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NYファッションウィーク25AW 注目ルック8選

早くも2025年AWコレクションのファッションウィークシーズンが到来! 秋冬の発表はNYからスタート。日本でも人気のブランドから、じわじわと注目を集めている若手ブランドまで、チェックしておきたい8ブランドをご紹介。


COACH

ここ数シーズン、バッグや小物を中心にZ世代からも支持されているコーチ。今季はヴィンテージウェアにインスパイアされたような素材感のアイテムが多く登場しました。まるで親のワードローブから借りてきたアイテムを自由にスタイリングしたような、どこか懐かしさを感じる提案が光ります。テディベアのシューズやチャームなど、コーチらしいプレイフルなアイテムも発見。若年層を取り込めているという意味でも今最も勢いのあるNYブランドといっても過言ではないので、引き続き要チェックな存在です。

NEW YORK, USA - FEBRUARY 10: A model walks the runway during the Coach Ready to Wear Fall/Winter 2025-2026 fashion show as part of the New York Fashion Week on February 10, 2025 in New York. (Photo by Victor VIRGILE/Gamma-Rapho via Getty Images)


Calvin Klein Collection

しばらくファッションウィークから遠ざかっていたカルバン・クラインが6年ぶりにランウェイに復帰! NYらしいクリーンでミニマルなウェアを発表しました。クリエイティブ・ディレクターに就任したのは、ヴァロニカ・レオーニ。ジル・サンダーやセリーヌで経験を積んだ実力派です。ホワイトやグレーなどの落ち着いたカラーパレットをメインに、身体のラインを尊重しながら包み込むようなシルエットが特徴。ブランドらしい軽快なスポーティさは残しつつ、上質でモダンな日常着を提案しました。

Calvin Klein Collection - Fall 2025 RTW - Backstage


THOM BROWNE

毎シーズン巧みなテーラリング技術で驚かせてくれるトムブラウン。今季は世界情勢を反映するかのように自由に憧れる2羽の鳥を主人公にコレクションを作り上げていました。会場は2000羽に及ぶ折り紙で作られた鳥で埋め尽くされ、モデルのメイクは鳥をイメージした長いアイラッシュがつけられるなど、随所にイメージが散りばめられていました。アーガイル柄のニットや太いパイピング入りのセットアップなど、アイビールックを感じるテイストも。柄on柄のコーディネートは思い切って参考にしてみて。

NEW YORK, USA - FEBRUARY 11: A model walks the runway during the Thom Browne Ready to Wear Fall/Winter 2025-2026 fashion show as part of the New York Fashion Week on February 11, 2025 in New York.


KALLMEYER

2011年にスタートしたNY発のブランド、KALLMEYER(カルメイヤー)。マスキュリンをベースに、ほんの少しフェミニンな要素が隠されているブランドです。ざっくりと穿いたワイドパンツやパートナーから借りてきたようなサイズ感のコートやジャケットなど、スタイリングのヒントになりそうなルックが多数。時折タイトスカートやシアー感の強いアイテムが差し込まれるなど、着る人の多面性を表しているかのよう。ザ・リアルなワーキングスタイルのコーディネートなので、今すぐにでも真似してみて。

Model on the runway at the Kallmeyer Fall RTW 2025 fashion show as part of New York Fashion Week on February 11, 2025 in New York, New York. (Photo by George Chinsee/WWD via Getty Images)


MICHAEL KORS

マイケル・コースが2025年秋冬に打ち出すのは、「洗練された上品さ」というとてもシンプルなテーマ。トレンドというものが生まれづらくなり、ファッションがエモーショナルなものというよりビジネスの側面が強くなってしまった今だからこそ、強く響くキーワードかもしれません。ブラック、ホワイト、グレー、キャメルという王道のカラーを中心に、上質なテキスタイルだからこそ叶うタイムレスでシンプルなデザインを打ち出しています。その中でも目を引いたのが深いグリーンのワントーンコーディネート。色一つでコンサバではなくモードに仕上がるのだと、改めて感心したルックです。

Model on the runway at the Michael Kors Fall RTW 2025 fashion show as part of New York Fashion Week held at the Terminal Warehouse on February 11, 2025 in New York, New York. (Photo by Giovanni Giannoni/WWD via Getty Images)


TORY BURCH

トリー バーチもNYで発表を続ける老舗ブランド。日本でも知名度があり、バッグを中心に20代に支持されています。こちらもコーチと同じく、最近レディ・トゥ・ウェアもイケてるブランドになっているのをご存知でしょうか?今季はクラシカルなスポーツウェアをモダンにアップデート。サイドラインのパンツやモーターサイクルジャケットなど、カジュアルなアイテムの生地やシルエットに捻りを加えることで新たな一面を持たせています。あくまで良家の子女のような気品は保ちつつ、遊べるところをしっかりと押さえて遊ぶ、というクレバーなスタイルに注目!

NEW YORK, USA - FEBRUARY 10: A model walks the runway during the Tory Burch Ready to Wear Fall/Winter 2025-2026 fashion show as part of the New York Fashion Week on February 10, 2025 in New York. (Photo by Victor VIRGILE/Gamma-Rapho via Getty Images)


CAROLINA HERRERA

キャロリーナ ヘレラの美しいドレスを見て心を清めましょう。NYらしいブランド、といえばこちらではないでしょうか。日本ではあまりドレスを着るシーンはありませんが、大都会NYならドレスの一着や二着、持っていないと社交界を航海できない…? 今季は大ぶりな花柄や大きなスパンコールを散りばめたニットなど、多幸感のあるモチーフや素材を使用。ガーリーなAラインシルエットのシャツドレスやトレンチコートなど、フレッシュで若々しいアイテムも登場。

NEW YORK, NEW YORK - FEBRUARY 10: A model walks the runway at the Carolina Herrera Fashion Show during New York Fashion Week on February 10, 2025 in New York City. (Photo by Fernanda Calfat/Getty Images)


Ulla Johnson

ウラ・ジョンソンは秋冬の暖かなムードをカラーパレットで表現。得意とするホーボー・シックなスタイルは今季も継続。夕焼けを思わせるような美しいグラデーションのコートや、プリミティブな柄のドレスなど、ブランドらしいグラフィック使いに惚れ惚れします。マスタードイエローにブラウンを合わせたり、ブラックとゴールドをハーフ&ハーフの分量で合わせたり、秋のカラーコーディネートのお手本にも。

NEW YORK, NEW YORK - FEBRUARY 09: A model walks the runway at the Ulla Johnson show during New York Fashion Week on February 09, 2025 in New York City. (Photo by Albert Urso/Getty Images)


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©︎ Getty Images

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Azu Sato

1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションIT企業にて、オウンドメディアの編集やSNS運用を行う。SNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。2020年春に独立し、モード誌のウェブメディアやファッション業界誌にてファッションやフェムテック記事の執筆、SNS運用に携わる。ファッションの専門学校での講師なども。

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