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マニッシュとは?《2025年最新おすすめコーデ5選》ボーイッシュとの違いも

かっこいい大人の女性を連想させるマニッシュコーデ。「自分をしっかり持っていそう」「仕事ができそう」など、憧れている方も多いはず。

とはいえ、「どのようなアイテムをどのようにコーディネートすればいいのかよくわからない」「身長が高くないと似合わないのでは?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回はマニッシュコーデの魅力から、代表的なアイテム、おすすめのコーディネートまでをご紹介していきましょう。

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マニッシュコーデとは

「マニッシュ」は、もともと英語の “manish”(男性的な、男らしい)という言葉に由来し、ファッションにおいては「男性的な要素を取り入れたスタイル」という意味で使われます。つまりマニッシュコーデとは、ジャケットやシャツ、パンツなどのメンズアイテムを取り入れた女性の着こなしのこと。紳士のようにスタイリッシュにまとめるとかっこいい大人な雰囲気を演出できます。

マニッシュと、ボーイッシュ・メンズライクの違い

似たような言葉で「ボーイッシュ」と「メンズライク」があります。

ボーイッシュ(boyish)は「少年のような」という意味で、デニムやスウェットなどの少年が着ていそうなショートパンツやオーバーオールを使ったコーディネートが代表的です。マニッシュが紳士的な男性であるなら、ボーイッシュは少年っぽさを目指したコーディネートと言えるでしょう。

メンズライク(men’s+like)はマニッシュと同じ「男性的な」という意味がありますが、きちんと感のある装いではなく、スポーティやカジュアルテイストが基本となります。メンズサイズやオーバーサイスのアイテムや、男性的な雰囲気を感じさせる色や柄のアイテムを使ったカジュアルなコーディネートのことです。


マニッシュコーデの代表的なアイテム

どのようなアイテムを使うと上手にマニッシュコーデを作れるのでしょうか。

ここでは代表的なアイテムをいくつかご紹介していきましょう。

1:アウター

・ジレ

もともと男性がジャケットの中に着用していたものが女性向けにデザイン化され、ここ数年の間にすっかり定着したジレはまさにマニッシュコーデ向き。丈のバリエーションもあり、季節を問わずに着用しやすい点も魅力です。ブラウスに合わせると女性らしい甘辛コーデに仕上げることができます。

ジレ

・トレンチコート

もはや女性アイテムとしても定番となっているトレンチコート。フェミニンな印象のデザイン化されたトレンチコートもたくさんありますが、カチッと見せたいマニッシュコーデでは老舗ブランドのクラシックなトレンチコートを選ぶのがおすすめです。

トレンチコート

チェスターコート

正式な名称は「チェスターフィールドコート」。無駄のないスマートなシルエットのチェスターコートはシャープな印象を与えてくれます。

2:トップス

・テーラードジャケット

マニッシュコーデの代表アイテムの筆頭であるテーラードジャケット。これさえあればマニッシュスタイルが完成すると言っても過言ではないでしょう。

特にネイビージャケットは万能選手なので、クラシックなシルエットのものを1着持っておくことをおすすめします。

テーラードジャケット

・シャツ

まずはブラウスではなく、基本的には襟付きのいわゆる「シャツ」をおすすめします。同じデザインでも素材によってさまざまな表情を作り出せるのがシャツの魅力のひとつ。白やブルー系、カーキなどの無地、そしてストライプがあれば十分です。

シャツ

・ニットベスト

特にVネックのベストはコーディネートをシャープな印象にまとめてくれるのでおすすめです。ベストをアウターっぽく使いたい場合はゆったりとしたシルエットのものや、サイドスリット入りのものをチョイスするといいでしょう。

ニットベスト

3:ボトムス

・プレスライン入りパンツ

ストレートやテーパードラインのプレスライン入りパンツは、コーディネートの全体をスマートに引き締めてくれます。きちんと感のあるシルエットで、黒/ネイビー/グレーなどのベーシックなカラーのパンツを選ぶとマニッシュ感が引き立ちます。

センタープレスパンツ

・ワイドパンツ

ボリューム感のあるシルエットで、マニッシュコーデに動きをプラスしてくれます。ハイウエストデザインを選べばシャープでスタイリッシュな印象になるのと同時に脚長効果も期待できます。リネンやウールなど上質な素材感のものを選ぶと、よりエレガントなマニッシュスタイルが完成します。

・デニムパンツ

デニムならではの無骨な印象がマニッシュさを引き立て、白シャツやジャケットと合わせると、こなれた都会的な雰囲気が出せます。ストレートシルエットで色落ちしていないデニムを選べばマニッシュコーデのカジュアルさとシャープさを両立してくれます。

4:シューズ

・レースアップシューズ

「オックスフォードシューズ」「ブローグシューズ」と呼ばれるような、甲の部分を紐で留めるタイプのシューズです。オックスフォードシューズならば応用範囲も広く、あまり悩むことなくコーディネートに溶け込ませられます。つま先などに穴飾りのあるブローグシューズはややクラシックな印象になります。

レースアップシューズ

・ローファー

シンプルでありながら上品なデザインが多く、スラックスやテーラードパンツ、クロップドパンツなどさまざまなボトムスと相性が良いシューズです。ポイントはきちんとジャストサイズを選ぶこと。大きすぎるものはだらしない印象が否めないため、購入時は慎重にサイズ選びをしてください。履くときに靴ベラを使うのもシューズのフォルムを崩さないための大事なポイントだと覚えておいてください。

ローファー

・アンクルブーツ

「チャッカブーツ」「チェルシーブーツ」などのくるぶし丈のブーツは、足元にボリュームを持たせることでアウター着用時などにスタイリング全体をバランス良くまとめることができます。

アンクルブーツ、ショートブーツ

5:バッグ

・トートバッグ

シンプルなレザー製で角ばったシルエットのものを選ぶと、コーデ全体が引き締まります。黒やブラウン、ダークグレーなど落ち着いたカラーを選ぶと、さりげなく大人っぽい印象に。A4 サイズの書類などが楽に入れられる大きめのトートならばビジネスシーンでも大活躍です。

レザートートバッグ

・ブリーフケース

マニッシュコーデをよりフォーマルで知的な印象にしたい場合は、ブリーフケースタイプのバッグがおすすめです。クラシックでかっちりとしたデザインが特徴で、特にビジネスシーンにぴったり。シンプルなコーデにアクセントとして取り入れることで、個性的な印象を与えられます。

ブリーフケース

・クラッチバッグ

小ぶりのクラッチバッグは、マニッシュコーデにスタイリッシュな雰囲気をプラスしたいときに便利です。シンプルなレザー素材や、メタルのディテールが控えめに入ったものがおすすめ。夜のお出かけやちょっとしたイベント時に、マニッシュなスタイルに品格を持たせるアイテムとして活躍します。

6:アクセサリー・帽子類

・ボストン/ウエリントンのメガネ

黒フレームはクールで知的な印象を与えてくれるので、マニッシュコーデにぴったり。大きめのフレームは小顔効果もあり、女性らしさも引き立ててくれます。伊達メガネをコーデのアクセントとして使ってみてもいいでしょう。

アイウェア、メガネ

・中折れ帽(帽子

フェルト素材のフェドラハットやストロー素材の中折れ帽はマニッシュコーデに特有のエレガントさをプラスしてくれるアイテム。クラシカルなデザインがコーデを一段とおしゃれに仕上げます。黒やグレーなどの落ち着いた色で季節に合った素材を選べば、コーディネートに調和し、都会的でスタイリッシュな印象になります。

・シルバーアクセサリー

単にマニッシュの代表アイテムを組み合わせただけだと堅い印象になってしまいがち。そんなときはさりげなくシンプルなデザインの時計やネックレス、ブレスレットといったシルバーアクセサリーを合わせて女性らしさをプラスするといいでしょう。

シルバーネックレス


《2025年最新》おすすめのマニッシュコーデ5選

それでは、代表アイテムを使ったおすすめのマニッシュコーデをご紹介しましょう。

アイテムはシンプルなものばかりですので、すぐにチャレンジしていただけると思います。

ジャカードジャケット+ブラウンパンツ+シアートップ

超定番的なジャケット+パンツのスタイリングも、こんなコーデなら差が付きます。

ポイントはジャカード柄のジャケット。それだけで雰囲気のある着こなしに決まります。男性的になりすぎないように、インナーにはシアーな素材を合わせて、さりげない女性らしさもプラス。

黒デザインシャツ+ジレ+ワイドパンツ

色数を抑えてキリっとした印象を目指したコーディネート。

袖に適度なボリュームがあるシャツとなら、ジレのシルエットとのバランスも絶妙に。シャープさの中にも適度なリラックス感がある、まさにイマドキのコーディネート。

ボウタイブラウス+テーラードジャケット

全体的にはかっちりしたアイテムを組み合わせている中で、ボウタイブラウスがポイントになる装い。

マニッシュコーデであっても、このように1点だけハズシ的にフェミニンな要素を入れることで女性らしさを強調することができます。

コート+パンツ ワントーンコーデ

コートもパンツもすべてを同系色でまとめるとおしゃれな印象に。黒やグレーなどモノトーンだとクールな印象に。ブラウンなどあたたかみある色味のものだと優しい印象に。

ハイウエストパンツ+ジャケット

美スタイルを演出するハイウエストのボトムは、マニッシュなアイテムの代表格・ジャケットを合わせてもメンズライクになりすぎません。

スーツスタイルでとことんマニッシュに決めつつも、デコルテ見せのインナー合わせで女性らしさが際立つルックスに。これぞ、ハイレベルなマニッシュコーデ!


マニッシュコーデに合うメイク・髪型は?

マニッシュコーデは、クールで洗練された印象を与えるスタイルです。メイクと髪型もこの雰囲気に合うようにすることで、より一層おしゃれな着こなしになります。

・メイクのポイント

ベースメイクは厚塗りせず、自然な肌感を残すことを意識してください。アイシャドウはナチュラルなベージュやブラウン系の色味でシンプルに仕上げ、あくまで控えめに。まぶたに陰影をつける程度にすると、クールで知的な雰囲気が際立ちます。リップは、ベージュやローズ系の落ち着いたカラーでマットな質感を選ぶと、全体のメイクバランスが取れます。

マニッシュコーデに合うメイクの女性

・髪型のポイント

ショートヘアやボブは、マニッシュコーデに最も相性の良い髪型です。ショートヘアは、スッキリとしたシルエットがクールな印象を与えます。

ミディアムヘアの場合は、センターパートで髪を分けると、顔の輪郭がシャープに見え、マニッシュな雰囲気が引き立ちます。あえてスタイリングを控えめにし、シンプルさを意識すると、大人っぽい落ち着いた雰囲気に仕上がります。

ストレートカットをマニッシュなスタイルに合わせるなら、髪の毛をタイトにストレートに整えると全体のシルエットが引き締まります。毛先までしっかりとストレートアイロンで伸ばし、まとまりのある髪に仕上げましょう。また、シンプルなローポニーテールは、マニッシュなスタイルに適した髪型です。結び目を低い位置にすることで、知的で落ち着いた印象を与えることができます。

マニッシュコーデに合うヘアスタイルの女性


まとめ

一見難しそうなマニッシュコーデですが、お伝えしてきたように、実はシンプルなアイテムで楽しむことができます。

今回ご紹介したのは基本的なマニッシュコーデの例ですが、 「マニッシュ=男性っぽい装い」をベースに女性らしさを加えるアレンジをするのもおすすめです。まずは基本を押さえてから、少しずつアイテムやシルエットに変化をつけてみてください。

今、おしゃれに敏感な人たちからも注目されているスタイリッシュで知的なマニッシュコーデ。これをきっかけに、ぜひマニッシュコーデを楽しんでみてください。

©︎ Getty Images


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