骨格ナチュラルに似合う服と特徴を徹底解説！服の選び方と最新コーデを紹介

「自分の骨格に合った服装を知りたい」と思ったことがある人は多いはず。骨格のタイプは「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の３つに分かれています。その中でも今回は「骨格ナチュラル」さん必見の最新コーデをご紹介。併せて、似合う服装の特徴と選び方も徹底解説します。

そもそも骨格診断とは？

「骨格診断」とは、自分の骨格に似合うファッションを選ぶために、骨格のタイプを３つに分けたものです。人はそれぞれ肉付き、骨、関節の大きさが違います。「マネキンが着ている時は似合っていたのに、自分が着たらイマイチ・・・」と感じた時は、自分の骨格の特徴を活かせていないのかも。骨格診断をすることで、自分の骨格の特徴を正しく理解すると、さまざまなファッションを上手く着こなすことができます。

自分の骨格タイプを知りたい方は以下の記事も併せて読んでみてください。

関連ブログ：骨格診断《セルフチェック》 タイプごとの特徴とおすすめコーデを紹介

骨格ナチュラルの特徴は？

骨格ナチュラルは中性的な雰囲気があり、身体のバランスが取れ、筋肉や脂肪があまり感じられないスタイリッシュな体型のことです。体全体が直線的なシルエットで、ラフでカジュアルな服装が似合うのが特徴です。

1：肌の質感

肉感的ではない、柔らかすぎないドライで彫刻感のある質感です。

2：体の特徴

鎖骨や肩甲骨が目立ち、全体的に直線的なイメージで、四角形のようなフレーム感があります。体の厚みやバランスは中程度で、筋肉や脂肪があまり感じられないスタイリッシュな体型です。また、足首が引き締まってアキレス腱が目立ち、膝のお皿が大きいのも特徴です。

3：手の特徴

手のサイズは大きめで、骨や筋がはっきりとしていて目立ちます。手首の断面は長方形です。

骨格ナチュラルの芸能人は誰？

「骨格ナチュラル」タイプの芸能人は、本田翼さん、梨花さん、天海祐希さん、綾瀬はるかさん、中谷美紀さん、中村アンさん、深津絵里さんなど。中性的なイメージやボーイッシュなイメージがある方が多いです。

骨格ナチュラルにおすすめのアイテムは？

中性的な雰囲気で、ラフでカジュアルな服装が似合う骨格ナチュラルタイプにおすすめのファッションアイテムはどのようなものでしょうか。ここでは、サイズ感やデザイン、素材などのカテゴリーごとにご紹介します。

1：サイズ感

骨感がしっかりしているので、大きめのシルエットが得意です。だらしない印象になりやすいオーバーサイズのアイテムも、トップス・ボトムスともにかっこよく着こなせます。
反対に、コンパクトなサイズ感のアイテムは上下ともに体のフレーム感や骨格を強調してしまい、苦手なアイテムです。

2：素材

ナチュラルで素朴さがある天然素材やラフな雰囲気の素材が似合います。具体的には、自然の風合いが感じられる麻やガーゼ、リネン、コットン、レザー、コーデュロイなどがオススメです。また、ダメージデニムや色落ちデニムなど、ラフなアイテムもよく似合います。
逆にシルクやサテンなど高級感がある素材や、シフォンやレースなど柔らかい素材は苦手です。また、かっちりとした雰囲気のある素材も、骨格ナチュラルのフレーム感を目立たせてしまい、苦手な素材です。

3：柄

ラフでカジュアルな雰囲気が似合う骨格ナチュラルさんはボーダー、チェック、ストライプなどが得意です。また、しっかりとした骨格なので、個性が強いペイズリーや迷彩などの柄にも負けず、ぴったりです。色のコントラストは強すぎないほうが肌質には馴染みやすく、似合います。

4：ネックライン

鎖骨が目立つ骨格ナチュラルは、首元は開きすぎないデザインがおすすめです。デコルテが強調されるような首元が広く空いたデザインは胸元が貧相に見えて、メンズ感の強い印象になりがちです。タートルネックや、オフタートルネック、ラウンドネック、ボートネックなど首元が閉じたデザインを選びましょう。

5：袖のデザイン

骨格ナチュラルさんは肩や肘の骨感が目立ち、パフスリーブのようなデザインはたくましい印象になりがちです。またノースリーブよりもフレンチを選んで、肩をカバーしましょう。ゆったりと着こなせ、女性らしい雰囲気を演出してくれるドルマン、ドロップショルダーなどのボリュームのあるデザインが似合います。

6：ボトムスのシルエット・丈感

下半身にボリュームのあるシルエットだと、上半身とのバランスがよく、女性らしいスタイルになります。ストレート、カーゴなどボディラインが出ないシルエットのパンツを選ぶと良いでしょう。ワイドパンツやガウチョ、ティアードスカートなど、ボリューミーなシルエットに挑戦するのもGOOD。また、丈感は膝の骨っぽさを隠してくれるミモレ丈やマキシ丈が似合います。逆にミニスカートやスキニーパンツなど、骨や筋が目立ってたくましく見えてしまうデザインは避けるようにしましょう。

7：装飾

骨格ナチュラルには、シンプルでラフな雰囲気の装飾品が適しています。例えば、スタイリッシュで洗練されたデザインのシルバーやゴールドのジュエリーが良いでしょう。直線的なシルエットや形状のアクセサリー、シンプルなバングルや太めのチェーンネックレスが特に似合います。また、中性的な雰囲気に合わせて、無機質な素材やシンプルなデザインの時計もおすすめです。全体的に、身体のラインに沿った落ち着いた色合いのシンプルでモダンな装飾品が魅力を引き立てます。

《アイテム別》骨格ナチュラルにおすすめの最新コーデ

「骨格ナチュラル」タイプにおすすめの参考コーデをアイテム別にご紹介します。

1：スカート

コーデ１：骨格ナチュラルさんはボディラインを拾わない、ゆったりとしたシルエットが得意です。ふわっとボリューミーなデザインのギャザースカートも骨格ナチュラルさんにピッタリのアイテムの1つです。

コーデ２：骨格ナチュラルさんのしっかりした体型は、大胆なジオメトリック柄にも負けません。膝が隠れるミモレ丈やマキシ丈を選ぶことで、骨感や筋をカバーし、女性らしい印象になります。

コーデ３：カジュアルでボリューミーなデニムスカートも骨格ナチュラルさんが得意なアイテムの1つ。トップスをインすることで全体のシルエットもキレイに見えます。

コーデ４：身体のラインにフィットする、タイトなスカートは下半身の骨感を強調してしまうため避けたほうが無難ですが、ミモレ丈・マキシ丈でIラインのシルエットのデザインだと、骨格ナチュラルさんもエレガントに着こなせます。

コーデ５：カジュアルな印象のレザーのスカートも骨格ナチュラルさんが得意なアイテムの1つです。本革に比べて軽く柔らかな風合いの合皮素材だとチャレンジしやすいでしょう。

2：パンツ

コーデ１：中性的な雰囲気から、スカートよりもパンツスタイルが得意な骨格ナチュラルさんに特におすすめなのが、ゆったりしたシルエットのワイドパンツ。シャツやTシャツを合わせたメンズライクな着こなしも、アクセサリーや小物で女性らしい要素をプラスしたエレガントな着こなしも楽しめます

コーデ２：裾にかけて広がる下に重心のあるスタイルなガウチョパンツも、骨格ナチュラルさんならスタイル特着こなせます。インナーをインして、足長効果を狙うとよりスタイルアップします。

コーデ３：少し野暮ったくなりがちなカーゴパンツも中性的な骨格のため、すっきりと着こなせます。インナーをインしてシャツを羽織ることで、骨格ナチュラルさんの爽やかですっきりした雰囲気を演出できます。

関連ブログ＞＞＞カーゴパンツのおすすめコーデ20選！【レディース】きれいに着こなすコツを紹介

コーデ４：骨格ナチュラルさんが苦手な柔らかい素材のトップスも、ワイドデニムを合わせると中性的な雰囲気で着こなせます。オーバーサイズのTシャツを合わせるメンズライクなコーデももちろん得意。

コーデ５：リネン素材など、自然由来のゆったりしたパンツも、骨格ナチュラルさんによく似合います。きちんと感を添えて、大人カジュアルを楽しみましょう。

3：ワンピース

コーデ１：生地をたっぷりと使ったボリュームのあるシルエットのティアードワンピースは、骨格ナチュラルさん特有の四角いフレームをカバーして、スタイルよく見せてくれます。

コーデ２：天然素材のコットンを使ったシャツワンピも飾りすぎない雰囲気が得意な骨格ナチュラルさんにぴったりのアイテム。骨格がしっかりしているので硬い素材でも着られている感が出ず、1枚で涼し気に着こなせます。

コーデ３：1枚でゆるっと着られるパーカーワンピースはブラウンやブラックなど落ち着いた色を選ぶと大人カジュアルに着られます。シンプルなデザインも似合う骨格ナチュラルさんですが、下にマキシ丈スカートをはいてレイヤード風にすると今風に着こなせます。

コーデ４：体にフィットし過ぎないニットワンピースも、ボディラインを拾わず、ゆるめのシルエットが骨格ナチュラルさんの雰囲気にぴったり。シンプルなデザインのワンピースもバッグや帽子などの小物で華やかになります。

コーデ５：総柄のワンピースも、骨格ナチュラルさんが得意なペイズリー柄を選ぶと間違いなし。個性的な柄にも負けません。

4：ニット

コーデ１：骨格ナチュラルさんに似合うのはゆるっとラフなオーバーサイズのニット。ハイウエストなボトムスにトップスインするとスタイルよく演出できます。

コーデ2：編み目の粗いローゲージニットは、カジュアルな雰囲気の骨格ナチュラルさんにピッタリ。首元が開きすぎないクルーネックやタートルネックなどのデザインが似合います。ウール素材はドライな肌質にもよく似合います。

コーデ3：首元が大きく開いたVネックやUネックのニットは、鎖骨やデコルテの骨っぽさ、存在感が目立ってしまいます。そのため、首元が開いたニットは、下にシャツや首元のしまったカットソーを合わせると綺麗に着こなせます。

コーデ4：リラックスした着心地のニットワンピースは、体のラインを拾い過ぎず、骨格ナチュラルさんに似合うアイテムです。足元はスニーカーを合わせてスポーティーにも、ブーツやパンプスを履いてフェミニンにも演出できます。

コーデ5：ゆったりサイズのケーブルニットはスカートを合わせるとフェミニンにも着こなせます。少しカジュアルな雰囲気があると、骨格ナチュラルさんの雰囲気と相性抜群です！

5：シャツ・ブラウス

コーデ１：オーバーサイズのシャツを選んで、リラックスしたスタイルにすると、骨格ナチュラルさんのカジュアルな雰囲気によく似合います。シャツアウトで着るとボディラインが目立たないのでオススメです。

コーデ2：骨格ナチュラルは天然素材や硬め素材のシャツが得意。コットンやリネンなど、こするとガサガサと音がするような生地は、ドライな質感の肌によく馴染みます。

コーデ3：デニムシャツやコーデュロイ素材のシャツなど、メンズライクなアイテムも似合います。ラフにかっこよく着こなせるのも骨格ナチュラルさんの特徴。

コーデ4：パフスリーブは、肩や骨格が目立たないように、長袖の物を選ぶと逞しい印象になるのを避けられます。甘めな印象のブラウスは、スニーカーやキャップなどメンズライクな小物をプラスすると、骨格ナチュラルのボーイッシュな雰囲気にマッチします。

6：カットソー

コーデ１：肩幅がしっかりとしているので、オーバーサイズのTシャツが似合います。メンズサイズのものにチャレンジしてみるのも良いでしょう。女性らしい色を選んだり、小物を取り入れたりすると、ボーイッシュ過ぎず大人カジュアルな雰囲気を演出できます。

コーデ2：カジュアルでラフな雰囲気なスウェットも、骨格ナチュラルさんが得意なアイテム。フェミニンな雰囲気のスカートや小物を合わせることで垢ぬけた印象になります。

コーデ3：肩幅と腕がしっかりとしているので、ドルマンスリーブのようなゆるっとしたシルエットもかっこよく着こなせます。シャツアウトでボディラインを隠して着るのもGOOD。

コーデ4：ノースリーブは、なるべくストラップが太いものを選ぶと、肩や腕まわりの主張を抑えることができます。フレンチスリーブもおすすめです。

コーデ5：首元がやや立ち上がったデザインは、骨格ナチュラルさんにピッタリ。また、肩の線を落としたドロップショルダーのシルエットは、こなれた印象を演出してくれます。フェミニンな雰囲気のボリュームスカートも、ハンサムなパンツスタイルも着こなせます。

７：コート・ブルゾン

コーデ１：フラットな体型のおかげで、ダウンジャケットも着太りすることなく着こなせます。スリムなボトムスと合わせるとスタイルアップして見えます。

コーデ2：メンズライクなデザインのMA-1も骨格ナチュラルさんが似合うアイテムの１つ。スカートと併せて少しフェミニンな雰囲気を取り入れるのも、ショートパンツやスニーカーを合わせてとことんカジュアルな印象を演出するのも良いでしょう。

コーデ3：足首まであるマキシ丈で、ボリュームあるシルエットのトレンチコートも骨格ナチュラルさんは上手に着こなせます。ヒールを合わせてかっこよく決めたり、スニーカーをあわせて大人カジュアルな雰囲気に仕上げたりするのも似合います。

コーデ4：カジュアルな雰囲気があるロング丈のキルティングアウターも、骨格ナチュラルさんにはピッタリのアイテム。ロングスカートやパンツの裾を覗かせるとバランスよく着こなせます。

コーデ5：ミリタリーな雰囲気のロングコートもオススメのアイテム。カーキは、カジュアルな雰囲気が似合う骨格ナチュラルさんが得意な色でもあります。

8：ジャケット

コーデ１：デニムやボア、コーデュロイなどのカジュアルな雰囲気の素材のジャケットは、骨格ナチュラルさんが得意なアイテム。クロップ丈の物を選んで、ロングスカートと合わせるとスタイルがよく見えます。

コーデ2：少しハードルが高く感じられるレザーのジャケットも骨格ナチュラルさんとは相性◎。苦手な甘めのアイテムも辛めなレザージャケットを合わせると、骨格ナチュラルさんにぴったりのスタイルで着こなせます。

コーデ3：ざっくりとしたテーラードジャケットも、かっちりしすぎず骨格ナチュラルさんにはピッタリのアイテム。Tシャツと合わせるとゆるめのシルエットで大人カジュアルに決まります。

コーデ4：しっかりとした肩幅なので、長めのジレやベストもサマになります。お尻まで覆うくらいの長め丈のジレを羽織るだけで、垢ぬけた雰囲気になります。

コーデ5：お仕事着のジャケットもメンズライクなデザインでハンサムさを演出すると似合います。インナーには、首元が高いデザインのカットソーを選ぶと全体のシルエットが綺麗に見えます。

骨格ナチュラルが得意でないアイテムを着こなすためのコツ

骨格ナチュラルさんが苦手なアイテムを着こなすにはどうすればいいのか、コーデのコツをまとめてみました。苦手なアイテムごとにチェックしてみてください！

苦手なショート丈は、重心を下げて上下のバランスを調整

骨格ナチュラルは、トレンドの短めの丈のトップスを着ると、重心が上がって窮屈でバランスが悪く見えてしまいます。しっかりとした骨格をカバーするために長めの丈や、ゆったりとしたサイズ感の服を選ぶと良いでしょう。
ショート丈のトップスを着るときは、下重心になるようにボリュームのあるワイドパンツやティアードスカートなどを合わせると上下のバランスが取れてスタイルよく見えます。また、厚底やソールの高いシューズを合わせるとよりスタイルアップできます。

首元が開いた服はアクセサリーやレイヤーで華奢さを演出

首元が大きく開いたトップスは、骨格ナチュラルの鎖骨やデコルテを強調させてしまい、逞しい印象になってしまうことも。長めなネックレスやスカーフなどの小物を合わせると、目立たなくなります。また、下にトレンドのシアーのハイネックトップスなどをレイヤードすると今風になり、華奢見えも期待できます。

苦手な甘めのテイストにはカジュアルさをプラス

骨格ナチュラルだから、甘めの服は似合わない…とあきらめないで。全身を甘めテイストでまとめると雰囲気に合わないところもありますが、どこかでカジュアルさをプラスすると、コーデ上級者感も出て、おしゃれな印象に。例えば、女性らしい雰囲気のマーメイドスカートやティアードスカートは骨格ナチュラルさんの得意アイテム。こちらにざっくりしたニットを合わせたり、スニーカーやカジュアルなブーツを合わせてはずしたりすると、骨格ナチュラルさんにピッタリのスタイルに。また、ロングスカートに苦手意識のある低身長さんは、トップスに短めな丈を選ぶと、バランスよくなります。

まとめ

骨格ナチュラルさんの特徴や似合うコーデ、苦手なアイテムを着こなすコツなど、おわかりいただけましたか。この記事を普段のお買い物やコーディネートの参考にしてみてください。自分にあったスタイルを理解し、似合うアイテムを身に着けることで、自分自身の体型に自信をもって毎日を過ごせるようになります。これまで以上に自分にあったオシャレを楽しんでください！

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