運動習慣や食生活をきちんとコントロールしようと意識している人たちが増えてきた昨今。そんな流れとともに、自然から生まれたもので人それぞれが持っている本来の免疫力をサポートしてくれるアイテムが近頃人気の様子。その代表的なものと言えるのがマヌカハニー。
セレブも注目するマヌカハニー
海外でも話題を集めているマヌカハニー。その火付け役となったのは、マクロビオティックな食生活やストイックなワークアウトライフで知られるグヴィネス・パルトロウや、スキンケアにもマヌカハニーを使用しているというコートニー・カーダシアンなどヘルスコンシャスなセレブリティたち。
マヌカハニーとは？
そもそもマヌカハニーとは、ニュージーランドに自生する「マヌカ」というフトモモ科の花から採れるハチミツのこと。マヌカは低木で、開花期間は12月の4週間のみ。花が咲くと山一面が白い花で覆われるため、その山は「ホワイトマウンテン」とも呼ばれることも。
その花から採れるはちみつがマヌカハニー。マヌカハニーは普通のハチミツに比べ採れる時期や場所などがとても限られているため、はちみつの中でも希少なハチミツ。
効果としてもともと通常のハチミツにも抗酸化作用や保湿力があるものの、マヌカハニーにはそれに加えて抗菌作用を持ち合わせているのも大きな特徴。
マヌカハニーの効果・効能
古くからニュージーランドの先住民族、マオリ族のあいだではマヌカの木は「癒しの木」や「復活の木」などと呼ばれ、風邪や体調不良のときにマヌカの木の樹皮や葉を煮込んだ液を飲んだり、マヌカの葉から抽出したオイルでうがいをするなど体調維持のために使われていたのだそう。
現代では、その抗菌作用は科学的に証明され、1982年にイギリス人生物学研究社であるピーター・モラン博士によってマヌカハニーが胃潰瘍や胃がんの原因ともされるピロリ菌を死滅させる効果があると発表されたことで、大きく注目を集めることに。
マヌカハニーに含まれる抗菌物質MGO(食物メチルグリオキサール)GLADDがピロリ菌の除去や風邪の予防に効果的だとされることから、セレブをはじめ多くの人がライフスタイルに取り入れるようになり、マヌカハニーそのものはもちろん、さまざまな加工品も登場。
マヌカハニーの持つこの抗菌力の高さから、歯周病菌に対する口腔ケアアイテムやニキビケアコスメなども女性たちのあいたで人気。
初めてマヌカハニーを買うならどれがいい？
マヌカハニーを買うときの一つの指標となるのが先のMGO値。これはMGOによる抗菌活性の強さを表すものであり、要するに「マヌカハニー1kgの中にMGOが何mg含まれているか」を表したもの。そのため、数値が大きければそれだけ抗菌作用も強いということ。
また、数値の横に示されている「＋」の表記は、最低でもその数値以上であることを示しているため、はじめて購入する人には、マヌカハニーの効果を感じるためにもまずはMGO100＋、容量は250ｇのタイプがおすすめ。効果を確認し、続けられそうな体感が取れたらMGO値を上げたり、容量も500g商品へとシフトするのがよさそう。
マヌカハニーのおいしい取り入れ方
毎日スプーン一杯のマヌカハニーをそのまま口にしているというコートニー・カーダシアンのように、そのままティースプーン一杯を食前にとるのがおすすめ。ほかにもヨーグルトや青汁に混ぜてたり、風邪のひきはじめにはジンジャーティーなどにプラスしても◎。
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