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お気に入りのサンダルを秋まで活用する4tips

夏に大活躍してくれたサンダルをシュークローゼットの奥にしまうのは時期尚早。日本の秋は気温的にまだまだサンダルシーズンなので、しばらく足元のおしゃれの相棒として活用しましょう。4つのスタイリングtipsをご紹介します。


Y2Kムードを高める「ルーズソックス」

ファッションのみならずカルチャーとしてもトレンドのY2K。あの頃を肌で感じたことがある世代なら、「ルーズソックス」を一本は持っていたのではないでしょうか。2000年代のギャルたちがこぞって履いていたダルダルのルーズソックスは今、制服ではなくファッションの一つとしてリバイバル中。

当時は身長越えの2mのソックスなんかもありましたが、令和の今取り入れるなら程よいボリュームのルーズソックスを。厚底ローファー&プリーツミニスカートと合わせてスクールガール風にするのも可愛いですが、秋の初めはスポーティーサンダルとスタイリングするのもおすすめです。

ルーズソックス自体に存在感がありますが、スポーティーサンダルもプラットフォームだったりぷっくりシルエットだったり、ボリュームがあるものをチョイスして。二つ組み合わせることで足元にポイントを持ってこれるので、洋服のスタイリングがシンプルでも全体の雰囲気に勢いがつきます。 スポーティサンダルの他に、つっかけタイプのサンダルもGOOD。よりあの頃のやんちゃなギャルスタイルに近づけるので、「Y2Kを極めたい!」という方にはおすすめ。ラバー素材でクリアな質感だと合わせやすいはずです。


軽やかな足元を演出する「シアーソックス」

シアーソックスは何枚持っていても良い!と思うほど便利なアイテム。シアーなので普段は合わせにくいような色を持ってきても肌と馴染み、コーディネートのアクセントになってくれます。薄手なので重ね履きしてレイヤードを楽しむこともできます。

シアーソックスはどんなシューズとも相性が良いのですが、サンダルで合わせるならストラップのついたヒールサンダルはいかがでしょう?素足で履いても上品に見えますが、シアーソックスを重ねることで足元に遊び心をちらつかせることができます。

足元のスタイリングを見せたいので、ボトムスの丈は短めで。レディな印象の足元になるので、Aラインのワンピースやバルーンシルエットのミニ丈スカートなどでまとめてみて。

今季の秋っぽさを演出するならクロエの24AWコレクションを参考に。シアー素材×レザーの組み合わせにチャレンジしてみてはいかが?

ポイントカラーは気分じゃない!という方は、キャメルやベージュといったカラーに挑戦してみましょう。ストッキングのように見えるのでベージュは避けられがちですが、意外と便利なのでおすすめ。少したゆませて履くと足元に濡れたような煌めきをプラスしてくれますよ。


快適&おしゃれを叶える「パーツソックス」

サンダルにソックスを合わせるのは少しハードルが高い、まだまだ暑いから長いソックスはむり!という方はパーツソックスがおすすめ。ファッション性を高めることのほかに靴擦れ防止といった目的があるものもあります。

つま先だけや足の甲を覆うものなど形は様々ありますが、取り入れやすいのはトングサンダルに合わせるパーツソックスです。トングサンダルは親指と人差し指の間に負荷がかかるのものですが、トングサンダル用のパーツソックスを履けばそうした悩みともおさらば。

指の間をカバーしつつ足の甲も覆ってくれるので、アッパーで靴擦れしてしまうタイプの人にもぴったりです。足元のスタイリングはいつも同じになってしまいますが、パーツソックスをプラスワンするだけで色や柄でアクセントをつけることができますよ。

上級者は足袋ソックス&トングサンダルの組み合わせにチャレンジしてみて。サンダルと同系色のソックスを選べばブーツ風に履くことも可能。クシュっとたゆませて履くのもリラックス感が出るので◎


ブーツのように履きこなす「ニーハイソックス」

秋が近づいてきたらコーディネートに投入したいのがロングブーツ。ただ、日本の秋は短く儚いので、なかなかチャレンジするタイミングがありません。まだ寒いとは言えない秋口にロングブーツライクな足元にしたいのなら、ニーハイソックスを取り入れてみて。

相性が良いのはぽってりとしたシルエットのサボサンダル。今季のトレンドでもあるボーホーシックなスタイルを後押ししてくれるデザインでもあります。ニーハイソックスは脚をまっすぐと長く見せてくれるので、さらにスッキリと見せたいなら厚底タイプにするのがGOOD。

ソックス全体を見せたいので、ボトムスはロングではなくミニ丈がおすすめ。もしくはmiu miuのようにボリュームのあるスカートをあえて合わせて、アンバランスなコーディネートでちぐはぐの美を押し出すという強技も!

ニーハイソックスはルーズソックスにも応用できるので、意外と一足持っておくとコーディネートの幅が広がります。秋のおしゃれ準備はサンダル&ソックスの活用から始めてみて!


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©︎ Getty Images

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Azu Sato

1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションIT企業にて、オウンドメディアの編集やSNS運用を行う。SNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。2020年春に独立し、モード誌のウェブメディアやファッション業界誌にてファッションやフェムテック記事の執筆、SNS運用に携わる。ファッションの専門学校での講師なども。

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