NY、ロンドン、ミラノ、パリときて、次にチェックしたいのは東京のファッションウィーク! 他の都市とはまた違った色を持つファッションウィークですが、その特徴は「個性豊か」ということ。ストリートが強い、モードが強いなどの傾向がなく、東京の街中を歩く人々のスタイルを見てもわかるように、良い意味で「ジャンルレス」。そんな東京コレクションから、気になったスタイリングをチェック!
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ANREALAGE HOMMEのハイウエストボトムス
パリコレクションでも新作の発表を続けているANREALAGE(アンリアレイジ)が手がけるメンズブランドのANREALAGE HOMME(アンリアレイジオム)。2回目となるランウェイショーは、THE BLUE HEARTSの名曲『青空』のオリジナルアレンジバージョンをBGMに使用し、心の底を揺さぶるような空間を作り上げました。
アンリアレイジが大切にするパッチワークや細部の細部にまでこだわった装飾など、あまりメンズでは見られないようなディテールを詰め込んでいるのが同ブランドの特徴です。かといってレディースライクではなく、ヴィンテージや古着を丁寧にサンプリングしたメンズウェアとして新たな市場を切り開いています。
今季注目したいのは、胸下まであるハイウエストボトムスのスタイル。まるで泥を被らないための農業用のパンツのようなアイテムですが、胸のあたりからトップスの柄をちらりと覗かせたり、マイクロ丈のアウターを重ねて斬新なシルエットを作ったり、遊びがいがありそう。ハイウエストボトムスはついつい上部をキュッと絞りタイトなシルエットにしてしまいがちですが、Iラインのゆるっとしたスタイルにも挑戦してみて。
YUEQI QIのランジェリーライク×デニム
YUEQI QI(ユェチ・チ)は日本でも人気の中国発ブランド。アジア圏のファッションやストリートテイストを好む、若年層のファッション好きを虜にしています。「愛」という漢字が連なったオリジナルのレースがアイコニックですが、今季は様々なレースがスポーティなスタイルに馴染んでいました。
レースで線を描く事でまるでビスチェのように見せるトロンプルイユのトップスは、ブランドらしいアイテムの一つでしょう。それにカーゴパンツのようなデザインのデニムを合わせたスタイルはそのバランス感を真似したいところ。ランジェリーライク×デニムをキーワードに、手持ちのワードローブで今すぐチャレンジ!
FETICOのフェティッシュパステル
FETICO(フェティコ)は言わずもがな、東京のレディースファッションのトレンドを牽引するブランドのひとつ。フェティコの登場によって、大人の女性が自分のためにフェティッシュなスタイルを楽しみ、表現しやすくなったといっても過言ではありません。
シースルーやレースといった素材はもちろん、レザーやジャケットなどをブランドらしいカッティングやシルエットで仕立てることで、どんなアイテムからも、ほんのりと内から香るような色気をまとうことができます。
2025SSでは今までとは少し違ったフェティコを見ることができました。スカイブルーやラベンダーなど、春気分を盛り上げるパステルカラーを多く使っています。でも、そこはフェティコ流。ただ「可愛い」でまとめることはしません。体にぴったりと沿うようなタイトなメッシュトップスや、まるで彫刻の女神ように布と身体を調和させたワンピースなど、可愛いパステルカラーを用いながらもフェティッシュなスタイルにまとめあげています。
パステルカラーを着たいけど、可愛すぎるのは…と躊躇してしまう人は、思い切ってフェティッシュパステルを取り入れてみてはいかが?
TELMAのミニ丈&シースルー
期待の新ブランド、TELMA(テルマ)がブランド初のランウェイショーを開催しました。ドリス ヴァン ノッテンやイッセイミヤケで経験を積んだ実力派です。一枚一枚とても手の込んだオリジナルのテキスタイルや、凛とした佇まいを手に入れることができる端正なシルエットなど、ハンガーにかかっている状態でも惚れ惚れとする美しさのある服です。
ランウェイではすでにテルマの代名詞となっている精密なプリントや、色柄を体に重ねられるシースルーアイテムが数多く登場しました。中でもスタイリングとしてピックアップしたいのは、ブランドとしては珍しいミニ丈ボトムスのルックです。
一見するとスカートに見えますが、実はキュロット。ふわふわとクラゲのように広がるプリーツキュロットに、まるで迷路に迷い込んだかのように歪んでいるブロックチェックのロング丈シースルーシャツを重ねています。日常ではこんなに大胆な肌見せは難しいですが、インナーをキャミソールやタンクトップなどに変えて、まるっと真似してみたいルック。
まるで半透明のフィルターをかけたかのような美しいグラフィックがミニ丈のボトムスと重なることで、ミニ丈のカジュアルさを打ち消してエレガンスに昇華してくれます。
色柄を冬仕様に変えたら今からでもできる組み合わせなので、ぜひトライしてみて。
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