各都市の特徴が色濃く反映されるファッションウィーク。クラフツマンシップを大切にするミラノでは、大人が楽しめる上質なリアルクローズが揃います。2025年秋冬のミラノ ファッションウィークで気になるルックをチェック!
GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)
ジョルジオ・アルマーニは「原点」をテーマに上質なテキスタイルを惜しみなく使用した、リュクスなコレクションを発表しました。ブランドが得意とするエキゾチックな表現が今季はより色濃く現れています。ベージュやライトグレー、カーキ、グレイッシュなブルーなど全体的に落ち着いたトーンで大人のエレガンスを表現。ブルーとパープルの中間のような色を全身にまとったルックは、シンプルなシルエットながらも新鮮なムード。ターバンのようなアクセントが小粋ですね。

FERRAGAMO(フェラガモ)
ピナ・バウシュが創設したドイツの「Tanztheater」(タンツテアター=ダンスシアター)をインスピレーション源に、ダンスのエッセンスを取り入れたフェラガモ。レオタードのようなボディスーツにバッグが2つついたようなベルトを合わせ、斬新なシルエットを提案しました。よく見ると、大人気のイットバッグ「ハグバッグ」ではありませんか! アイコンをうまくコーディネートアイテムに昇華させる技術は、売れるメゾンブランドの必須条件なのかもしれません。

BALLY(バリー)
クラシックなブランドのイメージが強いバリーですが、実はランウェイルックは若々しくアップデートしています。かっちりとしたシルエットのセットアップといったベーシックアイテムはもちろん、カラフルなファーやスパンコール使いなど、プレイフルなディテールも。ウエストを絞ったレディライクなデニムジャケットにジーンズを合わせたセットアップにハードなレザーのビッグベルトを合わせるバランスは真似したいところ。今季はビッグベルトでのウエストマークがよく見られました。

TOD’S(トッズ)
ボルドーやマスタード、キャメルといった秋冬らしいカラーを巧みに使い、トッズ流のワーキングウーマンを描いた今季。明るいブルーのシャツにダークボルドーのパンツを合わせたマニッシュなカラーブロックコーディネートも目を惹きましたが、注目したのはこのレイヤード術が光ったルック。レモンイエロー、レッド、サンドベージュ、グレージュ、ブラックという異なるトーンの色を重ねているのにもかかわらず、このまとまり具合! ブラックの腹巻?のようなものにレッドのストールを挟んでいるのがポイント。

PRADA(プラダ)
トレンドセッターのプラダは今季も多くのジャーナリストの頭をいい意味で悩ませるような、難解なルックを提案。「女性らしさとはなにか」を問いかけたというコレクションです。ボサボサヘアのモデルたちが「正確に美しく」はない、どこかおかしなプロポーションのウェアを身につけています。
全体的にデイリーウェアとして真似をするのが難しいバランス感が多いですが、こちらのルックは着こなしのヒントがたくさん。ピンク×ブラウンのホットな組み合わせをベースに、パワーショルダーのジャケットを合わせたフェミニン×マニッシュのミックススタイル。相変わらずのミニ丈スカートが効いています。ネックレスに巻き込まれているヘアや太い眉、細縁メガネなど、顔周りのヘアメイクも含めてスタイリングが完璧に完成しています。

MARNI(マルニ)
今季のトレンドアイテム・ディテールといえばカラーファー! トッズでも見られましたが、スタイリングのアクセントとして大ぶりのファーをストールや襟などで取り入れるのがトレンドになりそう。マルニでは多くのルックに大ぶりファーを投入。ストールだけではなくスカートの裾やバッグにも、フワッフワのファーをプラス。鮮やかなイエローやサーモンピンク、ピスタチオグリーンなどの差し色として加えるのが今年流です。

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