気がついたら、すっかり初夏の気候に!ビールが美味しい時期がやって来ました!今年のゴールデンウィークは”STAY HOME週間”となり、まだまだおうち時間が続きます。
楽しくおうちで連休を過ごすのに、ビールは欠かせないドリンク。今年は、いつもと少し趣向を変えて、流行のクラフトビールを楽しんではいかがでしょうか?最近は、コンビニやスーパーにも揃うようになり、お店によってはたくさんの種類が並んでいて、選ぶだけでもワクワクします♪
先日ご紹介したRIEDELワイングラスを使った飲み比べ記事もおかげさまでとても好評でした。そこで、今回は飲み比べ企画の第2弾!!世界中のプロも愛用する、ドイツの「SPIEGELAU(シュピゲラウ)」のグラスとクラフトビールについてご紹介していきます。ワイン同様にクラフトビールもグラスによって味が変わります。その味わいをぜひ、堪能ください。
セール期間:4月28日(火)~5月12日(火)朝9:00まで
※開催日によって完売・販売終了の場合がございます。あらかじめご了承ください。
発酵方法で異なる2種類の味
ビールは、大きく「ラガー」と「エール」の2種類に分類されます。
違いは、ビール造りにおける「発酵」の方法!!
■ラガー:低温で長期間発酵
日本で一般的なラガービールはスッキリしたのど越しでゴクゴク飲めるビール。
■エール:やや高温であまり時間をかけずに発酵
色や香り、味わいをゆったりと楽しみながら飲むのがエールビール。飲みごたえがあり、味わいが深いためビール好きから根強い人気があり、クラフトビールも多くの種類が造られています。
「シュピゲラウ」は、ビールの個性を際立たせ、より美味しく楽しむために作られたグラスです。ビールのスタイルに合わせたグラス形状により、クラフトビールが持つ個性豊かな香りや味わいを最大限に引き出し、ビール職人がクラフトビールに込めた想いを正確に味わうことができます。
■IPA(India Pale Ale)
パンチのある苦味が特徴
IPA(アイピーエー)とは、インディアペールエールの略称で、 18世紀末、インドがイギリスの植民地だったころに、インドに滞在するイギリス人にペールエールを送るために造られたことが始まり。海上輸送中に傷まないよう、防腐剤の役割を持つホップを大量に投入したため、香りと苦みが非常に強いのが特徴。
下部の凸凹部分が特徴。飲むたびに凸凹部分にビールが流れて泡を作り出す構造です。IPAの豊かな香りが逃げないように蓋の役割を泡がしてくれます。
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■アメリカンウィートエール/ホワイトエール
(American Wheat Ale)/(White Ale)
今クラフトビールファンの間で人気!
日本人が最も馴染みのある一般的な大手のラガービールと比べ、ビールとは思えないジューシーさや柑橘系の香りがウケています。
ウィートエール
中世ヨーロッパのいろいろな地方で造られていたビール。「ウィート」とは英語で「小麦」のことを言い、ウィートエールは「小麦を使ったエールビール」。爽やかですっきりしたビール。ウィートエールには原材料として大麦麦芽も使われますが、その他に生の小麦や小麦麦芽を大量に使用しています。アメリカンウィートエールの中には、アルコール度数の強い「ウィートボック」やフルーツをベースにしたものなどがあり、多様性に富んでいるという特徴があります。
ホワイトエール
「ヴィットビア」、「ベルジャンヴィット」とも呼ばれます。特徴として、柑橘系のフルーティーな香りやほのかなスパイスの香りを感じます。泡持ちがよく、まろやかな口当たりで、ヨーグルトに似た酸味があります。苦みを感じないさわやかな味わいで、昔から多くのビールファンを魅了しています。
「アメリカンウィートビール」と「ホワイトエール」の特徴であるデリケートでフルーティな香りを引き出し、爽やかな風味とバランスよく調和させてくれるグラスです。
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■スタウト(Stout)
ホップの苦味が強いのが特徴
一般的なビールよりも力強い味わいが特徴スタウトは、アイルランドで作られ始めたスタイルのビール。焙煎した麦芽を使って作るために黒い色をしています。香ばしい香りとコーヒーのような苦みも感じられるので、一般的なビールのホップ由来の苦みが苦手な人でも、比較的飲みやすいビールです。
パンチのある苦味がたまらない!
スタウトの特徴である焙煎したモルトの豊かな風味を引き出し、コーヒーやチョコレートのような深い香りと苦みをバランスよく調和させるグラスです。
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GLADDバイヤーがセミナーに参加!
SPIEGELAU(シュピゲラウ)グラスでクラフトビール飲み比べ
ビールとグラスのアンマッチとベストマッチを体験の中で学ぶことができるのが「シュピゲラウ」のビアグラスを使ったテイスティングセミナー。
使用するビールはIPAとアメリカンウィート(ホワイトエール)、スタウト(黒ビール)の3種。パイントグラス(ビアパブ等でよく使われるぶ厚めのグラス)とシュピゲラウの各専用グラスにビールを注ぎ実際に飲み比べを行いました。
やっぱりビールはキンキンに冷えた温度で飲みたい!
パイントグラスとシュピゲラウのグラスにビールを注ぎ、手に持った段階で既に大きな違いを感じます。
それはグラスの冷え方。両グラスとも元は常温ですが、ビールを入れるとシュピゲラウのグラスは冷え冷えなのに対しパイントグラスは常温で変化なし。
その理由はグラスの厚さにあります。分厚いパイントグラスはグラス側に蓄えた温度が注がれたビールに伝わり結果ぬるくなってしまいます。シュピゲラウのグラスはそれを防ぐため薄く仕上げていることで元々グラス側に蓄えられた熱も少なく熱伝導もいいのでビールの温度がそのままグラスへ。よって冷え冷えの状態に。既にこの体験で期待値がぐっと膨れ上がります。
” IPA “飲み比べ
まずはIPAをグラスによる飲み比べ。苦味の強さとフルーティーな香りを特徴に持つことが多いIPA用のグラスは、香りをしっかりとグラス内に篭らせるためのふっくらした形で、苦味を感じ過ぎぬよう、舌の上にビールの液体が広がりすぎずスッと流れて喉に到達する、小さめの口径がポイント!グラス口が大きく、香りを閉じ込めることができないパイントグラスとの味わいの差は歴然としています。
芳醇なコクときめ細かな泡が美味しく飲むポイント “スタウト”
下部がほっそりとした形状のシュピゲラウの専用グラスにスタウトを注ぐと、魔法のように綺麗な泡が立ちあがり、スモーキーな香りと滑らかな口当たり。スタウトを飲み始めると中盤にぶち当たる飲み疲れ感は一切なし。
フルーティーな香りが楽しめるアメリカンウィートグラス
パイントグラスだとただの飲みやすいビールですが、楕円形の丸みを帯びた形で包み込まれたシュピゲラウの専用グラスで飲むと、バナナのような南国系のフルーツの香りがしっかりと感じられ、ビールが苦手な人にもオススメできる、ジューシーな飲み物に。
ビールのポテンシャルをしっかりと引き出してくれる、シュピラゲウのグラス。家飲みを楽しくするオプションの1つとして持っておきたいアイテムであることを強く実感できるセミナーでした。
「SPIEGELAU(シュピゲラウ)グラス」とクラフトビールの”美味しい関係”はいかがでしたでしょうか?
今年のゴールデンウィークは”STAY HOME週間”。外出をしないことが明るい未来を作ります。今までは外に出かける事で充実感を得ていた連休ですが、家の中でも楽しみは作れる!ビールが好きな方、いつも同じビールを缶のまま飲んでいた方、ビールに興味が出てきた方、ぜひクラフトビールを最高に美味しく飲めるグラスで楽しんてみてはいかがですか?SNSで検索すると、すでにビールラヴァーな人たちが、いろいろなビールを紹介してくれています。まずは自分好みの種類を見つけましょう♪どんなお料理と合わせたら良いかなども調べて、チャレンジしても盛り上がりそうですね。
「SPIEGELAU(シュピゲラウ)のビールグラス」、ぜひぜひチェックしてみてください!