顔タイプアドバイザーとヘアメイクアップアーティストが教える「印象を変える方法」で、顔タイプ診断士のぴょんさんとヘアメイクアップアーティストのありささんのお２人に顔タイプついて話を伺って参りましたが、後半はメイクやヘアアレンジで、全く違うお2人に変身！これであなたも印象操作ができるはず！
まずはおさらいから顔タイプ診断は女性は8タイプに分けられます。前回のお話では、ぴょんさんがキュートタイプ、ありささんがエレガントタイプだと聞きました。今回はそのお2人がメイクとヘアアレンジの力で、違うタイプに印象操作する様子をご紹介します。
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ーぴょんさん（キュート）さんタイプから、変身を見せてください！
ぴょんさん：はい、こちらがキュートタイプになります。
私がキュートタイプなので、素材そのものを活かす感じですね。特徴としては顔面の中に曲線を感じさせるパーツが多いので、アイラインを引くときやリップを描く時に丸い形（曲線）を意識しています。子供顔なので、眉毛も角を作らずに色の感じも薄めにして優しい雰囲気に仕上げています。子供はどちらかというとパーツの中でも目が強調されるので、涙袋を強調して目が丸く見えるようにしていますね。
私とありささんの顔を比較していただくとわかるんですが、ありささんは目の位置が中心に近い「求心顔」で、私はありささんに比べて離れている「遠心顔」なんです。遠心顔は子供っぽさを演出するので、キュートタイプの場合は私の目の距離感をそのまま活かすメイクにしています。服装もキュートタイプの印象に合わせて、女の子らしいピンクのざっくりしたものを選んでいます。
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ー涙袋と眉毛のお話が出ましたが、ありささん、描き方についてお聞かせいただけますか？
ありささん：最近は涙袋のメイクは流行ってたりするので描く方も多いのですが、目の下にハイライトを入れてあげて、薄めのパウダーで影を作ってあげるといいですね。アイシャドーを使ったりするんですが、肌より少し明るめのコンシーラーを塗ってあげてから、白だったり、パール系のアイシャドウを重ねてあげて、光が当たっている部分と影を作ってあげると立体的になって自然な感じに仕上がります。
眉毛に関しては眉頭の始まり方と眉尻と終わり方ですね。眉尻を細くしてしまうよりも、ぼかしてあげた方が印象は柔らかくなりますね。パウダーを重ねるときは色味を髪の毛の色や目の色よりちょっと明るくしてあげるとふわっとします。あとは眉山を少し黒目側に近づけてあげるとカーブが描きやすいので目安にしてください。
ー黒目の位置や目や髪の毛の色など、具体的に説明されると非常にわかりやすいですね。続いては、、？
ぴょんさん：ソフトエレガントタイプになります。
ーソフトエレガントということは、少しありささんのエレガント（大人ぽい）タイプに寄ったということですよね？
ぴょんさん：はい、エレガントタイプの方がより目鼻立ちがはっきりしていて、ハーフタレントさんに多く見られるようなお顔立ちですね。こちらはソフトエレガントなので、顔のパーツは柔らかい印象になってきます。８つのタイプ中でも中心に位置したバランスの取れたお顔なんです。ちょっとしたことで変わりやすいので印象操作をしやすいのが強みなんですが、お客様のお悩みとしては「特徴のない顔」と思ってしまっている場合が多いですね。実はソフトエレガントさんは道を聞きたい、受付にいて欲しいと言われる、優しくて声のかけやすさナンバーワンの顔タイプで、私は元がキュートタイプなので、この画像ではリップの縁取りをしっかり取ってキリッとした印象を与えるわりに、アイメイクはマスカラを使わず印象を柔らかくしています。
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ーマスカラをしないという選択肢もあるんですね！？
ありささん：はい、リップと目元は印象が強いので、目元もリップも強くすると、派手になりすぎてしまったり、舞台メイクのようになってしまうので、緩急を大事にした引き算メイクは大事ですね。この画像だとキュートタイプに比べて、眉毛がシュッと少しシャープに終わっているところ、眉山が黒目の外側にきいているのがポイントです。あとは、アイシャドウの質感ですね。このぴょんさんのソフトエレガントでは、パールっぽかったり、少し華やかなシャドウを使っていているんです。リップの色味は逆に少しマットなものを選んで大人っぽさが出ています。ソフトエレガントさんの大人っぽさと艶感を出すのに、ハイライトを入れるだけでも全然変わってきますし、本当に上手に印象が変わってます！メイクの印象と合わせた服にもポイントがあって、お洋服に直線があり、すこし張りのある素材感のものを選んでいるのでメイクとの相性もいいんです。
ー印象操作！！すごいですね！次の印象操作は、、、
ぴょんさん：フレッシュタイプになります。
ー随分印象が変わりました！フレッシュタイプさんはどんな特徴があるのですか？
ぴょんさん：フレッシュタイプさんは子どもタイプという意味では、キュートタイプと同じなのですが曲線と直線が両方入っているというタイプになります。私は曲線のキュートタイプなので、曲線を消していく、もしくは直線を足していくようにしています。フレッシュタイプは広末涼子さんや石田ゆり子さんをイメージしたいてだくとわかりやすいんですが、メイクを極力しないのがその人が輝くというお顔なので、今回私も一番メイクの分量を少なくしています。ただしノーメイクには見えないようにしたいので、色で遊ぶメイクをしています。フレッシュタイプはフレッシュという名前の通りフルーツのような印象なので、目元のアイシャドウに黄色を入れていたりしています。髪の毛をボブにしていますが、そもそも子供タイプの方はは短い方が似合うと言われているんですね、これは顔の横にボリュームがある、丸顔だったりするので。そこで、今回はヘアーにもアレンジを加えてみました。
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ーメイクを極力しない方がその人が輝くという顔タイプがあるのも興味深いですね！
ありささん：見ていただくとわかるのですが、直線足したということで、眉毛が短くなっていたり、幅が狭かったりしてるのと、リップの色味も健康的なカラーを選んでいるので、若々しく、それこそフレッシュな印象になっていますよね。あとは、目元に直線を取り入れたと言っていたので、少し横長に描いていますよね、その辺りの曲線を減らして、直線を足している取り入れ方はすごく上手に仕上がっています。
ー顔タイプ×メイクの印象操作がすごいですね！続いてありささんの印象操作も見せてください。
ありささん：はい、まずこれは私のエレガントタイプになります。
ありささん：ポイントは髪型をすこしカーブで曲線を出して、服もつるつるのサテンシャツにして曲線的な柔らかい印象にしました。エレガントタイプは大胆な柄が似合うので、柄は豹柄を持ってきました。眉毛もすこし細めでなだらかな山を作って長めで、リップは深みのある色を選んで締め色にしています。服を軽くしている分メイクは落とすというか締める感じにしていますね。
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ぴょんさん：子どもタイプのわたしにはない彫りの深さが大人タイプであり、エレガントタイプのありささんの魅力です。眉間の幅が狭く、眉毛の入り口も私と比べてカクッとしている直線の印象で、ヘアーはゆるく大きく巻かれて曲線の印象もキープしてもらうことでありささんの元々の良さ、魅力が強調されていると思います。
ー眉毛とリップは印象を変える上でかなりポイントになる部分なんですね！続きも気になります！
ありささん：これはアクティブキュートですね。
ー全然印象が違いますね、これはぴょんさんのソフトエレガントの逆で、ありささんがぴょんさんのタイプに寄せているということですよね？
ありささん：そうです。まずは服装をスウェットにしてカジュアルさを出したことと、髪も先ほどのエレガントタイプより、もう少ししっかり巻いています。ただ、しっかり巻いてあげるだけだと、私の場合は曲線やカジュアルさが弱いので、お団子を作ってヘアアレンジをして、曲線、丸さを強調して加えていますね。リップと目元はオレンジを足して明るくトーンアップさせています。眉毛は本当であれば、もう少し短くした方がキュート感が出るんですが、私の顔のパーツで眉毛を短くしてしまうと全部がコンパクトになり過ぎてしまってバランスが悪いので、若干太めに描きながらも、長さだけは少しだけ長めにしています。
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ー自分の顔のパーツをマイナスにせず、ヘアアレンジなどを加えて他の部分を強調してバランスをとる。プロの技ですね！
ぴょんさん：エレガントタイプとアクティブキュートタイプは全く印象が違うように見えますが、実はアクティブキュートさんとエレガントさんには相関性があるんです。2枚の画像のありささんを比べるとわかるのですが、夜と昼の印象っぽく見えませんか？それは「パーツが大きい」という部分が共通しているんです。なので、エレガントタイプさんがカジュアルな印象にしたい（着こなしたい）時は、アクティブキュートさんに寄せて、逆にアクティブキュートさんが仕事に行く時はエレガントさんっぽくしていくといいですよとアドバイスさせていただいています。パーツが大きいのでパーツに重点を置くメイクにするといいんですが、全部を強調してしまうとくどくなってしまう。その点ありささんは遊びの置き方やバランスがさすがといった印象です。
ー別人！といった印象でしたが、顔タイプの理論で教えていただくと相関関係がある！それにも驚いています（笑）
ありささん：また違った印象のクールタイプです。
ークールタイプは顔タイプの中でも一番大人で直線のタイプのパキッとしたタイプですね！
ありささん：はい、そうですね。シャツも素材はトロみがあるんですが、ストライプで直線を出して、ヘアスタイルはストレートでタイトに。あとはイヤリングが揺れるタイプなんですが、直線の物を選びました。目元の色はアクティブキュートのように遊ばずに、マット寄りのカーキにして横のグラデーションで切長に見えるようにしています。リップも深みのあるブラウンにして、眉毛もキッっとさせるために眉尻をスッと仕上げています。あとはチークはエレガントやアクティブキュートは丸く入れていたんですが、クールタイプはスーッと楕円に入れて、直線にしています。
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ーこれで初対面は話しかけづらい印象というか敷居が高いオーラがあるというのはわかりますね。
ぴょんさん：そうなんです、クールタイプは大人タイプでかつ直線、タイプで私元々持っているキュートタイプとは本当に真逆のタイプです。クールタイプさんといえば、気づけばいつの間にか「姉御」なポジションにおかれていたり、グループのリーダーにされていたりするほど「自立していそう」とか「しっかりもの」に思われやすい顔立ちです。クールタイプの女優さんの代表に、米倉涼子さんや、天海祐希さんがいらっしゃいます。お二人のドラマでの役を思い出していただきたいのですが、お医者さん、弁護士、警察官など固いイメージが多いと思いませんか？お顔の印象を生かした役をされているなと思うのは余談で。ありささんのヘアメイク術で見事にクールタイプが再現されていますね。こういうヘアメイクは、今日は商談決めたいとか、ありささんの場合は契約をAMSのマネージャーとしてかわす際には、頼れる印象を持たれるのでぜひ使ってほしいなと思います。
ーありささんはとても話しやすいんですが、クールタイプで来られると、初対面では話しかけづらい印象に操作されますね（笑）
ありささん：印象操作、大事ですよ！続いてはクールカジュアルを見てください。
ありささん：クールタイプのピタッとした髪型ではなくストレートにおろしてカジュアルダウンして、クールでありつつ、カジュアルに持って行くために、直線を持ちつつカジュアルな印象のデニムジャケットを選んでいます。服装がカジュアルな分、メイクはクールタイプよりも落ち着いた感じにしていますね、クールの時よりもリップは落ち着いたものにしてマットで仕上げて、カーキやブラウンとかで仕上げています。
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ぴょんさん：まさにここが自分の持っている印象を活かした印象操作の部分で、ありささんのエレガントさを活かしたまま、どこをラフにすることでどうカジュアルに持って行くかというのがポイントなんです。というのが、実際、ありささんは仲良くなってからの診断だったんですが、普段の私服を知っていた私はクールカジュアルだと思っていたんですね。でも実はエレガントだったので、ありささんは印象操作が本当に上手（笑）エレガントでクールカジュアルで着こなした方はありささんを参考にして欲しい！顔にカジュアルの要素をを入れるのではなくて、服だったり、全体の雰囲気で作っているのがすごく上手なので。
ー自分を変えるのではなく、自分の元々の良さを活かして印象をなりたい自分に変えて行く。とても興味深いお話でした。自分の良さに気がつかずにギャップに悩んでいる人の救世主とのお2人が、実はコンプレックスを克服したというのも驚きです。最後に何か一言ありますか？
ぴょんさん：あの子みたいになりたいとあこがれることはよくあることだと思いますが、顔タイプのどのタイプにもそれぞれに個性があって良さがあるので、まずは顔タイプ診断を自分を知るツールとして知って欲しいし、うまく生活に取り入れて自分を一番大事にして欲しいですね。
ありささん：メイクはもう無限に組み合わせがあって、絶対にその人に合った良さの引き出し方があるのでぜひ知ってもらいたいです。
ーぴょんさん、ありささん、今日はありがとうございました。
ぴょんさん、ありささん：ありがとうございました。
メイクや服を変えてあなたも変身してみませんか？
ファション通販サイトGLADD（グラッド）なら、豊富なファッションアイテムやコスメがいつでもオフプライスで買えちゃうんです。いつもと違うカラーのリップやシーンに合わせたお洋服をまとって、ぴょんさにゃありささんのようになりたい自分になってみてはいかが？
ぴょんさんをモデルにしたありささんのメイク動画はこちら
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ぴょん
イメージコンサルタント／ヤマトナデシココーチ
一般社団法人日本顔タイプ診断協会認定 顔タイプアドバイザー1級
大学卒業後、セブン‐イレブン・ジャパンにて店舗運営や経営コンサルを経験。その後カナダへ留学、現地法律事務所で勤務。人種や言語、文化を超えた多様性に触れ、「誰でもない自分らしさ」を愛する価値観を得る。帰国後は「顔タイプ診断」を学び、現在は魅力を引き出すイメージコンサルタントとして活躍。女性のみならず、男性の顔タイプ診断もできる数少ないスペシャリスト。カウンセリングとコーチングも活用したパーソナルコンサルのほか、本の出版やイベントの自主開催、メディア露出など幅広く活動。「iito」の専属モデルとしても活躍。
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鈴木ありさ
ヘアメイクアーティスト／トータルビューティサロン「AMS」マネージャー
大阪でフリーランスヘアメイクアーティストとして、モデル撮影や映画、ショーなどを手がけたあと、結婚を期に静岡に拠点を移す。現在、トータルビューティーサロン「AMS（アムス ）」のマネージャーとして、ブライダルをメインに活動。ウェディングドレスと2人の日常を合わせたサロン独自のブライダルフォトサービスのトータルプロデュースや「個人の魅力を引き出すヘアメイク」が定評で、パーソナルカラーや顔タイプに合わせたメイクレッスンのほか、鈴木ありさ個人としても異業種コラボイベントやメンズ向けイベントなど多岐に渡り活躍。
パーソナルメイクレッスンもしているありささんのAMS（アムス ）はこちら
