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ロゴ入りアイテム、どうコーディネートする?

SNSの影響もあり、ロゴ入りアイテムは常に注目の的。ただ、取り入れ方を一歩間違えるとなんだか微妙なスタイリングになる危険性も…! ロゴ入りアイテムをおしゃれに取り入れるため、最新のストリートスタイルからtipsを学びましょう。


大胆に一点投入

まず一番手軽なのが大胆に大きなロゴを取り入れること。ブランドを主張したい人にはこの手法がおすすめですが、バランスを間違えればただの派手好きな人に見えてしまうかも…? 嫌味なくコーディネートにプラスするポイントは、他に柄を取り入れないこと。ロゴだけが目立つようにすることで、「このスタイルはロゴがポイント」というのを明確に表現することができます。

大人のロゴコーディネートを楽しみたいなら、落ち着いたトーンのアイテムでまとめて、胸に大きくワンポイントのロゴを置くのがGOOD。ストリート感のある仕上がりを避けたいなら、ロングスカートやレースといったレディなアイテムと合わせてみて。

ロゴニットのコーディネート


小物でさりげなく

大きく取り入れるのが苦手という人は、小物の中に潜ませるのが吉。ランウェイに登場して話題をさらったクロエの筆記体ロゴベルトのように、存在感はありつつもコーディネートに違和感なく溶け込ませることができるアイテムを見つけてみて。

もしくはロゴをアクセントにしたマフラーや帽子など、冬の定番小物でプラスするのも◎。若年層の間で特に人気のami parisのロゴ入りアイテムを、ロングマフラーとして取り入れたさりげないロゴスタイルもお手本になりそうです。

クロエのロゴチェーンベルトのコーディネート
アミパリスのロゴ入りマフラーのコーディネート


後ろ姿に忍ばせる

さらにさりげなく、というより自分に見えないところでなら取り入れたい!という方にはバックスタイルの活用をレコメンド。「ロゴアイテムが可愛いのはわかるんだけど、自分で取り入れるには少しハードルが高い…」そんな気持ちに答えます。

例えば背中に入ったロゴなら、大胆なデザインでもそこまで着こなすのは難しくないかも。miumiuのロゴ入りアウターをカジュアルに着ている彼女の後ろ姿からは、余裕を感じます。もしくはヘアアレンジで取り入れるのもOK。最近は多くのブランドがロゴ入りのヘアピンやカチューシャといったヘアアクセサリーを出していますが、さりげなくブランドを主張するのにもってこいのアイテム。スカーフをポニーテールに巻きつけるアレンジも素敵。

ミュウミュウのロゴ入りアウターのコーディネート
シャネルのロゴ入りスカーフのヘアアレンジ


名札のように胸元で光らせる

ビッグロゴを掲げたスタイルは好きじゃないけど、小さくさりげなく主張したいなら胸元ロゴのアイテムをピックアップして。ロエベのロゴ入りタンクトップを筆頭に、Tシャツやポロシャツなどでミニロゴ入りのアイテムが登場しています。

ロゴ自体が小さくシンプルなので、無地やモノトーンでまとめるのも良いですが、カラーアイテムや柄物と組み合わせておしゃれ上級者のスタイリングを狙ってみて。重ねるアウターやアクセサリー周りに色や光、ボリュームを持ってくることで顔周りに目がいき、ロゴをこっそりと目に触れさせることができます。

ロエベのロゴマークTシャツのコーディネート
ミュウミュウのロゴ入りアウターのコーディネート


同系色で馴染ませて

よりシンプルにコーディネートに取り入れるなら、アイテムの中にロゴが同化したデザインがおすすめ。例えばこのロエベのニットのように、同色で馴染ませることで大きなロゴも「ロゴを着てます!」感がなく着こなすことができますよ。

もしくはデニムの後ろポケットに。誰もが手にしたいmiumiuのロゴを、デニムonデニムであしらうなんて粋なデザインに一目惚れ。大胆に主張せずとも、ワンランク上のスタイリングでロゴを取り入れて。

ロエベのロゴマークメッシュニットのコーディネート
ミュウミュウのロゴ入りデニムパンツのコーディネート


アクセサリー感覚でプラス

ロゴアイテムはそのロゴに価値があるからこそ身につけたいと思うもの。ビッグメゾンの「ロゴ」を多くの人が熱望するのには、「それを持っていることで格上の私になれる」という意識があるから。でもひけらかしているのでは品がありません。

ロゴなんて、アクセサリーのうちのひとつ。それくらいカジュアルな意識でロゴを取り入れるのが小洒落ています。スナップの彼女のように、グレージャケット&ホワイトワイドパンツの超シンプルコーディネートに、ロゴが目立つバッグを合わせる大人なスタイルはぜひ真似したいところ。

シャネルのロゴ入りバッグのコーディネート


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©︎ Getty Images

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Azu Sato

1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションIT企業にて、オウンドメディアの編集やSNS運用を行う。SNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。2020年春に独立し、モード誌のウェブメディアやファッション業界誌にてファッションやフェムテック記事の執筆、SNS運用に携わる。ファッションの専門学校での講師なども。

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