みなさんは「カジュアルコーデ」と聞いてどのような服装を想像しますか?
最近では「オフィスカジュアル」や「ビジネスカジュアル」という言葉を頻繁に耳にするようになっています。このため、「カジュアル」から想像するコーディネートは人によってかなりの幅があるのではないでしょうか。
今回はカジュアルコーデを大人っぽくまとめるコツや、ビジネスの場にふさわしい「カジュアル」などについて説明します。
カジュアルコーデに迷っている方はぜひ参考にしてください。
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そもそもカジュアルの意味とは?
「CASUAL」は格式張らず、くつろいでいるさまを意味する言葉です。日常的に気軽に使えるようなものに付けられることが多い言葉です。また、インテリアなどでは略式的という意味で使われることもあります。
また、人や言動の様子を表すこともあり、この場合は打ち解けた、気楽な、くだけたという意味で使われます。
カジュアルな服装とは?
ファッションにおいてカジュアルの対義語としてよく挙げられるのが、フォーマル、エレガント、ラグジュアリーです。このことからもカジュアルはとても幅が広いということがわかりますね。
一般的にファッションにおける「カジュアル」は、堅苦しくない、リラックスした、日常的なスタイルを指します。これだけ聞くと自分目線で選ぶことができると感じるかもしれませんが、カジュアルだからと言って何でも好き勝手に着用できるわけではありません。
当然、TPOを意識しなくてはなりませんし、シーンによっては(たとえはっきりと明示されていなくても)ドレスコードが存在している場合もあります。たとえば「オフィスカジュアル」や「ビジネスカジュアル」では、カジュアルとはいえ「ジャケット着用推奨」のようにきちんとしたコーディネートが求められます。
カジュアルなアイテム例6選
では、カジュアルなアイテムとはどのようなものなのでしょうか。
一般的には堅苦しさを感じさせないラフなアイテムを差します。
以下がカジュアルアイテムの代表的なものです。
1.Tシャツ
2.スウェット / パーカ
3.チノパンツ
4.デニム
5.スニーカー
6.バックパック / ショルダーバッグ
どれも着心地が軽く、動きやすいという特徴があります。スーツやドレスなど、フォーマルな服装とは対照的にゆったりとしたシルエットや、柔らかい素材感のアイテムであることがわかりますよね。
また、洗濯性に優れているなど、取扱いのしやすさも特徴となっています。
カジュアルコーデを大人っぽく着こなすコツ
カジュアルコーデを大人っぽく着こなすには、いくつかのコツがあります。
・素材にこだわる:質の良い素材を選ぶことで上品な雰囲気を作ることができます。
・控えめなカラーを選ぶ:ベーシックカラーを中心に、全体の色数を3色までに抑えることで落ち着きや洗練された印象を与えることができます。
・シルエットに注意する:タイトフィットよりも、少しゆとりのあるシルエットが程よいリラックス感とこなれた印象を与えます。トップスとボトムスのバランスを考えて全体のシルエットを構築するといいでしょう。
・清潔感を意識する:どんなに高価な服を着ていても、清潔感がなければ台無しです。カジュアルアイテムであっても、こまめな洗濯やアイロンがけなどのメンテナンスがしっかりされていることが大事です。
カジュアルコーデの種類
前述したように、ファッションにおける「カジュアル」はとても幅広い意味で使われています。
ここでいったん、頻繁に耳にするカジュアルコーデの種類を整理しておきましょう。後ほど具体的にそれぞれのコーディネートのポイントを紹介いたしますので、それぞれの特長を頭に入れておいてください。
1.きれいめカジュアル
カジュアルなアイテムに、ジャケットやシャツなど、少しフォーマルな要素のあるきれいめアイテムを取り入れたスタイルです。会食など、ややフォーマルな場にも対応できる、程よいカジュアルさが特徴です。
カジュアルアイテムときれいめアイテムのバランスが重要。カジュアルアイテムは、表面に艶がある素材やルーズ過ぎないシルエットのものを選び、きれいめアイテムと合わせることで、より洗練された印象になります。
スウェットやパーカにはプレスライン入りのパンツを合わせる、チノパンには革靴を合わせるなど、カジュアルからの「格上げ」となるようにアイテムのバランスを意識し、コーディネートを組んでいくのがおすすめです。
2.大人カジュアル
年齢を重ねた男性に似合う、落ち着いていて洗練されたカジュアルスタイル。カジュアルなアイテムをベースに、高品質な素材やシンプルなデザインを選ぶことで、大人の余裕を感じさせることができます。
ネイビー系やブラウン系、グレー系のモノトーンでコーディネートを組んだり、ダークトーンでまとめたりするとグッと大人っぽさがアップします。
より上品さを意識して着こなすのがおすすめで、アクセサリーや時計などでアクセントをつけるのも効果的です。
きれいめカジュアルの「格上げ」とは逆に、ドレッシーな服装をどう「カジュアルダウン」するかを意識するといいでしょう。たとえば、スーツのインナーをシャツからタートルネックに替える、といったように。
3.ビジネスカジュアル
ビジネスカジュアルは言葉の通りビジネスシーンにおけるカジュアルコーデのことです。どこまでのカジュアルが許されるかは、業界や業種によって異なるので若干注意が必要です。
基本的には社外の人と接する場で着用することが前提となります。自分本位のコーディネートではなく、相手に与える印象を意識することがとても重要だと考えれば、自然とコーディネートの基準も理解しやすくなると思います。
スーツの着用が基本的なルールとなっている職場の場合、ジャケット+パンツのコーディネートが最もふさわしいと言っていいでしょう。ただし、ジャケットのシルエットをテーラードにすべきか、肩パッドや芯が省略されたアンコンでも許されるかは慎重に見極めてください。
4.オフィスカジュアル
上記の「ビジネスカジュアル」との差がわかり辛いという人も多いのではないでしょうか。
ビジネスカジュアルが社外の人と接する場を前提としているのに対し、オフィスカジュアルは社外に出ないことを前提としています。つまり、主にバックオフィス業務に携わる人向けのカジュアルコーディネートです。
一般的にビジネスカジュアルよりもカジュアル度の許容範囲が広くなります。アイテムだけでなく、色や素材も自由度が高くなるという言い方もできます。
職場にもよりますが、ビジネスカジュアルはシャツが必須なのに対し、オフィスカジュアルではポロシャツやタートルネックも許される場合が多いようです。
きれいめカジュアルコーデおすすめ5選
うっかりするとルーズな印象を与えてしまうカジュアルコーディネート。大人のカジュアルはすっきりときれいにまとめたいですよね。
どのようなアイテムを組み合わせて、どのような点を意識すればきれいめコーディネートを完成させられるのか、5つの例とともにご紹介しましょう。
1.ブレザー+パーカ
カジュアル感の強いアイテム、パーカをきれいにまとめたコーディネート。ブレザーとの合わせはアメリカンカジュアルの匂いも感じさせます。
ポイントはきれいめコーデにも使えるパンツと、清潔感のあるスニーカーを合わせている点。仮にパンツにダメージがあったり、シューズが汚れていたりすると途端にだらしない印象になってしまいます。
2.ミリタリーブルゾン+ブラックパンツ
こちらもカジュアルアイテムをいかにきれいにまとめるかを意識したコーディネートです。ラフなミリタリーブルゾンを、モードなブラックコーデでまとめています。
どれも定番的なアイテムでありながらおしゃれに見えるのは、シンプルに徹したコーデの効果。小物に頼らずとも、このようにミニマルな装いも楽しんでみましょう。
3.リネンシャツ+チノパンツ
夏場はコーディネートのアイテム数が減りがちなため、マンネリになってしまう可能性が高い季節。でも、そのシーズンならではの素材を選べばコーディネートの幅を広げることができます。
肌触りがさらっとして見た目も涼しげなリネンはぜひこの季節に取り入れて欲しい素材です。
4.カーディガン+パーカ
カジュアルアイテムにシャツやジャケットを組み合わせるときれいめカジュアルを成立させやすいですが、ここではパーカとカーディガンをコーディネート。
Vネックのカーディガンを重ねることで首元から胸元にかけてスッキリと見えるよう工夫しています。
トラッドなムードのチェック柄パンツを合わせればより上品な雰囲気に。
5.柄セーター+スラックス
インパクトのある派手柄セーターに、きちんと感のあるスラックスパンツを合わせてすっきりとコーディネート。
足元も上品なレザーシューズを合わせ、エレガントな雰囲気にまとめています。
大人カジュアルコーデおすすめ5選
大人カジュアルはレイヤードと全体的に落ち着いた色目でまとめることを意識するようにしてください。
ただし、地味に見えない工夫も必要。シンプルなアイテムほど素材にこだわることが重要です。必ずしも価格の高いブランド品を選ぶ必要はありませんので安心してください。
布帛であれば艶や光沢がある生地、ニットであればハイゲージのとろみがある編地を選ぶようにしましょう。
1.セットアップ+Tシャツ
リラックス感のあるセットアップにシンプルなホワイトTシャツというシンプルかつ上品さもあるコーディネートです。
Tシャツはスーピマコットンなど艶のある素材を選ぶのがポイントです。
2.ストライプシャツ+スリムパンツ
爽やかで知的な印象のストライプシャツとすっきりとしたパンツをコーディネート。
変則的なストライプはスタイリングに表情が加わり、シンプルな装いでも雰囲気が出ます。旬のゆるパンツではなくスリムパンツを合わせることで、大人っぽさを演出してください。
3.フーディブルゾン+タートルネック
シンプルなフード付きアウターとタートルの合わせは、ベーシックながらもおしゃれな大人の雰囲気を演出してくれます。
デニムパンツではなくウールパンツを合わせれば、いっそうシックな装いに。
冬であればアウターをダッフルコートにしても素敵です。
4.スウェードシャツ+デニムパンツ
スウェードの質感が大人っぽく映えるコーディネート。秋冬シーズンにピッタリです。
スウェードはとにかく表面感が整っていることが大事です。スウェードならではのツヤ感がスタイリングに華を添えてくれるので、ボトムはカジュアルなデニムでも◎
5.スーツ+ブラックトップス
スーツのインナーにブラックのトップスを合わせた、シックなカジュアルダウンコーディネート。
ダブルフェイス素材を使用したきれいめ見えするノーカラージャケットのスーツは、スッキリとしたミニマルなデザインがポイントです。
ビジネスカジュアルコーデおすすめ5選
ビジネスカジュアルではきちんと感が維持されていることが最も大切なポイント。
また、コーディネートの中にネクタイがあるかないかで大きく印象が変わります。スーツ用とは別にビジネスカジュアル向けのネクタイも持っているに越したことはありません。コットンやウールのソリッドタイプをワードローブに準備しておくといいでしょう。
1.ジャケット+無地シャツ
まずは基本中の基本である、ジャケットと無地シャツのコーディネートです。
ツイルストレッチ素材を使用しているため、テーラードジャケットデザインながら伸縮性もあり、ラクチンに羽織れるアイテムです。ビジネスにはもちろん、普段使いもできる万能ジャケット。
2.ダブルブレストブレザー+チェックパンツ
クラシカルなダブルブレストブレザーのディテールを踏襲し、現代的な程良くゆとりのあるシルエットに再構築した一着に、チェックパンツを合わせたトラッドなコーディネート。
パンツをダークグレーにするか、ライトグレーにするかで全体の雰囲気に変化が生まれます。落ち着いた雰囲気にまとめたい場合はダークグレーを、爽やかにまとめたい場合はライトグレーを選ぶといいでしょう。
3.デニムライクスーツ+ブラックトップ
デニムライクな素材を使用した、かっちりしすぎないデザイン。
ストレッチが効いているので、テーラードデザインながらラクチンに羽織れるのがビジネスカジュアルに最適。普段使いからお仕事にも使える万能アイテムです。
4.微起毛スーツ+タートルトップ
上品なツイル調見えする微起毛ジャージー素材のスーツは、リラックスできる着心地ときちんと感を両立。
インナーにはタートルなどややカジュアルなアイテムを合わせても、大人っぽく決まります。
5.高機能ジャケット+ホワイトパンツ
夏におすすめのスタイルです。
ストレッチ性のほか、「遮熱」「接触冷感」「吸水速乾」「軽量」など多機能素材のジャケットは一枚あると重宝します。
淡い色合いの上品な装いなので、足元は清潔感のあるスニーカーでも◎
オフィスカジュアルコーデおすすめ5選
オフィスカジュアルは着用する自分自身はもちろん、周囲の人たちも程よくリラックスできるようなコーディネートにまとめることが大事です。
「安心感」と「清潔感」、そして「きちんと感」をキープできるように心がけてください。
そして、おしゃれを頑張り過ぎている雰囲気ではなく、さり気なくコーディネートしているという雰囲気が出せるのが理想です。
1.ストライプシャツ+コットンパンツ
コーディネートのアクセントになるランダムストライプの半袖シャツ。落ち感のある素材なので、品よく着こなせます。
オフィスカジュアルはほとんどの場合ノーネクタイのスタイルになるため、スタイリングに表情を与えるストライプ柄のアイテムは重宝します。
2.デニムシャツ+レザーシューズ
カジュアルな印象のデニムシャツも、シックな黒パンツと、きちんと感のあるレザーシューズを合わせればオフィスカジュアルにもマッチ。
ベーシックなブラックパンツとレザーシューズは、ワードローブに備えておきたいアイテムです。
3.ベージュジャケット+ホワイトトップ
ジャケットのベージュは安心感を与える色なので、オフィスカジュアルにはおすすめ。
セットアップならきちんと感高めに。デザイン性の高いアイテムは、シンプルな白トップを合わせて主張を抑えて。
4.グレージャケット+パンツ
職場のドレスコードが厳しい場合には、グレーのセットアップなら安心。上品な印象で、オフィスカジュアルで大活躍のアイテムです。
よりカジュアルな雰囲気が許されるならば、足元はスニーカーで着崩しても。インナーはシャツではなくニットのポロシャツなどでも◎
5.タートルネック+グレーパンツ
シックなタートルネック+グレーパンツは、ジャケットを合わせたオフィスカジュアルにもおすすめ。
かちっとしたテーラードスーツとゆるっとしたセットアップスーツ、どちらでもタートルネックは相性良し。手持ちのスーツを活かしてコーディネートの幅を広げるためのひとつの方法として取り入れてみてください。
足元を清潔感あふれる真っ白なスニーカーにすれば、おしゃれ上級者感もアップ!
カジュアルコーデにおすすめのアイテム13選
ここからはカジュアルコーデ用としてワードローブに揃えておきたいアイテムをご紹介します。
どれも定番アイテムなので何年も活躍してくれることは間違いありません。ここにプラスして、そのシーズンのトレンドを取り入れていくといいでしょう。
1.ホワイトTシャツ
「白T」はカジュアルコーデの必須アイテム。
ひと口に白Tと言ってもさまざまな種類があります。アメリカンなヘビーウェイトのガサっとした雰囲気のものから、ヨーロッパ的なエレガンスが感じられるサラっとして光沢のあるスーピマコットンのものまで。
素材がコーディネートの雰囲気にマッチしていることが重要なので、3種程度を生地違いで揃えておくのがおすすめです。
2.クルーネックニット
スウェットだとカジュアル感が強過ぎるかな…と感じた時にはクルーネックニットの出番です。春にはコットンもの、秋には梳毛、そして冬はカシミヤと素材のバリエーションを揃えておくといいでしょう。
カラーはネイビー、グレー、ベージュがあれば万能です。
編み柄のない天竺編みを選んでおけば、他のアイテムに柄がある場合でも難なく合わせることができますよ。
3.タートルネック
クルーネックよりもきちんと感を出したい時にはタートルネックをコーディネートしてみてください。
素材はニットでもカットソーでも構いませんが、ネック部分のフィット感で雰囲気が大きく変わってくることを覚えておいてください。カジュアル度を強くアピールしたいならばオフタートルを、ジャケットスタイルにはネックがフィットとしたタイプを合わせるといいでしょう。
4.カーディガン
カーディガンはインナーにもなり、ボタンを留めずに着用すればジャケットの代用にもなる便利アイテム。
クラシックなVネックと、コーディネートのニュアンスを与えてくれる丸首を持っているとグッとコーディネートの幅が拡がること間違いなしです。
インにシャツを合わせるか、カットソーを合わせるかによって大きく雰囲気を変えることができますよ。
5.パーカ
フード部分のボリュームが、コーディネートの中でのメリハリ作りに役立ってくれます。
カジュアル感が強いアイテムなので、目指す着地点によっては合わせるボトム選びがかなり重要になります。大人っぽくまとめたい場合はウールのパンツがおすすめです。
また、ジャケットやトレンチコートに合わせると、途端におしゃれ上級者に見えるのも魅力です。
6.ソリッドカラーシャツ
カーディガン同様にボタンの留め方で雰囲気を変えることができるアイテム。それ以上に裾をボトムスにインするかどうかでもコーディネートの印象が大きく変わってきます。いま注目のビッグシルエットならばアウター的な使い方もOK。
コーディネートの汎用性を考えると、柄物ではなく無地(=ソリッドカラー)で数色揃えておくといいでしょう。
7.ボーダーカットソー
モチーフがプリントされたカットソーはカジュアル度が強くなってしまうのに対し、定番的なボーダーはカジュアル過ぎるということがなく安心してコーディネートできるアイテムです。
大人っぽく着こなすならば、一枚で見せるというよりもカーディガンやジャケットとのレイヤーに使うのがおすすめです。
8.ウールグレーパンツ
カジュルコーデをきれいに、そして大人っぽく見せるための必須アイテムです。
プレスラインの入ったウールパンツは、カジュアルコーディネートに取り入れるだけで「こなれ感」を演出することができます。
シルエットはトップスとの相性を意識して選ぶことが大事なので、シルエット違いで2本持っているととても便利です。
9.コットンチノパンツ
ジャケットスタイルにはタック&センタークリース(=プレスライン)入りのテーパードラインを、よりカジュアルなスタイルにはクリースなしのストレートラインを合わせるのがおすすめです。
チノパンツと言えばカーキ色を思い浮かべる方も多いと思います。カーキにも色の濃淡がありますので、春夏には明るめのカーキを、秋冬には深みのあるカーキが適していると覚えておいてください。
10.デニムパンツ
「白T」同様にカジュアルアイテムの代表格であるデニムパンツ。ただし、そのシルエットや色落ち具合がかなり重要です。
きれいめや大人っぽい雰囲気を目指すならならば、ワンウオッシュもしくは均一に色落ちしたストレートラインのデニムを選ぶようにしてください。
ルーズな印象とならないように、サイズはジャストサイスから2インチアップまでの範囲で選ぶようにしましょう。
11.カーゴパンツ
もともとワークウェアであるカーゴパンツはかなりカジュアル感が強いですが、ポケットのボリューム感とシルエットに表情が出る点でカジュアルコーディネートにおすすめしたいアイテムです。
どちらか言えばコーディネートの「ハズし」的な役割、つまりカジュアルダウンさせたい時に活躍するアイテムと考えるといいでしょう。
12.ネイビーブレザー
ネイビーのジャケットは、カジュアルコーデに程よく「きちんと感」を演出してくれます。
着用シーンがビジネスでないならば、トラディショナルなジャストフィットではなく、ややオーバーサイズ気味のものを選ぶのがおすすめです。
13.ステンカラーコート
トレンドによってシルエットが大きく変化するアイテムですが、コートの中では一番使いやすいデザインです。トレンチコートよりも活用の幅があると言っても間違いはないでしょう。
いまならば程よくゆとりがあるシルエットで、ひざ下丈のものがおすすめです。
コットン素材でライナー付きのものであれば、秋~冬~春と長期に活躍してくれるはずです。
まとめ
カジュアルコーデを考える上で参考になるポイントなどが見つかりましたか?
「このポイントには気付いていなかった」「そういう手もあるのか」といった発見があったならばとても嬉しいです。
ここで紹介したおすすめコーデはあくまでも「基本」です。
実際にはもっとたくさんの可能性がありますので、アイテムやカラーを別のものに入れ替えるとどうなるか、もっと自分らしさを表現するならば、といったことを想像しながらカジュアルコーデを楽しんでください。
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