今年の2月にこちらのブログでご紹介し、大好評だった「RIEDEL(リーデル)」のワイングラス。4月以降、「リーデル ワインテイスティングセミナー」への参加者が増加しているそうです。「今までレストランで楽しんでいたワインを自宅でも同じように楽しみたい!」という方の参加が増え、グラスを購入する前にセミナーに参加し、自分に合ったものを選ぶそうです。
とはいえ、なかなかセミナーには参加することが難しいので、今回は私達の参加体験を交えながら、「リーデルグラス」の魅力、種類などをご紹介します。
セール期間:11月28日(土)朝9:00まで
※開催日によって完売・販売終了の場合がございます。あらかじめご了承ください。
未読の方は必見!
前回ご紹介したBLOGもぜひチェックしてみてください
[ワインが劇的に美味しくなる] RIEDEL青山本店スタッフから学ぶ“押さえるべきワイングラス” >>>
ワインは香りを楽しむもの!!
まずセミナーでは5種類のグラスが用意されています。
一番左はリーデル社のものではなく、ファミレスなどで出てくるタイプのグラス。白ワイン用2つ、赤ワイン用2つの合計5種類。
セミナーでは、まずそれぞれのグラスにあったワインを注いでくれます。
注いだワインをすぐに飲むのではなく、香りを嗅いでみます。「~のような香りがあるな。」くらいを感じます。
【ワインの香りの正しい嗅ぎ方】
(1)ワインを動かさないで感じる香りを楽しむ
(2)グラスをくるくる回して空気を取り込んで香りを立たせる。空気に触れることで現れる香りを楽しむ。
(3)香りがあまり感じられない場合は、しっかりとグラスを回して香り立たせましょう。
その後、同じワインを違うグラスに移して、香りを同じように嗅いでみます。
そうすると、驚くことに全く匂いを感じなくなりました!
「リーデルのグラス」では、なぜ香りをしっかりと感じられるのでしょうか?
その秘密はグラスの形状にあります。「リーデル」ではブドウ品種別にグラスをラインナップしていますが、それぞれのグラスを開発する際に、多くのワインの生産者達と開発し、最もその品種に適したグラスを作っています。
「リーデルグラス」の特徴の1つとして、グラスの飲み口部分がすぼまっていることです。品種によって形が違いますが、これにより香りを逃さず、グラスに鼻先を少し入れて匂いを嗅ぐと、ワインそのものの香りをしっかりと嗅ぐことができ、繊細にその香りを感じることができます。
グラスの形状は、同じ白ワイン用でも全く異なります。左側はシャルドネ用のグラス。右側はリースリング用グラスです。
それぞれのワインの特徴に合わせて、美味しさや香りを最大限引き出す形状になっています。ボールが広いことで、より空気とたくさん触れることができます。
口の中でのワインの流れも味に大きく影響!
私はこれが一番驚きました。グラスが違うことで、ワインが口に入ってくる量や角度が変わり、口の中での広がり方にも違いが出ます。舌は場所によって味の感じ方が違うと言われていますが、それぞれのワインの味を美味しく感じられるようにワインが口に入ってきてくれるのです。
ワインを飲んだ時に苦味や違和感を感じたこと、ありませんか!?
ワインを飲んで飲み込めないような違和感を感じた経験はありませんか?それはほとんどの場合、グラスの形状がワインと合っていないからです。
リーデルさん曰く「高いワインだけが美味しいわけではなく、リーズナブルなワインでもたくさん美味しいワインはあります。それぞれに合ったグラスで飲めば、そのワインの味を最大限引き出すことができます。逆に、どんなに高級なワインを買っても、グラスが合っていなければ、その価値を楽しむことができず、高いお金を払っても無駄になってしまいます。」
これさえ用意すればOK!
基本のワイングラスとは?
とはいえ、全種類のグラスを揃えるほどワインを飲むわけではありませんよね。
そこで、 世界中のあらゆるワインを楽しむために、「リーデル社」は4脚の基本グラスをおすすめしています。
まずは白ワイン用のグラスを2種類
[1]リースリング
さっぱりした辛口の白ワインに
ワインは舌先に導かれ舌の中央を直線的に流れ、果実味と酸味のバランスを整えます。
縦長でしっかりとしたすぼまりをもったスタンダードなボウル形状のため、まず1つという場合にはこちらのグラスがおすすめ!
世界的な試飲会でも使用されるグラスです。
リースリングに合う代表的なブドウ品種
- リースリング
- ソーヴィニヨン・ブラン
- シャルドネ(シャブリなどの辛口)
[2]シャルドネ
しっかりと樽熟成した「シャルドネ」のような白ワインに
口径が広いため舌の上全体にゆっくりじんわりと広がり、柔らかい酸やクリーミーな質感をしっかり感じられるグラス。
シャルドネに合う代表的なブドウ品種
- オークド・シャルドネ(樽熟成)
赤ワイン用のグラス2種類
[3]一般的に“ブルゴーニュ型”と呼ばれるグラス
酸味が豊かな赤ワインに最適
ワインが舌先に導かれることで、強い酸味と果実味とのバランスを整えてくれます。
酸味が強く渋みは中程度、複雑な香りの赤ワインに最適です。大きなボウルが香りを十分に開かせます。
“ブルゴーニュ型”に合う代表的なブドウ品種
- ピノ・ノワール
- ネッビオーロ
- ブルゴーニュ(赤)
[4]“ボルドー型”と呼ばれるグラス
渋味のしっかりした赤ワインに
ワインが舌上で横に広がるため、厚みのあるボディを感じつつ強い渋みをやわらげてくれます。
フルボディで、渋みの強い赤ワインに最適です。ゆるやかなすぼまりの大きなボウルによって、複雑で芳醇な香りを解きほぐします。
セットで揃えたい方におすすめ
●<リーデル・オー> スターター・セット
こちらは、私のお気に入りの愛用品!リーデル・オーの脚なしグラスです。
脚がない分安定して使えるので、デイリーに家庭で使用する際にうってつけ。カジュアルでおしゃれな見た目もおすすめのポイントです。
グラス自体の形状は脚があるものと全く同じなので、同じように香りを楽しみ、口の中の広がり方なども全く同じく楽しめます!
各2脚入り/全6脚
<カベルネ/メルロ>
<リースリング>
<シャンパーニュ>
●基本のグラス6個セット
汎用性の高いリースリングと赤ワイン用2種類がセットに。
ご自宅でのパーティ用にまとめてグラスを揃えたいという方に最適です。
各2脚入り/全6脚
<カベルネ/メルロ>
<ピノ・ノワール>
<リースリング>
みなさんはどんなワインがお好きですか?私はとにかく重い赤ワインが好きで、これからの時期は飲む機会が増えそう。クリスマスや年末、お正月などのイベント時には、おうちでご馳走を作り、美味しいワインを味わうのが楽しみです。
今回、セミナーに参加して改めてグラスの大切さを実感。そして、グラス次第で本当にワインがさらに美味しくなることを体感しました。これから本格的に訪れるコロナ禍の冬は“おうちごはん”がさらに増えそうな予感・・・。美味しいイタリアンをテイクアウトしたり、ちょっと贅沢なお肉を買ってきたりして、ワインとのマリアージュを楽しんでみてはいかがでしょうか!?「リーデル」を愛用するファンの1人として、心からおすすめします!
お得なセールも開催中です。ぜひぜひ、チェックしてみてください!