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トレンドはオフランウェイから!NYコレクションのストリートスタイル10選

極寒のNYでも、おしゃれは気合いさえあればなんとかなる?! センスフルなシティスタイルに溢れたNYファッションウィークのオフランウェイから、真冬&春先ファッションの参考になるルックをチェック!


ぐるぐるマフラー&オーバーサイズコート

道に雪が残る真冬のNY。暖かいコーディネートは長いファッションウィークを乗り越えるには欠かせません。しっかりとマフラーで防寒をしつつ、ジャケット&コートのレイヤードで洗練されたスタイル。足元はポインテッドトゥのパンプスでセンシュアルな要素を忘れずに。

マフラーとコート、ジャケットとデニムのコーデ


ヴィンテージライクなファーコート

大物俳優感のあるビッグファーコートを見事に着こなしたスタイル。中にはカーキのトレンチコートを重ねて、アウターのレイヤード技術も炸裂。シャツ&タイでマニッシュにまとめつつ、足元やバッグでレディな抜け感を出すのがプロの技。

カーキトレンチコートとファーコートのレイヤードのコーデ


ジャケットをベルトでウエストマーク

ニット、ジャケット、デニムという定番のアイテムだけで小慣れたスタイルに仕上がる、絶妙なバランスに拍手! しっかりと肩のラインが入っているかっちりとしたシルエットのジャケットを、ベルトを使ってウエストで絞るテクニック。デニムは太めのストレートを選ぶことで、ハイウエスト× Iラインの縦長シルエットの完成。ジャケットの袖からふわふわのボリュームスリーブが出ているのも高ポイント。

ジャケットをベルトでウエストマークしたコーデ


小物で格上げキュート&カジュアル

NYの寒さに対抗できるカジュアルスタイルの中でも、個性が光るコーディネートを発見。暖かそうなウールのオーバーサイズコートにどこか懐かしさを感じるニット、そしてスニーカー&キャップというカジュアルな格好です。そこにプラスしたのがクラシカルなスカーフ。キャップに被せるように頭に巻くことで、キュートさを味付け!

キャップとスカーフのコーデ


NYの空を思わせるグレーのワントーン

まるでNYの空のようなグレーで統一したワントーンコーディネート。ブラックではなくグレーをチョイスすることで、ほのかな甘さを加えることができます。ニットの上にマフラーのようにビッグサイズのニットを巻く技もGOOD! 差し色としてバッグにホワイトを選べば、まさに大都会に溶け込むシティスタイルの完成です。

グレーのワンカラーコーデ


ピリ辛&センシュアルのバランスミックス

思わず「真似したい!(でもできるかな?!)」と唸ったのがこちらのストリートスタイル。マニッシュなレザーのロングコートをさらりと羽織った中から見えるのは、端正なホワイトシャツと透け感のあるグレーのタイツ。全身を無彩色でまとめて肌の露出を抑えながらもセンシュアルな雰囲気が漂う、素晴らしいバランスにあっぱれ!

ブラックレザーコートと白シャツ、グレーのストッキングのコーデ


ホワイトがまとめ役になったカラーブロック

他の都市に比べてカラフルなストリートスタイルが少ないNYですが、彼女のファッションには目が釘付けに。鮮やかなイエロー、深みのあるブラウン、柔らかいパープルといった一見合わせにくい3色を、パキッとしたホワイトで見事にまとめあげています。パーカやブーツなどアイテム自体はシンプルですが、カラーブロックを作ることでお目立ちルックに。

ホワイト、イエロー、ブラウン、パープルのカラーブロックコーデ


レザーonレザーで仕上げるレディスタイル

ヴィンテージ感のあるディープブラウンのレザージャケットと、同素材のミディペンシルスカートを合わせたレディなコーディネート。全体をブラックとブラウンでまとめることで、大人っぽいムードを演出。インナーには首が詰まったハイネックニットを合わせて極力肌見せを抑えることで、マニッシュとレディライクなムードの良いとこどりを実現。

レザーonレザーのコーデ


明るめファーコートはワントーンで

グレーに続きこちらもお手本にしたいワントーンコーディネート。あたたかなサーモンピンクのアイテムでまとめ、ボリュームファーコートを主役にしたスタイリングです。かわいらしい要素が満点ですが、ざっくりとしたハイネックニット、サテンのペンシルスカート、ブラックのハイヒールを合わせることでセンシュアルな雰囲気を獲得。

ベージュのファーコートのワントーンコーデ


好きなものを詰め込むだけ!

最後に、思わず笑顔になってしまうプレイフルなコーディネートをピックアップ。大ぶりのチェック柄コート、ジャラジャラと音が鳴りそうなフリンジスカート、コサージュいらずのデザインシャツといった、パンチの効いたアイテムを詰め合わせたスタイリング。好きなものをギュッと集めたようですが、ピンクとパープルのカラートーンを合わせたり、締め色としてグリーンを取り入れたり、全体がまとまるtipsが散りばめられています。彼女のように「好きなものを好きに着る!」このマインドでファッションを楽しみたいですね。

フリンジスカートとデザインブラウスのコーデ


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©︎ Getty Images

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Azu Sato

1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションIT企業にて、オウンドメディアの編集やSNS運用を行う。SNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。2020年春に独立し、モード誌のウェブメディアやファッション業界誌にてファッションやフェムテック記事の執筆、SNS運用に携わる。ファッションの専門学校での講師なども。

  1. トレンドはオフランウェイから!NYコレクションのストリートスタイル10選

  2. NYファッションウィーク25AW 注目ルック8選

  3. ロゴ入りアイテム、どうコーディネートする?

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