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サングラスはひと足先に、秋冬のランウェイスタイルからヒントを得て

もはやファッションアイテムというよりヘルスケアアイテム!? 強烈な日差しが続く日本の夏では、日常で必須になっているサングラス。とはいえファッション性は欠かせません。夏真っ最中ですが、気持ちは次のシーズンへ、ということで秋冬のランウェイスタイルでホットなサングラスをピックアップ!


「スクエア型」は横に大きく、ハードに!

2024年秋冬コレクションの中でも、最もサングラス着用率が高かったのがセリーヌ。ほぼ全てのルックで大きなスクエア型のサングラスを身につけていました。

特徴は(モデルの顔の小ささはともかく)顔からはみ出るほど横に大きいこと。そしてフレームはラウンドというよりしっかりと角があり、レンズの色は濃いめ。一見するとハードルの高そうなデザインですが、昨今のオーバル型のアイウェアトレンドの流れからすると、すんなりと着用できそうです。

大きなリボンタイシャツ、たっぷりビジューのデコレーション、ミニ丈のAラインワンピースなど、セリーヌの今季はいつもよりスイートなテイスト。ウェアやアクセサリーが上品でレディなぶん、ハードな印象のサングラスをかけることで、どこかバッドガールな雰囲気に仕上げています。

レディなスタイルをする時にサングラスをかけると「避暑地のお嬢さん」感が出てしまいますが、セリーヌにならってビッグなスクエア型サングラスを合わせれば、一歩先のルックが完成! 他にも、ダブルボタンジャケットとタイトスカートのセットアップにハードなサングラスを合わせた、ディオールのルックも参考になりそう。


引き続きトレンドを牽引する「細キャットアイ」

ここ数シーズンのアイウェアトレンドといえば、前述した通りオーバル型。Miu Miuが2023年秋冬コレクションで発表して以来、瞬く間に「ナード」から「イット」なアイウェアに躍り出ました。今では街中でもよく見かけます。

横に細長い形が特徴でしたが、次シーズンでもMiu Miuは引き続きこの「横長」スタイルを提案。丸みを帯びたオーバル型ではなく、ちょこっと目尻が上がったキャットアイ型がランウェイで多く見られました。

ポイントは「細いシルエット」×「キャットアイ」。優しい楕円形から進化して、モードなキャットアイ型へ。釣り上げ具合もそこまで大きくはなく、気持ち上がっているかな?くらいの角度がベスト。

Miu Miuは袖をアンバランスにたくしあげたり襟を片方だけ出したり、無造作風のレイヤードスタイルにブラックやブラウンのレンズのサングラスを合わせ、どこか不穏さを感じるルックを提案。スタイリングや色合わせなど、今季もトレンドセッターとなりそうです。

グッチはレースのワンピースやミニ丈のセットアップなどのセンシュアルなコーディネートに、太めフレームのキャットアイサングラスをプラス。クレージュはモノトーンやベージュのウェアにアノニマスな要素を感じさせるようにブラックのキャットアイサングラスを合わせています。

キャットアイサングラスの女性


「マスクみたいに大きい」がキーワード

お次は遊び心のあるファッションを楽しみたい方におすすめのサングラス。顔の半分を覆うような「まるでマスク!?」というビッグサイズがランウェイで目撃されました。

サステナブルなものづくりでモード界を牽引するステラマッカートニーは、ショートパンツ×ビッグショルダーのスタイルやオーバーサイズのコートに「マスクサングラス」をプラス。メンズライクなコーディネートにインパクト大のサングラスを合わせることで、迫力のあるスタイリングを提案しました。

一方で足元はポインテッドトゥのヒールを合わせたり、肌を見せることでレディ感も忘れません。前述したサングラストレンドのスタイリングにも共通しますが、「どこかしらでバランスをとる」ということがキーワードかもしれません。

MM6でも「マスクサングラス」を発見。まるでゴーグルのようなビッグサイズですが、クリアレンズなので重たさがそこまでありません。ボリューム感のあるスタイリングにクリアレンズのサングラスを合わせることで、ジュエリーのようなきらめきをプラスして。

カラーサングラスの女性


「ティアドロップ」はボーホーシックと合わせて

2024年秋冬コレクションで注目したいのは「ボーホーシック」。2000年代初頭にトレンドとなったスタイルですが、令和の今Y2Kブームに乗って復活の兆しを見せています。

その火付け役は、クリエイティブディレクターが24AWから変わったクロエ。レースやオーガンジーなど透け感のある素材にレザー(素材は革ではないかもしれませんが)のサイハイブーツやポンチョを組み合わせ、大人のボヘミアンスタイルを提案しています。

そこに合わせるのが“イケてるオヤジ”がつけていそうなティアドロップ型のサングラス。軽やかでフェミニンなスタイリングに、ずしっと渋みを効かせるようにサングラスを取り入れています。

ボッテガ・ヴェネタもホワイトonホワイトのクリーンなコーディネートにティアドロップ型のサングラスを合わせ、小物使いを工夫することで全体の印象をぎゅっと締め上げました。

定番の形ですが、なかなか取り入れるのが難しいのがティアドロップ型。コーディネートのアクセントとして使うことで、うまくトレンドを掴んでみて。

ティアドロップ型サングラスをかけたスーツの女性


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©︎ Getty Images

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Azu Sato

1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションIT企業にて、オウンドメディアの編集やSNS運用を行う。SNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。2020年春に独立し、モード誌のウェブメディアやファッション業界誌にてファッションやフェムテック記事の執筆、SNS運用に携わる。ファッションの専門学校での講師なども。

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