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「東コレ」開催間近!Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/Wに学ぶ、小物活用術

パリ、ミラノ、ロンドン、NYといった著名なファッションウィークに加え、世界各地でその国独自のファッションウィークが開催されているのをご存知でしょうか? 日本ではRakuten Fashion Week TOKYO、通称“東京コレクション=東コレ”が毎年3月と8月の2回開かれています。 今年3月に開催された2024年秋冬シーズンの東コレより、スタイリングに取り入れたい小物活用術をピックアップ。世界で活躍するブランドから新進気鋭のフレッシュなブランドまで、世界でも類を見ない個性豊かなファッションを楽しんで。


Rakuten Fashion Week TOKYO(東コレ)とは?

“東京のファッション”といってもあまりピンとこないかもしれません。ですが、実はそれこそが強み。あらゆるジャンルのファッションであふれており、ストリートから王道コンサバ、尖ったモードスタイルまで様々な装いを楽しめるのが東京の特徴です。

東コレは、まさにその状況を反映したような多種多様なブランドが参加しています。2024年秋冬シーズンでは、6日間で43のファッションショーやインスタレーションが開催されました。

今ではパリコレクションを舞台に活躍するsacaiやMame Kurogouchi、ANREALAGEといった実力派ブランドなども過去には東コレに参加したこともあります。

主に渋谷・表参道を中心に、数日間にわたりファッションショーやインスタレーション、一般参加可能なイベントなどが開かれ、次のシーズンのトレンドやムードを掴むことができます。 基本的にはバイヤーやメディアなどのファッション業界に従事する人が参加できるものですが、ファッションショーの一般観覧を募集していることもあるので、ぜひ会期が迫ったらチェックしてみてくださいね。


アクセサリーがわりのミニバッグ

そんな東コレで気になったスタイルはこちら。まずはMarimekkoやHAENGNAE(ヘンネ)で見られたミニバッグ使いをチェック!

東コレ24AWのハイライトとなったのがフィンランド発のライフスタイルブランド、Marimekkoのショー。ブランドを代表する定番柄「ウニッコ」の誕生60周年を記念したファッションショーでした。そのショーの中で多くみられたのが、スマホポーチのようなミニサイズのポーチを首から下げるスタイリングです。

ポーチ本体が胸の中央に来る程度に紐を短めにすることで、まるでネックレスのように使うことができます。実際にスマホを入れても便利そう。スマホポーチはショルダーバッグのように斜めがけすることが多いですが、この秋冬はMarimekkoを参考にネックレス使いにチャレンジしてみて。

もう一つ、新進気鋭ブランドのHAENGNAEでもミニバッグを使ったスタイリングを発見。HAENGNAEはあまり日本のコレクションブランドでは見られなかったロマンチック&モードなテイストで人気を集めているブランドです。ブランドカラーであるレッド、ベージュ、ブラックを基調にしたショーでは、それぞれのワントーンコーディネートが提案されました。

つけ袖やつけ襟などのアクセサリーライクなアイテムに定評があるブランドですが、今回はころっとしたおまんじゅうのようなシルエットのミニハンドバッグが登場。ボリューミーなアイテムを重ねたコーディネートにちょこんとハンドバッグを持つことで、淑女的な印象をプラスしています。

HAENGNAEの東京コレクションのランウェイ

Marimekkoの東京コレクションのランウェイ

太めヘアバンドでスポーティミックス

K-POPアイドルのスタイリングでも目にするようになったヘアバンド使いですが、東コレでも発見! 詩的なコンセプトと作り込まれた世界観で熱量の高いファンが多いMURRAL(ミューラル)は、太めのヘアバンドをガーリーなワンピースに合わせることでミックス&マッチなスタイルを提案しました。

スポーティな印象のあるアイテムですが、MURRALらしい上質なテキスタイルを使用することでモードなスタイリングにも取り入れやすくしています。

ヘアバンドは帽子のように髪を押さえるようにつけたり、髪の毛をくぐらせてつけたり、前髪をあげたり色々使えて便利なアイテム。スポーティな印象があるためストリートスタイルと合わせるのが定番ですが、MURRALを参考にモードなコーディネートのスパイスとしてプラスしてみて。

MURRALの東京コレクションのランウェイ


バックシャンにはビッグリボンバレッタ

ラストは東京のウィメンズブランドを牽引する存在となったFETICO(フェティコ)より、バックシャンスタイルを華やげるリボンバレッタを紹介。

FETICOと言えば今までの東京のコレクションブランドにはなかった、フェティッシュな魅了を全面に押し出すスタイルやアイテムがシグネチャー。繊細なかぎ編みのニットレースで仕上げたボディスーツや大胆なカッティングを施したテイラードアイテムなどが、“FETICOっぽい”とおしゃれな女性たちに人気です。

24AWコレクションでは、そうしたスタイルにひと匙のガーリーを加えていました。そのキーアイテムがビッグリボンバレッタ!FETICOが得意とするベロアを使用した、秋冬にもぴったりなヘアアクセサリーです。

ショーでは低めに結んだポニーテールにつけていて、正面から見ても顔からはみ出すほど大きいリボンにハートを撃ち抜かれます。結んだリボンの先が長く、背中のあいたバックシャンデザインのトップスやワンピースと合わせると後ろ姿までフェティッシュ&ガーリーに仕上げることができます。

パリコレやミラノコレクションなど海外のコレクションに負けず劣らず面白いファッションが見つかる東コレ。ぜひ来季の2025 S/Sシーズンもチェックしてみてくださいね。

東京コレクションのランウェイ


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©︎ Getty Images

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Azu Sato

1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションIT企業にて、オウンドメディアの編集やSNS運用を行う。SNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。2020年春に独立し、モード誌のウェブメディアやファッション業界誌にてファッションやフェムテック記事の執筆、SNS運用に携わる。ファッションの専門学校での講師なども。

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