季節外れの暖かさや、急な冷え込み・・・。極端な寒暖差のある不安定な日が多く、天気予報を見て今日は気温10度と分かっていても「どんな格好をすればいいんだっけ?」と頭を悩ませる方も多いのでは。
気温10度はアウターが必要になってくる気温ですが、気温10度といっても、最高気温10度と最低気温10度では快適に過ごせる服装は異なってきます。そこで今回は、最高気温10度と最低気温10度の、それぞれのおすすめアイテムや着こなしのポイントをご紹介します。
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そもそも気温10度とはどんな季節?
そもそも気温10度とはどのような季節なのでしょうか?気温10度とは、ここ数年で気象庁の出している東京都の平均気温で言うと、11月~3月くらいまでの気温にあたります。また、最低気温が10度の日は初冬・春に多く、また最高気温が10度の日は12月〜3月頃に多くなります。
冬以外の季節の服装選びについては、年間の気温別のおすすめアイテムやコーデをまとめた以下の記事でチェックしてみてください。
気温10度の服装の選び方・ポイント
次に気温10度の時の服装の選び方やポイントについてご紹介します。コツを把握して冬の服装選びの失敗を防ぎましょう。
最高気温10度の時のポイント
最高気温が10度の日は真冬の冷え込みを感じる日なので、防寒対策が必須!アウターにはしっかり保温性のあるダウンやウールの厚手のアウター、長めの丈のコートを選びましょう。インナーも同様で、トップスは厚手のニットや裏起毛のスウェット、ボトムスはフルレングスでウールなどの冬素材、スカートの場合はタイツを履くのがおすすめです。
最低気温10度の時のポイント
最低気温が10度の日は、日中暖かさも感じる日。脱ぎ着がしやすく、レイヤードで体温調節しやすいトレンチコートやGジャン、ジャケットなどの軽アウターを選ぶといいでしょう。アウターを着る際は、インナーは薄手のハイゲージニットやスウェットなど、アウターを着ない際は、厚手のスウェットやニットカーディガンなどを選んでも◎
気温10度の時のポイント
天気予報を見てしっかり服装を決めたつもりの日でも雨が降って冷え込んでしまったりと、急な天候や気温の変化がある場合も。そんなときのために、手袋やストール、帽子などの防寒小物を持っておくと寒さ対策としてだけでなく、着こなしのポイントにもできて重宝します。
【アイテム別】気温10度のおすすめの服装
次にアウター、インナー、小物のアイテム別に気温10度の時のおすすめの服装を最低気温・最高気温に分けてご紹介します。
1:アウター
最高気温10度のおすすめアウター
真冬のアウターとして頼りになること間違いなしのアウターがダウン。暖かいのは勿論、他のアウターと比較して軽いのもメリット。
ウールは保温性が高く、寒い季節のアウターにもってこい。ステンカラーやテーラード、Pコートにダッフルコートと多種多様な形のものから選ぶことができます。
中綿が入っているキルティングコートも暖かく過ごせるアウターのひとつ。ダイヤ型やひょうたん型などキルティングの形によってキレイ目だったりミリタリーテイストだったりと雰囲気が変わるのも魅力。
見た目にも暖かいもこもこのボアアウターは存在感もある主役級のアウター。トレンド感をアウターで取りれたいときに要注目のアイテムです。
最低気温10度のおすすめアウター
ライトアウターの定番、トレンチコート。デイリーコーデには勿論、キレイ目でお仕事スタイルにもマッチするのでオンオフ問わない万能アウターです。
厚手のシャツ感覚で着られるデニムジャケット。着脱しやすく気温調節も手軽にできます。
オフィスカジュアルでも役立つテーラードジャケットは、ツイードなどの温かみのあるテクスチャーのものを選ぶと秋冬らしさが演出できます。
1枚でサマになるパーカーはジップアップタイプだとさっと羽織れて便利です。
2:インナー
最高気温10度のおすすめインナー
太めの毛糸でざっくり編まれたローゲージニットは暖かさも抜群!冬っぽいムードもしっかり演出できます。
アウトドアアイテムに思われがちなフリーズもデザイン次第でタウンユースにも。アウトドアで採用されることが多いことから暖かさも補償付きです!
体にぴったりフィットするリブ編みのタートルは、隙間風が入って寒くなりがちな首元の防寒にもなる冬のマストアイテムです。
ニットばかりでマンネリになりがちな真冬のコーデにおすすめなウールなどの秋冬素材の厚手のシャツ。ニットやカットソーとのレイヤードで新鮮なコーデが完成します。
最低気温10度のおすすめインナー
前開きで脱ぎ着しやすいベーシックシャツは昼と夜の寒暖差が気になる最低気温10度の季節に重宝するアイテム。
バスクシャツなどの少し肉厚なカットソーは着心地も良く、柄や色によっては1枚で主役になってくれます。
ボリューム感のあるスウェットも最低気温10度の季節に重宝します。裏起毛のものなら夜も暖かく過ごせます。
薄手のハイゲージニットも季節的にちょうどよいアイテム。襟付きのものはトレンド感がありつつ、インナーのチラ見せなどでも遊べます。
最高気温10度のおすすめ小物
外気が入ってきやすい首元をしっかり覆うボリュームストール。小顔効果も狙えます。
コートの袖口から侵入してくる冷気をシャットアウトしてくれる手袋。指先が開いているものがスマホの操作がしやすくおすすめ。
・ダウンマフラー
寒さが苦手な方におすすめのダウンマフラー。軽くて肩こりしにくく、保温性も高いので首元までお布団に包み込まれているような暖かさです。
意外と無防備になりがちな頭部はニット帽で防寒を。トレンドのバラクラバなら耳や首までかわいく防寒対策できます。
最低気温10度のおすすめ小物
薄くふんわり編みたてたストールは羽織ったり巻いたりしやすく、しわにもならないので急に寒くなってしまった時用に持ち運ぶのにも便利です。
ニューカマーの三角形のストール。巻き方が簡単でコンパクト、且つおしゃれにまとえます。
手袋するほどではない寒さのときに重宝するアームウォーマー。袖だけ重ね着したような暖かさを得られます。
お洒落ムードを格上げしてくれるベレー帽。ヘアセットが面倒な時にもおすすめです。
最高気温10度のおすすめコーデ15選
次に、最高気温10度のときの具体的なおすすめコーデをご紹介します。寒さ対策しつつ、おしゃれ見えを意識するのがポイントです。
キレイ色ミディアム丈ダウン×タイトボトム
おしりが隠れるくらいのミディアム丈のダウンジャケットがボリューミーなので、ボトムスにはすっきりとしたアイテムを合わせてバランスよく仕上げたコーデ。暗く沈んだ印象になりがちな秋冬コーデも、アウターをこんなライトブルーのものにすると明るく洗練された雰囲気に。
エレガントなアンクル丈ロングコートコーデ
足首まで着丈のあるスーパーロング丈の大人っぽいウールコートが主役のコーデ。ゆったりとしたシルエットがエレガントで大人っぽい雰囲気。同系色のニットをショールのように肩から掛けることでこなれた印象に。
ボアコート×スキニーパンツ
ぬいぐるみのようなもこもこ感が、かわいい印象になりがちなボアコートをモノトーンでまとめることでシャープで都会的な印象に仕上がったコーデ。ボアコートと大判のストールでボリュームを、白スキニーでタイトさをとメリハリをつけることでよりかっこいい印象に。
ネイビーダッフルのマリンコーデ
ネイビーのクラシカルなダッフルコートにあえてのトリコロールカラーの小物、ボトムスを合わせたお洒落感たっぷりのコーデ。基本はネイビーとホワイトで揃え、帽子や靴下などの面積の小さいアイテムで色味を添えると大人なマリンスタイルに。
キルティングコートのトラッドコーデ
特有のステッチで表現した柄がカジュアルな印象を与えやすいキルティングコートは珍しいひざ下丈のものを選ぶと大人な雰囲気に。スラックスやローファーなどの革靴を合わsると外しの効いた大人なトラッドコーデが完成します。
ムートンブルゾン×フリルスカート
レザーが風を完全にシャットアウトしてくれるムートンブルゾンは、本格的な仕様になればなるほどエッジーで辛口な印象が強くなるので、ボトムスは女フリルのディテールがスウィートで女性らしいスカートを合わせてテイストミックスするのがおすすめ。
テディベアコートのシンプルコーデ
海外から人気に火のついたテディベアコートは、コートだけで存在感たっぷりなので他のアイテムはシンプルに仕上げるのが正解。ベーシックなカラーのボトムに、レザーのショートブーツなどをプラスして全体を引き締めて。
アウトドアアウター×スラックスのきれい目コーデ
防寒をしっかりしたいときに着たい、アウトドアブランドのアウター。スポーティーな印象が強いので、ボトムスにはワイドシルエットのスラックスを合わせてキレイ目コーデにアレンジ。
ノーカラーコート×ストール
オンからオフまで着回しの効くノーカラーのウールコートは、首元がすっきりしているのでストールとの相性が抜群!その日の気分やお好みの合わせてストールの柄や色を選んで、ストールの巻き方にも変化をつければ様々な印象を楽しめます。
Pコート×フレアスカート
大きめの襟が印象的なベーシックなPコートは首元が開いているので、タートルネックニットやパーカーをレイヤードして防寒度をアップ。女性らしいフレアスカートと合わせてカジュアルな上半身とのバランスを取っています。
ファーハーフコートの甘辛コーデ
毛足の長いファーがゴージャスなハーフコートはそれだけで主役級のアイテムなので、ほかのアイテムは極力シンプルに。コートがハーフ丈でコンパクトな印象なのでボトムスにはワイドなものを合わせると今年らしいシルエットに。
ダッフルコートのきれい目コーデ
定番ダッフルコートはそれだけだと幼く見えがちなアイテムなのでセンタープリーツの入ったスラックスや、かっちりとした印象のレザーバッグやシューズを合わせることで大人な印象のキレイ目コーデに仕上がります。
ショートダウン×シフォンロングスカート
ボリュームのあるダウンジャケットをショート丈にして、視線を上半身に集めたスタイルアップ効果が狙えるコーデ。ボトムスにはふんわりとしたフェミニンなスカートを合わせてダウンのカジュアルな印象をトーンダウン。スカートのインにはタイツを合わせると防寒効果アップ。
チェスターコートのスマートコーデ
端正な印象のチェスターコートにボーダーのタートルネックニットを合わせた、シンプルながらも遊び心を効かせたスマートな印象のスタイル。タートルネックを合わせて寒さ対策もばっちりです。
ファーショートコート
甘い雰囲気のホワイトのファーコートに、メンズライクなシャツとワイドパンツを合わせた甘辛ミックス感がこなれた雰囲気のコーディネート。足元は革靴でピリリと引き締めて。
最低気温10度のおすすめコーデ15選
次に、最低気温10度のときの具体的なおすすめコーデをご紹介します。この季節は朝と夜の寒暖差対策しつつお洒落を楽しみたいですね。
レイヤード自在なトレンチコートコーデ
過ごしやすい気候の最低気温10度の季節の定番アウタートレンチコートを使ったコーデ。レイヤードしやすいゆったりとしたサイズ感のものを選んで今時な雰囲気に。暑いときは袖をたくしあげたりするとこなれた雰囲気も演出できます。
デニムジャケットコーデ
あえての大き目サイジングのデニムジャケットを羽織りに採用。タートルネックニットをインに挟んで肌寒さも回避。革靴合わせでデニムを使用しながらもきちんとした印象のコーデに。
ミリタリーシャツブルゾンコーデ
ミリタリーテイストのオリーブグリーンのシャツブルゾンをボーダーで爽やかに仕上げたコーデ。アウターの袖をたくし上げてコクーンシルエットになった袖がかわいらしく武骨なミリタリーの雰囲気を和らげます。
オイルドジャケットコーデ
近年人気が高まっているバブアーを代表とするオイルド加工が施されたブルゾン。そのまま着るとおじさんっぽい印象になってしまうので、スカート合わせでテイストミックスしてイマドキ感を出すのが着こなしのポイント。
テーラードジャケットのはずしコーデ
レトロでかっちりした雰囲気のテーラードジャケットには、色落ちデニムとフェミニンな雰囲気のレースブラウスではずしを加えたコーデが正解。テイストのミックス感がおしゃれ上級者な雰囲気を醸し出してくれます。
カジュアル×カーディガンコーデ
ナンバリングがパッと目を引くTシャツに、ゆるっとしたカーディガンをさらっと羽織れば古着テイストを感じるコーデに。白の清潔感のあるカッチリ目のパンツを合わせれば、洗練されたスタイリングに。
ニットジャケットコーデ
クラシカルで高級感のあるニット素材のノーカラージャケットが主役のコーデ。きれいめパンツはもちろん、色落ちデニムなどを合わせれば、程よく抜け感のあるデイリーコーデに。
ジップアップパーカーコーデ
誰しもが1着は持っているグレーのジップパーカーのコーデは、インのカットソーや、合わせているパンツをパーカーと同じグレーのトーンで揃えることで一気に垢抜けた印象に。パーカーは脱ぎ着がしやすいので最低気温10度の時にも重宝するアイテムです。
フェザーヤーンニットカーデコーデ
ふわふわの質感が女性らしく、且つ暖かみのある印象にみえるフェザーヤーンのニット。何か物足りないなと思った時のシンプルコーデに羽織るだけで華やかさがぐっと増すアイテムです。
スウェットコーデ
古着のカレッジスウェットを大人っぽく着こなすには、デニムと合わせるとカジュアルになりすぎてしまうのでスラックスを合わせて。小物も足元は白のローファー、黒縁のめがねなど都会的でエッジの効いたものをプラスして。
長袖ボーダーカットソーコーデ
最適気温10度の時に便利な長袖カットソー。春夏と違って暗めのカラーのものをチョイスすれば寒々しい印象も回避できます。コットン素材でカジュアルになりがちなのでスカート合わせにすると簡単にお洒落なコーディネートに。
ハイゲージニットコーデ
ハイゲージのゆったりニットは重ね着しやすく端境期におすすめのアイテム。ヘンリーネックや襟付きのポロカラーのものはインナーに薄手のカットソーなどをレイヤードすることでよりお洒落な印象に。重ね着用のチェックシャツを腰に巻いてもこなれたスタイリングに。
ベストアウターコーデ
アウターに悩む気候の日は、ベストを取り入れるのもおすすめです。体幹が温まることで冷えを回避できます。ベストは袖がないので縦のラインが強調され、全身もすっきり見えます。Iラインのスカートを合わせるとよりスタイルアップ効果が狙えます。
ライト素材アウターコーデ
ナイロンなどの薄手の素材のライトアウターはさっと羽織れてアクティブな日にもってこいのアイテム。スポーティーな素材なので、ボトムスはシフォンなどの透け素材や、細かいドットや花柄などのフェミニン要素があるものを合わせるのが◎です。
まとめ
いかがでしたか?今回は、気温10度にあった服装の選び方と、おすすめのコーデを紹介してきました。
気温10度といっても最高気温、最高気温の2つに分けて考えてみると、快適に過ごせる服装にかなり違いが生じるのがわかりましたよね。ぜひ今回の記事を参考にして着こなしのポイントを頭に入れて、その日その日の気温に合わせた服装を日々調節しながらお洒落を楽しんでください。
©︎ Getty Images
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