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包丁の選び方

包丁の選び方

普段料理をする時に何気なく使っている包丁。みなさんどうやって選んでいますか?和包丁、洋包丁、ステンレス、鋼、三徳、牛刀…一体何がどう違うのか?選ぶ時のコツは?ここでは包丁の選び方について紹介していきたいと思います。

ではもう少し具体的に説明していきましょう。

包丁の選び方
Photo by Lukas from Pexels

目次
1. 包丁を選ぶポイント
2. 食材別の包丁の選び方
3. 包丁の素材の特徴
4. 包丁の素材比較
5. 包丁を探してみる

包丁を選ぶポイント

用途や予算、素材によってその選択肢は多岐に渡りますので、まず包丁を選ぶ時には下記の5つを考慮してください。

1. 何を切りたいのか(肉、魚、野菜、フルーツ)
2. どのくらい包丁の扱いに慣れているか
3. 手のサイズと力
4. 予算
5. どのくらい長く使いたいか

包丁は切る食材によって形や刃のつきかた、厚さ、重さも変わってきます。まず何を切る包丁が欲しいのかを明確にしましょう。手の小さい女性にあまり長いものは扱いにくかったり、毎日使う包丁が重たいなと感じるとそれだけで疲れてしまいます。

包丁に関して大は小を兼ねるわけではありませんので、自分の手にあったサイズと重さで選びましょう。

予算ですが、メンテナンスを含めて包丁の扱いに慣れている方が長く使いたい包丁となると、素材のグレードも関わってきますので、値段は高額にります。そこまで高額でなくとも少し長めに使いたいのであれば目安としては5,000円以上の包丁を選んだ方がいいです。

片刃の和包丁は左利きには不向き?

左利き包丁
Photo by Chinh Le Duc on Unsplash

左利きの人に包丁選びで気をつけてもらいたいのが、片刃の包丁です。片刃は断面が「レ」の用になっているので、右利き用の片刃を左手で使うと切れません。なので片刃の和包丁には「左利き用」の包丁が存在します。ただ、残念ながら同じ商品でも右利き用と左利き用では左利き用の方が価格がグッと上がりますし、製造期間も右利き用に比べて時間がかかります。

プロ用の包丁ともなるとかなりの金額になるので、和食の料理人は左利きでも包丁は右で持つ人が多いです。左利きの方は料理の頻度やレベルを考慮して包丁を選びましょう。

食材別包丁の選び方

包丁は素材によってもその特徴が違いますが、まずは何と言っても「何を切るか」によって選ぶようにとお話ししたので、ここでは具体的な対象食材別に包丁を紹介していきます。

お肉を切りたいなら牛刀

お肉を切りたいなら「牛刀」です。牛刀は少し長め包丁の先が尖っている包丁です。この包丁の尖りは筋切りなどしやすくするためです。また、少し刃が長めなのは固まりのお肉を切るのに切りやすくなっているので、お肉には牛刀です。

お魚を切りたいなら出刃

お魚を切りたいなら、ご存知「出刃」葉の厚みがあり、どっしりとしているので少し扱いにくいと感じつかもしれませんが、頭を落としたり、骨を切断するにはこのくらいの包丁でないと刃こぼれの原因にもなりますし、切れなくて何度も刃をあてていると逆に危ないので少し大きめの魚をさばくなら出刃を買いましょう。

野菜を切るなら菜切り

菜切り包丁はご存知ですか?長方形の形をした包丁で、刃が水平で幅が広いので白菜など葉モノ系の野菜を切るのに適しています。最近は見かけなくなりましたが、昔のドラマや映画などでよくお母さんが使ってるイメージですね。

万能型なら三徳包丁

あまり料理もしないし、魚もさばかないから1本万能型の包丁が欲しいという方は「三徳包丁」をまず選びましょう。牛刀、出刃、菜切り、この3つの包丁を合わせたのが「三徳」なので、万能型はこの三徳包丁になります。

パンを切るならパン切り包丁を選んで

もちろん他の包丁でもパンは切れますが、波型になっている刃で切り口をザラザラにすることで空気を含むので、焼いたときの食感がよくなるという特徴があるんです。パンによっては普通の包丁で切るとパンを潰してしまうので、スライス以外のパンを食べる方は揃えて欲しい1本です。

フルーツを切るならペティナイフ

フルーツを切ったり皮を剥いたりするなら、小ぶりで刃の薄いペティナイフをおすすめします。ペティナイフはフルーツ以外でも朝食程度の簡単な調理の時に大変便利なので、セカンド包丁に1本持っておきたい包丁です。

アウトドアにはアウトドア用の包丁を

釣りやアウトドアで使うにはアウトドア用の包丁があります。ケースは大きさ、錆びにくい素材などで作れられているので、キャンプなどをされる方はそれ専用にアウトドア用の包丁を選ぶと便利です。

素材の特徴

和包丁で使われる鋼の種類は大きく3種類あり、一番いいのは青鋼、次が白鋼、最後に日本鋼となります。鋭い切れ味、そしてその切れ味が持続するなどの特徴を持つので料理の頻度が高いのであれば青銅をおすすめします。

お手入れが簡単なステンレスがいいけど切れ味も欲しいと言う方は超硬質ステンレスを使用した包丁も出ています。プロもステンレス製を使用していますし、切れ味=和包丁=1番よいという風にとらえず、自分のスタイルにあった素材を選ぶようにしてください。それが正しい包丁の選び方です。

包丁の素材比較

切れ味耐久性研ぎやすさ手入れの頻度メリットデメリット
非常に鋭い非常に長持ち高い切れ味がよい錆びやすくマメなお手入れが必要
ステンレス鋭い長持ち低い錆びにくい鋼包丁より金属臭が移りにくい
セラミック鋭い脆い不要軽く錆びない、他の素材と比べて金属臭が移りにくい割れやすく研げない

包丁を探してみる

いかがですか?包丁は用途と素材と頻度などの掛け合わせで選ぶのがおすすめです。一度買うと長く使えるからこそじっくり選びたいですよね?最大90%OFFのGLADD(グラッド)なら包丁をはじめ、まな板やカッティングボード&ナイフスタンドなどキッチンアイテムが豊富にそろっています。

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