく、トイレや浴室の水周りや寝室などに置き、月に2回(1日・15日)の交換で手軽に日常生活へ取り入れることができます。
■鶴亀セット
●鶴 :「鶴は千年」夫婦仲が良く一生を連れ添うと言われ、長寿や仲良きことの象徴となっています。
●亀:「亀は万年」甲羅の模様が六角形であることから吉兆を表す図形。長寿や金運の象徴となっています。
■梟猫セット
●梟(ふくろう):実際に漢字では「梟」と書きますが、福籠(福が籠る)、不苦労(苦労知らず)とも呼ばれ、また首が回ることから周囲がよく見えるなど学問向上や商売繁盛の象徴となっています。
●猫:古くから人々に愛され、特別な力を持っていると言われている猫。「招き猫」に代表されるように福を招く象徴となっています。
センスの良い食器で新年も素敵な食卓を
今回は、お正月料理やお酒にぴったりの食器をご紹介しました。
新しい年こそ、お気に入りの食器を並べて気持ちよく1年のスタートをきりましょう。
由来や縁起ものの意味、作っている職人のこだわりを知ると、より一層楽しめそうですね!
ぜひ、お気に入りのアイテムを見つけてみてください!