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ミラノ ファッションウィークで注目のルック6選

各都市の特徴が色濃く反映されるファッションウィーク。クラフツマンシップを大切にするミラノでは、大人が楽しめる上質なリアルクローズが揃います。2025年秋冬のミラノ ファッションウィークで気になるルックをチェック!


GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)

ジョルジオ・アルマーニは「原点」をテーマに上質なテキスタイルを惜しみなく使用した、リュクスなコレクションを発表しました。ブランドが得意とするエキゾチックな表現が今季はより色濃く現れています。ベージュやライトグレー、カーキ、グレイッシュなブルーなど全体的に落ち着いたトーンで大人のエレガンスを表現。ブルーとパープルの中間のような色を全身にまとったルックは、シンプルなシルエットながらも新鮮なムード。ターバンのようなアクセントが小粋ですね。

MILAN, ITALY - MARCH 02: A model walks the runway during the Giorgio Armani Ready to Wear Fall/Winter 2025-2026 fashion show as part of the Milan Fashion Week on March 2, 2025 in Milan, Italy. (Photo by Victor VIRGILE/Gamma-Rapho via Getty Images)


FERRAGAMO(フェラガモ)

ピナ・バウシュが創設したドイツの「Tanztheater」(タンツテアター=ダンスシアター)をインスピレーション源に、ダンスのエッセンスを取り入れたフェラガモ。レオタードのようなボディスーツにバッグが2つついたようなベルトを合わせ、斬新なシルエットを提案しました。よく見ると、大人気のイットバッグ「ハグバッグ」ではありませんか! アイコンをうまくコーディネートアイテムに昇華させる技術は、売れるメゾンブランドの必須条件なのかもしれません。

FERRAGAMO ハグバッグのコーデ


BALLY(バリー)

クラシックなブランドのイメージが強いバリーですが、実はランウェイルックは若々しくアップデートしています。かっちりとしたシルエットのセットアップといったベーシックアイテムはもちろん、カラフルなファーやスパンコール使いなど、プレイフルなディテールも。ウエストを絞ったレディライクなデニムジャケットにジーンズを合わせたセットアップにハードなレザーのビッグベルトを合わせるバランスは真似したいところ。今季はビッグベルトでのウエストマークがよく見られました。

MILAN, ITALY - MARCH 01: A model walks the runway during the Bally Ready to Wear Fall/Winter 2025-2026 fashion show as part of the Milan Fashion Week on March 1, 2025 in Milan, Italy. (Photo by Victor VIRGILE/Gamma-Rapho via Getty Images)


TOD’S(トッズ)

ボルドーやマスタード、キャメルといった秋冬らしいカラーを巧みに使い、トッズ流のワーキングウーマンを描いた今季。明るいブルーのシャツにダークボルドーのパンツを合わせたマニッシュなカラーブロックコーディネートも目を惹きましたが、注目したのはこのレイヤード術が光ったルック。レモンイエロー、レッド、サンドベージュ、グレージュ、ブラックという異なるトーンの色を重ねているのにもかかわらず、このまとまり具合! ブラックの腹巻?のようなものにレッドのストールを挟んでいるのがポイント。

TOD'S ランウェイ コーデ


PRADA(プラダ)

トレンドセッターのプラダは今季も多くのジャーナリストの頭をいい意味で悩ませるような、難解なルックを提案。「女性らしさとはなにか」を問いかけたというコレクションです。ボサボサヘアのモデルたちが「正確に美しく」はない、どこかおかしなプロポーションのウェアを身につけています。

全体的にデイリーウェアとして真似をするのが難しいバランス感が多いですが、こちらのルックは着こなしのヒントがたくさん。ピンク×ブラウンのホットな組み合わせをベースに、パワーショルダーのジャケットを合わせたフェミニン×マニッシュのミックススタイル。相変わらずのミニ丈スカートが効いています。ネックレスに巻き込まれているヘアや太い眉、細縁メガネなど、顔周りのヘアメイクも含めてスタイリングが完璧に完成しています。

Model on the runway at the Prada Fall RTW 2025 fashion show as part of Milan Fashion Week on February 27, 2025 in Milan, Italy. (Photo by Giovanni Giannoni/WWD via Getty Images)


MARNI(マルニ)

今季のトレンドアイテム・ディテールといえばカラーファー! トッズでも見られましたが、スタイリングのアクセントとして大ぶりのファーをストールや襟などで取り入れるのがトレンドになりそう。マルニでは多くのルックに大ぶりファーを投入。ストールだけではなくスカートの裾やバッグにも、フワッフワのファーをプラス。鮮やかなイエローやサーモンピンク、ピスタチオグリーンなどの差し色として加えるのが今年流です。

Backstage at the Marni Fall RTW 2025 fashion show as part of Milan Fashion Week on February 26, 2025 in Milan, Italy. (Photo by Delphine Achard/WWD via Getty Images)


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©︎ Getty Images

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Azu Sato

1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションIT企業にて、オウンドメディアの編集やSNS運用を行う。SNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。2020年春に独立し、モード誌のウェブメディアやファッション業界誌にてファッションやフェムテック記事の執筆、SNS運用に携わる。ファッションの専門学校での講師なども。

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