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フライパンの種類

フライパンの種類

一番使う調理器具といっても過言ではないほどに日常の調理でよく使うのがフライパン。今では種類があり過ぎて選ぶときに悩んでいませんか?今日はフライパンについて種類や素材、特徴などを交えながらフライパンの選び方をご紹介したいと思います。

目次

1. フライパンとは?
2. フライパンの素材について
3. フライパンの素材別比較
4. フライパンの加工について
5. サイズ別フライパンの選び方
6. そのほかの便利なフライパン
7. 人気のフライパンをお得に買う方法

フライパンとは?

インターネット百科事典コトバンクによると「柄(え)のついた浅い鍋。いためたり、揚げたりするのに用いる。スキレット。」。フライパンは「frying pan(フライング・パン)」から「フライパン」になったのですが、fryingは「炒める」「焼く」など、油を使って調理することを指し、そのためのpanと言うのは「皿状の柄(え)のついた浅い鍋」ですね。ちなみに、deep-fryは「揚げる」になります。いずれにしてもfryが使われていますね。

包丁の選び方でも触れましたが、日本の食文化のポイントは明治時代。フライパンも元々は北ヨーロッパで使われ始めたものと言われていますが、その西洋食文化が入ってきたのが明治時代になります。そこから大正にかけて徐々に普及していったそうです。

フライパンの素材について

フライパンの素材を分類すると鉄、銅、アルミ、ステンレス、チタンの素材がメイン素材になります。気にしてもらいたいのが熱伝導率。素材によって熱伝導率が大きく変わりますので、素材ごとの特徴をみていきましょう。

熱伝導も良く、高温での調理に向いているので、火力が重要な中華料理は鉄鍋が使われています。使い込むほどに油がフライパンに馴染んでいくので使いやすくなり、丈夫なので長年使用できるのが魅力です。デメリットといえば、重さとお手入れでしょうか。

最初に「焼き込み」や「油ならし」、「空焼き」が必要になってくるので、手間と思う方もいると思いますが、最近ではこういった作業が必要のないフライパンも販売されています。向いている料理は「炒める・焼く・揚げる」。

熱伝導率が鉄以上に非常に高く、鉄と違って錆びにくいので鉄よりも使い勝手がよく、高い抗菌作用もある銅。卵料理など熱に敏感な食材を調理するする際に向いているので、天ぷら鍋や和菓子用の鍋などは銅製が使われています。厚焼き卵用の四角いフライパンも熱が均等に伝わり、焼き色にむらができないので銅製がお勧めです。煮込み料理になどにも適しています。

鉄と同様に重さがありますが、鉄よりも変形しやすく、銅は酸や塩分に弱いので、そのまま放っておくと変色してしまうのでこちらも鉄のフライパンと同様にお手入れが必要になってきます。

アルミ

熱伝導に優れていて軽くて使いやすいというメリットがあるアルミ製のフライパン。難しいのは、強い酸やアルカリに弱く、また高温調理には不向きで、高温になると食材がくっ付いてしまうというデメリットがあります。熱伝導がよく軽いのでパスタを作る際によく使われており、フライパンでソースを作って和えるような料理が向いています。

アルミフライパン自体の色が銀なので、ソースや食材の色の状態がわかりやすいというメリットも。ただ、前途したように、調理する物を選ぶようなところもあるので、家庭用にアルミのフライパンを1つだけというのは厳しくどちらかというと玄人向きのフライパンですね。

ステンレス

丈夫で錆びにくく、また一度熱すると冷めづらいため予熱調理も可能です。鉄や銅が苦手な酸もステンレスなら大丈夫。デメリットはアルミと同様に焦げつきやすいのと食材がくっつきやすく、重さがあるという点でしょうか。熱伝導率が鉄や銅に比べて低いのですが最近ではアルミとの多重構造でアルミの熱伝導を利用しています。

この多重構造は層が厚いほど蓄熱性が良くなり、一度温まると冷めにくくなります。ステンレスのフライパンは炒める、焼く、揚げる、煮物、蒸し物、とオールマイティに使えますが、炒飯や焼きそばなど炭水化物はくっつきやすいので向いていません。

チタン

取り扱いやすく、ステンレス同様保温性が高く、軽いのに強度は鉄に比べても強く丈夫です。「頑丈で軽い」これがチタン製のフライパンの魅力です。デメリットとしてはステンレス同様に熱伝導率が低いので火が当たる部分とそうでない部分の温度にムラができることなんですが、そのため裏側(火の当たる部分)にはアルミなどの素材でコーティングされているケースが多いです。焦げやすさは「コーティングが剥がれると焦げ付きやすく」なります。

フライパンの素材別比較

熱伝導重さお手入れ得意調理
炒める・焼く・揚げる
天ぷら、卵焼きなど温度調整が繊細なもの
アルミパスタなどソースで和えるもの
ステンレス焼く、揚げる、煮物、蒸し物
チタン余熱を与えるような肉料理など

フライパンの加工について

素材の他に、フライパンには加工(コーティング)されているものがあります。チタンのフライパンのところで「コーティングが剥がれると焦げ付きやすくなる」と説明しましたが、次はフライパンに施されるコーティングについて説明していきたいと思います。

フッ素(テフロン)加工

まず「フッ素樹脂加工」と「テフロン加工」ですが、同じです。フッ素樹脂加工をアメリカのデュポン社が「テフロン加工」と商標を取っているのが2つの加工が存在しているように感じる理由です。こびりつかないので、一般家庭では欠かせない加工で、フライパンの素材はアルミ合金が多いです。ただ、フッ素加工は数年ではがれてしまうので長持ちしないのがデメリット。

フッ素加工のフライパンを使うときの注意点としては「強火で使用しないこと」、「空焚(からだ)きしないこと」そして「表面にキズをつけないこと」金属のフライ返しなどは使用しないようにしましょう。

マーブル・ダイアモンドコート

これもフッ素樹脂加工なんですが、フッ素に混ぜられているのが大理石(マーブル)や人造(合成)ダイアモンドの粉を混ぜているということなんです。耐久性を高めているので、イメージ通り(?)ダイアモンドコートの方がマーブルコートよりも若干お値段も張る傾向にあります。

セラミックコート

素材で多いのはアルミで、そこにセラミックでコーティングしているのがセラミックコート(加工)、セラミックは耐熱性があり、焦げ付きにく、丈夫なので最近人気のコーティングです。気をつけて欲しいのは急激に加熱しないことと必ず油を引いて調理すること。セラミックは高温に強いのですが、急激に加熱をするとコーティングの劣化につながります。あと、油をひかないとくっつきます 笑。必ず油を引いてください。

サイズ別フライパンの選び方

フライパンを買うときに何cmがいいのか悩みますよね、サイズ別の人数、用途を記載しておきましたので参考にしてください。

サイズ人数、用途
18cmまで朝食やちょっとしたものを炒める程度
20cmから22cm女性の一人暮らしや自炊頻度の低い人
24cmから26cm男性一人暮らしや二人分、自炊頻度の高い人
27cmから28cm4人位までの家族用
30cmから33cm4人以上の家族や一度に大量に料理したい人

そのほかの便利なフライパン

お弁当のおかずつくりなど一度にいくつか調理したい!時間がない!そんなときに便利なフライパンや、子供が喜びそうなパンケーキが焼けるホットケーキパンなど、便利フライパンもありますよね。

GLADDではこんな目玉焼き用のフライパンも販売しています。

GLADDの目玉焼き用フライパン

人気のフライパンをお得に買う方法

ご存知ですか?世界的に有名なフライパンがお得に買えるんです。ショッピングサイトGLADDなら今回ご紹介しているブランドのフライパンをスペシャルプライスで販売しています。。さて、どんなブランドがあるのでしょうか?

SCANPAN(スキャンパン)

消耗品と思われがちなフライパンですが、スキャンパンすべての商品に10年保証付き。空焚きや経年劣化したフライパンから気化したPFOAには発ガン性の問題があるとされていますが、スキャンパンは化学物質を使わない、次世代のフッ素樹脂加工を世界で初めて製品化したブランド。「良いものを長く愛用する」という北欧デンマークの文化が誇る、安心して末永く愛用できるフライパンです。

世界をリードする調理器具ブランドSCANPANの秘密

MEYER(マイヤー)

キッチンに統一感を持たせてくれるスタイリッシュなオールステンレスのマイヤー。生産量世界2位を誇る老舗メーカーです。圧倒的な熱伝導率の高さでフライパンの温まりがとにかく早く、火にかけてからほぼ待つことなく調理できるのが特徴で、コンロが直火やIH、すべての熱源に対応しているので、住居環境が変わっても変わらず使い続けられます。

VITA CRAFT(ビタクラフト)

素材の水分を活かして調理する「無水調理」が可能で、水に溶けやすいビタミンやミネラルを逃さず調理できることから、ビタミン(ビタ)を逃さない手作り(クラフト)。フライパンは全面多層構造ですばやく均等に熱が伝わります。調理前にフライパンをしっかり温めておくことで、余分な油を使わず肉や魚の油分だけで調理ができるので、無油調理も可能です。

WMF(ヴェーエムエフ)

ドイツNo.1の認知度を誇る老舗ブランドで、高級ホテルやレストラン、一般家庭でも広く愛用されているグローバルブランドです。有機物質PFOAフリーなので安心・安全に使用できます。とにかくお肉が美味しく焼けるので、お肉好きには是非使っていただきたいフライパンで、焼き目をつけたいステーキやグリル料理のためにデザインされた「プロフィ レジスト」シリーズは、余計な油や肉汁がはけて表面はカリッと、中はやわからくジューシーに仕上がり、そのままオーブンに入れて調理も可能です。

fissler(フィスラー)

フィスラーは2種を使い分ける2-panクッキングを勧めており、こんがりカリッと仕上げたいときは「クリスピー シリーズ」、こびりつきやすい食材には「プロテクト シリーズ」があります。クリスピーシリーズは表面のデコボコが余分な油を落としてくれるので、ヘルシーかつ、表面はカリッと中はジューシーにに仕上がります。プロテクトシリーズは、ドイツ最高権威のコーティング耐久試験でナンバーワンの評価を獲得し、深さもあるので煮物や汁物にも使えます。内側に目盛りが入っており、計量カップで測って入れる必要がないので便利。

T-fal(ティファール)

フランスに本社を置く世界有数の調理器具・家電メーカーで、世界で初めてこびりつかない(フッ素樹脂加工)フライパンを発明したことで有名です。“取っ手のとれるティファール♪”のキャッチーな広告の通り、取手のお手入れラクで清潔を保てます。食材を入れるベストなタイミングがひと目でわかる「お知らせマーク」付きのフライパンや、丈夫でくっつきにくい「チタンコーティング」を実現するなど、作り手の「あったらいいな」を実現しているブランドです。

フライパンの選び方はいかがでしたか?

フライパンの素材や加工、メリットやデメリットを知ると、数種の素材か加工のフライパンが欲しくなりますよね。食材や料理にあったフライパンを選べば料理もきっと楽しくなるはず。GLADDでは有名・人気ブランドのフライパンがスペシャルプラスで購入できます。この知識を活かしてあなたにあったフライパンをぜひお得に手に入れてください。

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