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シャツコーデ23選《2025年最新》種類や選び方、着こなしのポイントも徹底解説!

一年中通して活躍する「シャツ」。袖を通すだけで背筋が伸びるような気持ちになれるアイテムですが、その種類や素材など、とにかくバリエーションが豊富にあります。

今回は、一枚でも、レイヤードアイテムとしても万能なシャツを、あらゆるポイントからご紹介していきます。

ベーシックな白シャツからコーディネートに華やかさをプラスしてくれるカラーシャツ、旬のビッグシルエットなど、幅広いバリエーションの中からお気に入りのスタイルをぜひ見つけてみてくださいね。

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目次


シャツの主な素材の種類と魅力

シャツとは、一般的には、襟とカフスの付いた前開きの衣服のことを指します。ここでは、その中から主要な素材や種類のシャツを厳選して解説していきます。

リネンシャツ(麻)

ナチュラルな風合いで通気性があり、着心地が良いリネン素材を使用した「リネンシャツ」は、吸水性も高く、春夏に人気の定番シャツです。リネンは、ときに“麻”と言われることがありますが、厳密には異なります。“麻”は、植物から作られる繊維の総称で、リネンはその中でもフラックス(亜麻科)と呼ばれる植物の繊維から作られる素材のことを指します。

見た目にもナチュラルな風合いがこなれて見えるため、大人のコーディネートには鉄板のアイテムです。

デニムシャツ

「デニムシャツ」は、名前の通りデニム生地を使用したシャツを指しています。縦糸に染色糸・横糸に白糸を使用し、綾織で厚手に織られたデニム生地のシャツを指しています。デニムパンツ同様にしっかりとした生地感が特徴で、メンズ・レディース問わずカジュアルなシャツとして定番のアイテムです。着込んでいくうちに、インディゴの色落ちを楽しめるのは、デニムシャツならではの魅力。風合いのあるビンテージアイテムも人気があります。

ウールシャツ

ウール生地を使用した「ウールシャツ」は、羊の毛(ウール)で織られた生地を使ったシャツを指します。保温性と吸湿性に優れ、実用性に富んだ素材ながら、しっかりとした上質な佇まいが特徴。その特性から、秋冬に適したシャツと言えます。汚れやシワがつきにくく、カラーバリエーションも豊富なため、デイリーからアウトドアまで幅広く活躍してくれます。軽アウター代わりに、Tシャツやタンクトップの上に羽織ったり、暑い時には肩掛けや腰巻きとしてもサマになることから、気軽に取り入れやすいのも魅力の一つです。

シャンブレーシャツ

デニムシャツと見た目が似ているシャツに「シャンブレーシャツ」があります。デニムシャツよりも薄手の生地に仕上げられているのが特徴です。柔らかく、カジュアルな中にも上品さがあるため、大人でも取り入れやすいシャツです。

通気性がよくさらっと軽やかな質感で、春夏に人気の種類です。デニムシャツよりも薄手のシャツを着たい日や、気候に合わせて選ぶのがおすすめです。

フランネルシャツ

通称“ネルシャツ”と称され、親しまれている「フランネルシャツ」。ウールやコットンを使用した起毛感のある“フランネル生地”がその名前の由来となっています。チェック柄シャツをイメージする方が多いかもしれませんが、無地のタイプもあります。柔らかな質感と暖かい着心地で、秋冬に定番人気のアイテムです。


自分に合ったシャツの選び方・ポイント

バリエーションが豊富なシャツは、選び方次第であらゆるスタイルが叶います。ここではより自分にあったシャツの選び方をポイント別にご紹介します。

白シャツのコーディネート

なりたいイメージに合わせてカラーを選ぶ

シャツは選ぶカラーによって与える印象が大きく異なります。白やグレー、ネイビーやベージュなどベーシックなカラーは着まわし力が抜群です!清潔感を出したいときは白を、上品でかっちりとした印象を与えたいときはグレーを、自然な着痩せ効果を狙いたいときはネイビーを、柔らかい印象を与えたい時にはグレーをチョイスするとよいでしょう。

対して、シャツを主役にしたコーディネートの場合は、華やかなカラーをチョイスしても!春先はパステルカラーなど、季節感に応じてカラーを選ぶのもおすすめです。

好みの素材や生地を見つける

着心地や肌触り、動きやすさなど、好みや着るシーンによって、アイテムを選んでみましょう。ベーシックなリネンシャツでも、フランス産リネンで、肌ざわりの良さと高級感が魅力の「フレンチリネン」や、コットンとリネンを混紡した生地で、吸水性があり、肌ざわりもよりなめらかなものが多い「コットンリネン」などがあります。

骨格に合わせたセレクトでこなれ感を演出する

主役にシャツを迎える際には、骨格を意識したセレクトが◎。

存在感のあるメリハリ体型が特徴の「ストレートタイプ」は、パリッとした張り感のあるスタンダードなシャツが得意です。

華奢で女性らしい体型が特徴の「ウェーブタイプ」は、軽やかな素材が得意なのでシアーシャツなどがおすすめ。

肉感のないスタイリッシュな体型の「ナチュラルタイプ」は、ザラザラとする質感のコットンやリネンやドロップショルダーなど、ラフさのあるシャツがお似合いです。


シャツコーデの着こなしポイント

きちんと感を出すことができるところがシャツの魅力ではあるものの、かっちり着てしまうと、野暮ったい印象に…。ここでは、ベーシックアイテムであるシャツに今っぽさをプラスするためのポイントをご紹介します。

ラフに着崩す

リネンなどの薄手のシャツは、ラフに着崩して抜け感を作ることがポイント!あえて裾をアウトしたり、襟を抜いたりして、きちんと感のあるシャツをあえてラフに着ることでアンニュイな雰囲気に。ほんのり色気が漂う今っぽい大人なコーディネートが完成します。

素材を生かして着こなす

シャツは、光沢感やハリ、とろみのある質感やシワなど、アイテムによって様々な素材があります。コーディネートの際は、合わせるボトムスとの相性や全体のバランスを考慮して、素材感を生かした着こなしを意識しましょう。特に、独特の風合いを生み出すリネンシャツのシワは、あえて洗いざらしの風合いを生かすことで、抜け感のあるカジュアルなコーディネートが叶います。

相性のよいアイテムで抜け感をプラスする

シンプルでかっちりとした印象のあるシャツに抜け感をプラスするには、華やかな色合いのカーディガンを肩掛けにしてアクセントに加えたり、デニムやサテン生地のボトムスを合わせて、メリハリのあるコーディネートに仕上げるのがおすすめです。


シャツを使ったおすすめコーデ《パンツ》

シャツとパンツの組み合わせは、仕事服としても鉄板の組み合わせ。かっちりはもちろん、合わせるアイテムによってカジュアルダウンも叶う、パンツコーデをご紹介します。

ストライプシャツ×タートルネック

クリーンな印象のブルーのストライプシャツは、インナーに締め色のタートルネックを合わせることでマニッシュな印象に。ボトムス、小物とインナーの色味を統一して落ち着いた大人のコーディネートの完成です。

白シャツ×ファーベスト

定番の白シャツもレイヤードスタイルを取り入れることで新鮮な印象に。ふわふわで柔らかな印象のファーベストを起点に、ボトムス、ミニバッグの色味を統一することで上品な大人コーディネートに。アクセントにカジュアルな赤のトートバッグを取り入れることで、上品な中に遊び心ある装いに。

デニムシャツ×デニム

一見ハードルが高そうに思えるデニム オン デニムのコーディネートも、くすみピンクのスウェットとスニーカーを合わせることでビンテージライクなスタイルに。パールのロングネックレスで品をプラスしつつ、襟元を立てることで程よい抜け感が生まれます。

シルクシャツ×ワントーンコーデ

程よい光沢感と落ち感のあるシルク素材のシャツは、あえて色味を加えず同素材のセンタープレスパンツと合わせて、上品な大人コーディネートに。シャツの裾は、前半分だけボトムスにインすることで程よい抜け感をプラス。アクセサリーや小物にゴールドを散りばめることで、リュクスな印象を加速させます。

チェックシャツ×腰巻き

ヴィンテージライクなスウェットコーデを一段上に引き上げてくれるのは、腰に巻いたチェックシャツ。ワントーンで統一感のあるコーディネートに、チェックのアクセントが加わり、カジュアルながらもこなれた印象に仕上がります。


シャツを使ったおすすめコーデ《オールインワン》

時短できちんと感を演出してくれるシャツ×オールインワン。ここでは可愛さも上品さも演出できるコーディネートをご紹介します。

チェックシャツ×ブラックオーバーオール

少しオーバーサイズめのレッドストライプシャツは、羽織るだけで程よい抜け感とカジュアルさを演出できるのが魅力。ブラックで肉厚なオーバーオールでメンズ要素をプラスして、甘すぎない大人のコーディネートの完成です。足元はあえて華奢なサンダルを合わせることでメリハリを。

半袖シャツ×ホワイトサロペット

ブルーのシャツブラウスにホワイトのサロペットを合わせた、爽やかなムード漂うフレンチカジュアルなコーディネートです。しっかりとした生地感のサロペットが、肩の落ちた抜け感のあるシャツのシルエットを引き締めてくれています。

シアーシャツ×レザーサロペット

シアーなシャツとレザーのオールインワン。正反対の素材合わせでもかっこいい女らしさが漂うコーディネートに。シャツは繊細な生地のものを選べば、大人っぽい印象に仕上がります。

ベージュシャツ×ブラックサロペットスカート

主役級のドラマチックなブラックサロペットワンピースには、光沢のあるベージュトップスを合わせてメリハリを。配色をベージュとブラックの2色までに留めることで引き算コーデ が完成します。

ホワイトシャツ×オールインワン

開襟デザイン×センタープレス入りボトムの上品なオールインワンはそのままでももちろん素敵ですが、ホワイトシャツを腰巻きすることで、さりげないウエストマークを。まろやかなワントーンで優しい印象のコーディネートに仕上がります。


シャツを使ったおすすめコーデ《スカート》

レディライクに仕上がるイメージのあるシャツ×スカートですが、組み合わせによって印象は大きく変わります。ここではお仕事シーンからデイリーまで使える、シャツとスカートを使ったコーディネートをご紹介します。

ホワイトシャツ×ロングレザースカート

ボリュームのあるドラマティックなロングスカートには、トレンドのクロップド丈デザインのフレアシャツを合わせて。タックインとは一味違う、新鮮なバランス感のコーディネートが叶います。

ホワイトシャツ×フレアスカート

ナローに揺れるフレアロングスカートには、ボリューム感のあるレイヤードトップスで動きをプラス。白シャツに同系色&異素材のニットベストを合わせて、軽さと重さのベストバランスを演出します。また色数を少なめにすることで、落ち着いた上品な印象に。

デニムシャツ×チュールスカート

メンズライクな印象のデニムと、女性らしいチュール素材のスカートを合わせたメリハリのあるコーディネートです。トップスにグレーの柔らかなオーバーサイズニットをレイヤードすることで、甘さとメンズ感をうまく調和してくれます。

ブラックドレスシャツ×ブラックロングスカート

上質なドレスシャツは、同じく上品な素材感のロングスカートを合わせることで、ワンピース風のワントーンコーディネートが完成します。ミニマルなスタイルだからこそ、アクセサリーや小物も統一感のあるカラーを意識して。大人の魅力溢れるコーディネートの完成です。

シャツ×リネンスカート

ハッとするほど鮮やかなビビッドピンクが印象的なリネンスカートに、ラフに羽織ったシャツの裾を結んで合わせることでバカンスムード溢れるコーディネートに。力まずラフなムードがとびきり今っぽさのポイントです。


シャツを使ったおすすめコーデ《ワンピース》

ロング丈のシャツワンピースは、羽織りから主役までこなす万能アイテムです。ここではそんなシャツワンピースを使ったおすすめコーディネートをご紹介します。

シャツワンピース×レイヤード

レイヤードスタイルにもシャツワンピースが大活躍!パンツをあわせれば、カジュアルな印象に、ロングスカートをあわせることでフェミニンに着こなせます。秋冬にはベストやジレ、カーディガンなどをプラスして、レイヤードを楽しみながら寒さ対策も忘れずに。

シャツワンピース×抜け感アレンジ

ロング丈で間延びした印象になりがちなシャツワンピースは、前ボタンを上半分だけ開けてインナーを見せたり、袖をまくって適度な肌見せを意識してみましょう。程よい抜け感が生まれてこなれた印象に仕上がります。

シャツワンピース×花柄

大胆な小花柄のシャツワンピースは、主役級の一品。とことんフェミニンに着こなすのも良いですが、あえてキャップやスニーカー、リュックなどメンズライクなアイテムと合わせたミックスコーディネートもおすすめです。

シャツワンピース×デニム

デニムのシャツワンピースはカジュアルな印象ですが、ホワイトボトムスとボートトートを合わせることでマリンムード漂う印象に。首元にスカーフをプラスすることで、フレンチシックなコーディネートが叶います。

シャツワンピース×羽織り

オールホワイトでまとめたコーディネートに、こっくりとした深みのあるブラウンの色味とコーデュロイ素材が見た目にもあたたかなシャツワンピースを合わせて。秋ムード漂う優しげなコーディネートの完成です。


シャツを使ったおすすめコーデ《デニム》

ザ・定番の組み合わせの「シャツ×ジーンズ」。それだけに、新鮮なコーディネート組みが難しかったりもします。今回は、シーズンレスに楽しめる、こなれ感のあるおしゃれな着こなしをご紹介します。

ホワイトシャツ×ライトブルーデニム

ウォッシュの効いたヴィンテージ感漂うバギーデニムに合わせるのは、襟抜きしたラフなムードの白シャツが好相性。ジェーン・バーキンを彷彿とさせる、休日にぴったりな大人のリラックスコーディネートです。

きれい色オーバーサイズシャツ×ワイドパンツ

きれいなくすみピンクのオーバーサイズシャツが主役のコーディネート。合わせるボトムスは、ダメージが施された淡いブルーのワイドデニムをチョイスすることで、こなれ感を加速させた装いに。足元は深い赤のシューズで全体を引き締めて。

コットンシャツ×ダメージデニム

オンにもオフにも使える、着回し力抜群のサックスブルーのコットンシャツを取り入れたコーディネート。ダメージが入ったルーズデニムを合わせてカジュアル&メンズライクなスタイルに。小物は、大人の可愛い遊び心を感じさせるキャップと、バレエシューズをチョイス。仕上げにベストを重ねてコーディネートを引き締めます。

ブラウンシャツ×色落ちブルーデニム

こっくりとしたブラウンシャツ×紺色ブレザーでトラッドかつハンサムに仕上げつつ、オーセンティックな色落ちストレートデニムを合わせることで、メリハリのついたきちんと感の中に抜け感のあるコーディネートに仕上がります。

イエローバンドカラーシャツ×デニムパンツ

品のあるペールイエローが清潔感を漂わせるバンドカラーシャツ。カジュアルなブルーデニムと合わせることで、その品の良さが引き立ちます。効かせ色にオレンジとグリーンを取り入れて、ヘルシーで健康的なビタミンカラーコーデの完成です。


まとめ

今回はシャツを取り入れたコーディネートをご紹介しました。シャツを主役にした着こなしからレイヤード、コーディネートのアクセントとしてまで、一年を通して多彩に楽しめるシャツコーディネートの参考として、ぜひ取り入れてみてくださいね。

©︎ Getty Images


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