気温30度は真夏日と言われ、東京では5月~9月の時期に多くある気候です。
外にいれば日差しが強く、少し動くだけで汗ばむ陽気。外は暑いけど、屋内に入ると冷房で寒かったりと、何を着ればいいか迷子になる方も多いのでは?
そこで今回は、気温30度の日を快適に過ごせる服装の素材やシルエットなど、選び方のポイントや具体的なオンオフ別のコーディネート例、洋服以外に取り入れたい日焼け対策小物などをご紹介します。
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気温30度に適した服装選びのポイント
① 素材選び
吸湿性と速乾性に優れた天然素材がおすすめです。綿100%のTシャツやブラウス、リネン素材のワイドパンツなどは肌触りが良く、汗をかいてもべたつきにくいため、蒸し暑い日に最適。シルクやレーヨンなどの薄手の素材も通気性が良くおすすめ。
② シルエット
ゆったりとしたAラインのワンピースやスカート、ワイドパンツなど、身体にフィットしないシルエットのものを選ぶと通気性が高まって涼しく過ごせます。特に脇下や首元など汗をかきやすい部分が締め付けられないデザインを選ぶと、より快適に。
③ 日焼け対策
外に出ている時間が長くなる時は、紫外線・日焼け対策がマスト。肌の露出を控えめにする工夫を取り入れましょう。薄手の長袖カーディガンや、UVカット加工された羽織り、帽子やサングラスなどを取り入れると効果的です。また、日傘や、首に巻けるスカーフなども日焼け防止におすすめです。
夏に適した素材の選び方
・リネン(麻)
リネンは通気性に優れ、吸湿性と速乾性が高く、汗をかいても素早く乾くのが特徴。独特のシワ感も涼し気。
リラックスしたナチュラルな雰囲気なので、休日コーデやトラベル時の装いにマッチします。リネンのワンピースにサンダルなどを合わせれば夏らしい爽やかな印象に。
・コットン(綿)
コットンは肌触りが良く吸湿性に優れており、通気性も良好。洗濯にも強いため汗をたくさんかく夏の定番素材。
厚みのあるものはデイリーに、薄手で光沢感のあるものはビジネスシーンでと幅広く活躍します。コットン素材の白シャツにスラックスを合わせたキレイ目スタイルや、綿のTシャツにデニムを合わせたシンプルカジュアルなスタイルまで幅広く活躍します。
・レーヨン
レーヨンは絹のような光沢と滑らかな肌触りで通気性も良く、涼しく過ごせる素材。
パーティーやレストランでのディナー、お仕事シーンなど、少しドレスアップしたい場面に適しています。レーヨン素材のブラウスにスカートやスラックスを合わせたキレイ目オフィスカジュアルスタイルなどに。
涼しさを保つシルエットとデザイン
夏のファッションでは、適切なシルエット選びが体感温度を大きく左右します。肌と服の間に空気の層を作ることで、熱がこもりにくく、風通しの良い着心地を実現できます。タイトなシルエットは汗で服が肌に張り付きやすく不快感を増しますが、適度にゆとりのあるデザインは汗の蒸発を促し、自然な冷却効果をもたらします。特に首元、脇、ウエスト周りは熱がこもりやすい部分なので、これらの箇所に締め付けのないデザインを選ぶことが重要です。
ぽっちゃり体型の方には、体のラインを適度にカバーしながら涼しさも確保できるAラインなどのゆったりしたシルエットのワンピースがおすすめです。
スレンダーな方には、ワイドパンツやギャザースカートなどボリューム感のあるデザインを取り入れると、華奢な体型のバランスを整えながらも風通しがよく涼しく着こなせます。
メリハリボディの方が、くびれを活かしつつ涼しさを確保するなら、ハイウエストのワイドパンツやフレアスカートがおすすめです。
日焼け対策と小物の活用
日焼け対策として夏にサングラスや帽子などの小物を取り入れるのは、顔や首元、手など露出しがちな洋服だけではカバーしきれない部分を守るために重要なポイント。
日焼け対策に持っておきたいマストアイテムは以下の3つ。
・帽子:顔だけでなく首筋もカバーできる、つばの広いタイプを選ぶと日焼け防止に効果的。
・サングラス:目の周りの日焼けや紫外線によるシワ防止に効果的。顔の形に合わせたフレームを選ぶと、おしゃれ度もアップします。
・日傘:UVカット率の高いものや、軽量タイプを選ぶのがおすすめです。淡いカラーよりも濃色や黒の方が紫外線カット効果が高いです。紫外線だけでなく、暑さも軽減されるので真夏はいつも携帯しておきたいアイテムです。
真夏の通勤スタイル!30度でも快適に過ごすオフィスカジュアル
オフィスでの暑さ対策とマナーを両立するポイントとして以下を踏まえておくと安心です。
・素材選び:通気性の良い天然素材や吸水速乾素材を選ぶ
・インナーに消臭・制汗機能付きのものを着用する
・汗ジミが目立ちにくい色や柄を選ぶ(濃色、小さめの柄物など)
・通勤時と室内での温度差を考慮したスタイルを心がける
女性のコーディネートとしては以下のようなものがおすすめです。
① リネン混ジャケット+ワイドパンツ
② ワンピース+カーディガン
③ ブラウス+スカート
男性のおすすめスタイルはこちら。
① ノージャケットスタイル(スラックス+ドレスシャツ)
② クールビズスタイル(ポロシャツ+スラックス)
③ 夏用ジャケットスタイル
30度の日のおすすめコーディネート集
気温30度の真夏日を快適に過ごすためのコーディネートをメンズ、レディース、ユニセックスそれぞれご紹介します。
■レディースコーディネート9選
・カジュアルスタイル
①リネンシャツ×ワイドデニム
②カットソー×フレアスカート
③オーバーサイズTシャツ×ショートパンツ
・オフィスカジュアル
④ブラウス×テーパードパンツ
⑤シャツワンピース
⑥ノースリーブブラウス×スカート
・お出かけスタイル
⑦オフショルダートップス×ワイドパンツ
⑧キャミソールワンピース
⑨タンクトップ×マキシスカート
■メンズコーディネート9選
・カジュアルスタイル
①リネンシャツ×チノパン
②ポロシャツ×ショートパンツ
③プリントTシャツ×デニム
・オフィスカジュアル
④半袖ドレスシャツ×スラックス
⑤ポロシャツ×チノパン
⑥カジュアルジャケット×Tシャツ×パンツ
・お出かけスタイル
⑦アロハシャツ×白パンツ
⑧タンクトップ×ワイドパンツ
⑨ヘンリーネックT×ショートパンツ
■ユニセックスコーディネート9選
・カジュアルスタイル
①白T×デニム
②オーバーサイズシャツ×ショートパンツ
③ボーダーT×イージーパンツ
・アクティブスタイル
④スポーツT×ハーフパンツ
⑤タンクトップ×ジョガーパンツ
⑥パーカー×ショートパンツ
・トレンドスタイル
⑦ビッグTシャツ×ショーツ
⑧バンドTシャツ×ワイドパンツ
⑨アスレジャースタイル
30度の暑さを乗り切る素材選び
真夏の30度という高温下で理想的な素材は、通気性・吸湿性・速乾性に優れたものです。
避けるべき素材としては、汗を吸収せず、蒸れやすい特性があるポリエステルの素材や、通気性が悪く、汗を吸収しないナイロン素材など。これらの素材のものは特に肌に直接触れる部分には不向きなので選ばないようにするのが無難です。
また、厚手のデニムは重く、通気性が悪いため、30度の暑さでは不快感を増幅させるので注意が必要。
おすすめの素材の組み合わせについては以下になります。
トップス:リネンのシャツやブラウスは最適です。リネン100%がベストですが、しわが気になる方は、ポリエステルが少量混紡されているものもメンテナンスが比較的楽になるのでおすすめです。
ボトムス:綿100%の薄手のワイドパンツやスカート、リネン混のショートパンツなどが快適です。特にゆったりとしたシルエットが空気の循環を促進します。
下着:吸湿性の高い綿100%やシルク混の下着を選ぶことで、一日中快適に過ごせます。吸水速乾や接触冷感などの機能性素材もおすすめです。
これらの素材選びのポイントを押さえることで、30度の暑さでも快適に、そしてスタイリッシュに夏を乗り切ることができます。
冷房対策に最適な長袖コーデ術
真夏の外の暑さと冷房の効いた室内の寒さには、重ね着テクニックで対応しましょう。
最も効果的な方法は「薄手アイテムのレイヤリング」。インナーには吸湿性の高い綿やシルクの半袖・ノースリーブを選び、その上に薄手の長袖アイテムをレイヤード。外出時は長袖はバッグに収納し、室内では羽織れば、急な冷えから身を守れます。
特におすすめなのが「UVカット機能付きの薄手カーディガン」や「リネンの長袖シャツ」です。どちらも軽量で持ち運びやすいのがポイント。シワになりにくい素材を選ぶと便利です。
オフィスでのエアコン対策スタイルとして、女性はブラウスに薄手のカーディガンを組み合わせたスタイルが理想的。男性は、通気性の良い半袖シャツの上に、綿麻混の薄手ジャケットなどを準備しておくとよいでしょう。
30度の日におすすめのカラーコーディネート
気温30度の暑い日には、見た目から涼しさを演出するカラーコーディネートが効果的です。
白やライトブルー、ミントグリーンなどの寒色系は清涼感を与え、視覚的にも体感温度を下げてくれます。着やせ効果を狙うなら、上下を同系色でまとめるワントーンコーデにすると縦のラインが強調されてすっきりと見えるのでおすすめ。特にブルー系やグレー系は引き締め効果が高く、スタイルアップが叶います。
2025年夏のトレンドカラーであるペールイエローやラベンダーを取り入れると、季節感もアップ。例えば、白のリネンシャツにラベンダーのワイドパンツを合わせれば、爽やかさとトレンド感を兼ね備えた大人の夏コーデが完成します。
ほかにも、ミントグリーンのノースリーブトップスにベージュのフレアスカートを合わせると、やさしく涼しげな印象に。小物はシルバーやクリア素材を選ぶと、より洗練された夏の装いになります。
気温30度の日差し対策
気温30度の強い紫外線対策には、機能性とおしゃれを両立したアイテム選びが重要です。
UVカット加工のある薄手の長袖シャツやカーディガンは、通気性が高く日差しをしっかり防いでくれるだけでなく、屋内の冷房による冷えからも守ってくれます。
つば広の帽子やサングラスは、顔や目元を紫外線から守る必須アイテムというだけでなく、おしゃれのアクセントにも役立つアイテム。
日焼け防止にはアームカバーやUVカットストールなど、体の一部をしっかりとカバーしてくれるアイテムにプラスして、日傘を合わせて使うのが効果的です。晴雨兼用の日傘にしておけば夏の急な雨にも対応。涼しさを保ちつつ肌を守る工夫が、夏の快適なおしゃれにつながります。
30度の日の服装Q&A
Q:気温30度の日に適した基本の服装は?
A:通気性が良く、吸汗速乾性のある素材(リネンやコットン)を使った服がおすすめ。ノースリーブや半袖、ワイドパンツなど、風通しの良いシルエットを選ぶと快適です。
Q:通勤時におすすめのコーデは?
A:涼しさときちんと感を両立できる、半袖のシャツワンピースやリネンジャケットにテーパードパンツの組み合わせが◎。冷房対策に薄手のカーディガンを携帯しておくと便利です。
Q:レジャーに行く日は?
A:帽子やUVカットパーカーを活用しつつ、動きやすいTシャツ×パンツ+スニーカーがおすすめ。ラッシュガードなど汗をかいても快適な速乾素材を選ぶのがおすすめです。
まとめ
今回は、30度の真夏日の気温の日の服装についてご紹介しました。年々温暖化で30度を超す気温の日が増加し、真夏日だけでなく35度を超える猛暑日も増えてきている昨今。暑さや日差しの対策をした服装選びが、おしゃれの面だけでなく、健康や快適性の面でも重要になってきています。ぜひ今回の記事を参考にして、体調を崩すことなく快適に、真夏のおしゃれを楽しんでください!
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