コーディネートの最後の仕上げになるといっても過言ではないバッグの存在。だからと言って数を揃えれば良い訳ではありません。ブランドとデザインさえきちんと選べば幅広いシーンにも対応できるものなのです。
2024年はどんなブランドの、どんなアイテムに注目すべき気になりますよね。今回は王道の人気ブランドから比較的新しいブランドまで、また定番のデザインからユニークなデザインまで幅広くご紹介していきましょう。
- 人気ブランドのバッグランキング20選
- 1位:Celine(セリーヌ)
- 2位:Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)
- 3位:Fendi(フェンディ)
- 4位:Loewe(ロエベ)
- 5位:Balenciaga(バレンシアガ)
- 6位:Hermès(エルメス)
- 7位:Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)
- 8位:Prada(プラダ)
- 9位:Dior(ディオール)
- 10位:Chanel(シャネル)
- 11位:Gucci(グッチ)
- 12位:Tory Burch(トリー・バーチ)
- 13位:MIU MIU(ミュウミュウ)
- 14位:Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)
- 15位:TOD’S(トッズ)
- 16位:J&M Davidson(J&M デヴィッドソン)
- 17位:Coach(コーチ)
- 18位:Marc Jacobs(マーク・ジェイコブス)
- 19位:Anya Hindmarch(アニヤ・ハインドマーチ)
- 20位:ANTEPRIMA(アンテプリマ)
- 今注目を集めているバッグブランド
- まとめ
- 関連セール:Luxury Vintage
人気ブランドのバッグランキング20選
さっそくバッグが人気のブランドをランキング形式でお伝えしていきます。ここでは不動の人気を誇るものがメインになります。
1位:Celine(セリーヌ)
ミニマルでシックなデザインが魅力のセリーヌ。ハイブランドでありながらも主張しすぎないデザインでバッグに人気が集まっています。ベーシックなブラックやブラウン以外にもパステルカラーなどのラインナップが豊富なのも特徴の1つ。特にニュアンスカラーと呼ばれるグレージュやホワイトベージュが支持されています。
2位:Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)
「ボッテガ・ヴェネタといえばイントレチャート」と言っても過言ではないくらい、編み込みのデザインがブランドの象徴として世界中で広く認知されています。イントレチャート技法は単純な編み込みのように見えますが、隙間なく均一に編み込む作業は高度な技術と手間を要すため、その技術を極めた職人しかできない技法なのです。
3位:Fendi(フェンディ)
1925年に手作りのバッグとファー製品の販売からスタートしたフェンディ。1965年にモード界の帝王として知られるカール・ラガーフェルドがデザイナーに就任し、アイデンティティを強化するために考案したのが『ダブルF』ロゴ(=ズッカ柄)です。今ではほとんどの人が「フェンディ」と聞けばこのズッカ柄を想起するのではないでしょうか。
4位:Loewe(ロエベ)
高品質のレザーとユニークなデザイン、そして何よりも高品質なレザー素材を取り扱うことがロエベの基本的理念となっています。シンプルでありながらも大胆かつ個性的なスタイルが、多くの人を魅了し注目を集めています。ロエベ自身の伝統はそのままに、時代に合ったデザインやトレンドカラーを取り入れてアップデートし続けています。
5位:Balenciaga(バレンシアガ)
モード感のある前衛的なデザインが特徴であるバレンシアガ。バッグの人気シリーズは、主に「ネイビー」「エブリデイ」「エクスプローラー」「ネオクラシック」の4つ。特に「ネオクラシック」はオーセンティックな造形美にスタイリッシュなデザイン性を共存させている点が秀逸です。今年は機能性の高い「ベルエア―」シリーズに注目。
6位:Hermès(エルメス)
「時を超えたエレガンスとクラフトマンシップ」のブランドと表現できるエルメス。特にバッグは優れた職人の技術とタイムレスなデザインで高く評価されています。エルメスの最も象徴的なバッグとして「バーキン」と「ケリー」があり、世界中のセレブリティやファッション愛好家に愛されているアイコン的な存在になっています。
7位:Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)
高い品質と象徴的なデザインで知られるルイ・ヴィトンは、世界中で愛され続けているブランドのひとつ。トランクケースから始まったヴィトンの歴史を反映し、耐久性と機能性を重視したバッグを多く展開し続けています。「モノグラム」や「ダミエ」といったアイコニックなパターンであっても、新作が発表され続けていることが魅力です。
8位:Prada(プラダ)
モダンな感性と革新的なデザイン力が魅力的なプラダ。新しい素材やデザインコンセプトを積極的に取り入れ、常にファッションのトレンドをリードしています。モダンで洗練されたデザインはどんなファッションにも合わせやすく幅広いシーンで活躍してくれるので、所有する喜びを何年にも渡って感じ続けることができるでしょう。
9位:Dior(ディオール)
1946年フランス・パリでクリスチャン・ディオール氏によって創業されたディオールは、フェミニンでラグジュアリーなスタイルが特徴です。ハイブランドは高級感の漂うデザインが多い中、ディオールのバッグはデザインの幅が豊富。あらゆるシーンやファッションに対応できるラインナップの中から、自分に合ったバッグを選びやすいことも魅力の1つです。
10位:Chanel(シャネル)
時代や年齢に左右されることなく一生使える名品から、トレンドを盛り込んだ旬のデザインまで豊富なラインナップを揃えているのが魅力のシャネル。中でも革の編み込まれたチェーンストラップとキルティングレザーが特徴的な「MATELASSE(マトラッセ)」はシャネルの王道モデル。シーンを選ばずカジュアルコーデにもフォーマルな服装にも相性抜群です。
11位:Gucci(グッチ)
大胆なデザインとクラシカルな色使いがグッチのバッグの大きな特徴です。ブランドの象徴的なアルファベットロゴや馬の口にくわえる馬具から着想された金具が多くのバッグデザインに取り入れられ、独特の存在感を放っています。また、伝統的な職人技術と最新のファッショントレンドを融合させ、時代を超越したデザインを生み出し続けています。
12位:Tory Burch(トリー・バーチ)
トリー・バーチは、2004年にアメリカで生まれたブランドで、アメリカンスタイルのカジュアルエレガンスを表現しています。「T」の文字を組み合わせたロゴがトリー・バーチの象徴。フォーマルやビジネスでも取り入れやすいようロゴを控えめにしたアイテムもありますが、やはり大きくロゴマークが施されて抜群の存在感があるバッグを選びたいですね。
13位:MIU MIU(ミュウミュウ)
ミュウミュウはプラダの姉妹ブランドでセカンドラインという位置づけで、よりフェミニンでガーリーな印象。ブランドコンセプトは「BAD GIRL=やんちゃな女の子」。現代女性の核心にある反抗的かつ魅惑的な精神を表現しています。やはりミュウミュウの人気アイコンである、上質なレザーに独特のキルティングが施された「マテラッセ」に注目です。
14位:Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)
マルジェラといえば、「ブランドではなく、純粋に服へ目を向けてほしい」という想いが込められた、四隅をしつけ糸で付けられた真っ白なタグ。また、白タグと同じくブランド名の表記がなくコレクションを意味する番号が1〜23までプリントされているカレンダータグも。タグを外すべきか、付けたままにすべきか、という議論も終わることがありません。
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15位:TOD’S(トッズ)
もともとは1920年代に靴製造工場をはじめたことがトッズのスタート。バッグのラインがスタートしたのは1997年と最近ですが、もともとレザーの扱いに長けているブランドらしく、その品質には確かなものがあります。トッズが得意とする「使いやすくシンプル、かつ上品」なモノ作りはバッグにも反映され、コーディネートを選ばない安心感があります。
16位:J&M Davidson(J&M デヴィッドソン)
ベルトのデザイン活動からブランドがスタートしたことから、紐やベルトをデザインディテールに取り入れることが多いのが特徴。アイコン的存在の「カーニバル」は歩くたびに揺れる長く繊細なフリンジと、チェーンやスタッズなどのメタルパーツのコンビネーションがまるでアクセサリーをまとっているかのような華やかさを与えてくれます。
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17位:Coach(コーチ)
「アクセシブル・ラグジュアリー(手の届くぜいたく品)」をブランドコンセプトにしているため、品質とデザイン性の高さがありつつも比較的手頃な価格で購入できることが魅力。ブランド名には「大事なものを運ぶときに使ってほしい」という思いが込められているとされ、ロゴにはその名の由来となった馬車も描かれています。
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18位:Marc Jacobs(マーク・ジェイコブス)
マーク・ジェイコブスのバッグは、バリエーションの豊富さが特徴。ビジネスやフォーマルで使えるシンプルなバッグから、ビビッドな色使いの華やかなものまで、多彩なデザインのアイテムを取り扱っています。特にアルファベットのJをモチーフにした「ダブルJ」マークが人気ですが、今年はあえて大胆なレタリングロゴに再注目したいですね。
19位:Anya Hindmarch(アニヤ・ハインドマーチ)
クリエイティビティとクラフツマンシップ、英国ならではのユーモア、そして「パーソナライズ可能」であることが、常にアニヤ・ハインドマーチが大切にしている要素です。シンプルなバッグにユニークなチャームやバンダナを取り付ければ対応シーンに幅を持たせることができます。アレンジで個性を楽しめることこそが、最大の特徴です。
20位:ANTEPRIMA(アンテプリマ)
アンテプリマはイタリア語で「デビュー前」という意味。年齢に捕らわれず、「デビューはいつでもできる」という想いでスタートしました。アンテプリマのシグネチャーといえばズバリ「ワイヤーバッグ」。光を受けて星のように輝くバッグは熟練した職人の手で編まれています。シーズンレスでマルチ・オケージョンに活用できるのが嬉しいですね。
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今注目を集めているバッグブランド
続いて今注目のバッグブランドをご紹介していきます。新しいブランドだけでなく再注目の老舗ブランドや日本初のブランドも見逃せません。
FURLA(フルラ)
イタリアボローニャで設立され、当初は卸売業者に商品とファッショナブルなウィメンズアクセサリーを販売していました。1970年代初頭にFURLAブランドで初のバッグとアクセサリーのコレクションを発表しました。フルラのバッグは装飾を抑えたシンプルなものが多く、さまざまなコーデにマッチするので、デイリーに活躍します。
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Longchamp(ロンシャン)
ロンシャンの最もアイコニックな製品である「ル プリアージュ」は、コンパクトに折り畳める革新的なレディース ハンドバッグ。最近ではネオンカラーの展開や、ウール生地を使用したデザインも発売されるなど、その万能さは衰え知らず。コラボも積極的に行っており、最近ではネットバッグのラインが注目されたばかりです。
Herve Chapelier(エルベ シャプリエ)
エルベシャプリエのバッグは、おしゃれなだけでなく実用性も兼ね備えています。ナイロン素材のため軽量かつ耐久性にも優れています。エルベシャプリエの定番といえば、トートバッグ。底面は正方形に近く、フォルムが台形のためファスナー口が大きく開き、スマートな見た目の割に大容量。帰路に荷物が増えそうな旅行のサブバッグとしてもオススメです。
WANDLER(ワンドラー)
レザーの専門的な知識と情熱を持ち、品質にこだわりながらも洗練されたクラフトマンシップの再定義に取り組む、アムステルダム発のラグジュアリーブランド。オランダのDNAを大切にしながら、機能的かつ洗練されたフォルム、知的な色彩の使い方で女性らしさを鮮明に表現。楽観主義と成熟した視点、気楽さとエッジ、多様性とエレガンスを見事に融合させています。
THE CAMBRIDGE SATCHEL CO.(ザ・ケンブリッジサッチェルカンパニー)
2008年に英国で誕生。英国では古くから学生かばんとして愛されてきたサッチェルバッグを、現代に合ったスタイリッシュなデザインで展開しています。製造はすべて英国にある自社工場で、熟練職人によるハンドメイド。使用する皮革は食肉産業の副産物を採用するなど、持続可能性にも配慮した取り組みを行なっています。2020年にはチャールズ国王とカミラ王妃が工場を訪問。その高いクオリティに注目が集まっています。
STATE OF ESCAPE(ステート オブ エスケープ)
“ユニークかつエッジーで、美しくデザイン性のあるキャリーオールを作る”というコンセプトのもと、2013年にオーストラリアで誕生したハンドメイドのバッグブランド。ボディには軽量で柔らかいネオプレン素材を、ショルダー部分はセーリンググローブを使用し、軽量でありながら堅牢、さらにコンパクトに畳めて水洗いができるという使いやすさが特徴です。
Jack Gomme(ジャック・ゴム)
フランスで誕生したバッグブランド。”アート” “旅” “建築” “自然” “日常生活” など、さまざまな場面からインスピレーションを受けた、遊び心あるアイテムを創作しています。生産は一貫してフランスで行われており、ハイクオリティな仕上がり。軽く耐久性に優れ、カジュアルにデイリーユースできる気軽さと、シンプルモダンな品格が同居しています。
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Pierre Hardy(ピエール・アルディ)
クリスチャン ディオールのシューズデザインからキャリアをスタートしたピエール・アルディが、1999年にブランドを始動。代名詞とも言える「アルファ ハンドバッグ」は、こだわりのあるファスナーを使わないシンプルな構造と、鮮やかな色の組み合わせが印象的。斜めに掛ければクロスボディに、ハンドル持ちにすればクラッチバッグに。
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OSOI(オソイ)
シンプルかつ独特なデザインが特徴で、ミニマルなスタイルが人気の韓国ブランド。アイテムをゆっくりと大切にしたいという意味が込められたブランド名は、日本語の「遅い」から名付けられています。やや個性的なデザインと上質な素材で、唯一無二の魅力がいっぱい。丸みをまとったデザインが特徴的で、大きく開くがま口タイプは使い勝手も抜群です。
TOPKAPI(トプカピ)
ヨーロッパとアジアの文化が集約されたイスタンブールにあるTOPKAPI宮殿にちなんで名付けられたバッグブランド。上質で洗練されたデザインで、通勤や旅行などのオケージョンに合わせたシリーズは、アッファレ(仕事)/スタジオーネ(シーズン)/オートノーモ・ビアッジョ(車の旅)/ユニセックスと4つのカテゴリーに分類されています。
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まとめ
ご紹介した中にはあなたが既に知っているブランドも多かったのではないでしょうか。定番を狙うか、最新のデザインを狙うか。ずっと使い続けたいのか、トレンドに乗りたいか。特定のシーンで使いたいのか、それとも日常的に使いたいか。選択を積み重ねることで、どのブランドのどのシリーズの、どの型が今の自分にピッタリなのかを絞り込んでいけると思います。
実際には価格帯も気になるところ。ブランドによっては上手にセールを狙うという手もあります。焦らずじっくりとあなたのお気に入りを探してくださいね。
関連セール:Luxury Vintage
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